久しぶりに部室に集まったトビオ、伊佐美、マル、パイセン。
4人とも自首しようとなったが、警察ではなく世の中に自首をするとパイセンは言い出す。
パイセンが持ってきた1億2000万を使い、その方法を考える。
あらすじ
『ロックフェスをジャックして自首ソングを発表』、『1億でTVジャックして公表』も却下。
トビオがスマホの画面をみんなに見せる。
マル「…おお!カッコいい!」パイセン「ええな この感じ!」伊佐美「これにしよーぜ!場所は!?時間は!?」
トビオ「どーしよっかなぁ!?例えばさ―――・・・」計画を話し合うトビオ達。
外は暗くなって…
マル「よっしゃ出たねアイデア!!」パイセン「これでいこ!!」
伊佐美「あとは準備すね」
マル「決行日はその日しか無いですもんねー」
トビオ「てことは あと4日後か・・・」
パイセン「なーなー作戦名さぁ・・『Where is The Love?』に せぇへん?」
マル「てかパイセンってさぁ・・・自首したら最悪死刑ですよね?」
マル「俺らは多分・・ 何年かで出てこれると思うんですけど・・ パイセン成人だし・・その辺のことって・・ 大丈夫なんすか?」
パイセン「お前ら・・ 左利きの人間の死亡率 知ってるか?100%や・・・ 右利きの死亡率も・・100%・・ つまり・・人間はいつか死ぬ」
そう言いながら部室の外に出るパイセン。
伊佐美「今のどーゆー意味だ?」マル「さあ・・」
「もしかして忘れてたんじゃね?死刑のこと」「あーパイセンならありえるね」「勢いだけで言ってたんかな?『自首』とか」「あの人そーゆーとこあるからなぁ」
伊佐美「どーする?この話消滅?」マル「えー!?」トビオ「しゃーねぇか 俺達だけで・・」
中に戻ってくるパイセン「お前らかて死ぬんやぞ!? 逮捕されるってことは・・前科モンになるってことや・・ 殺人犯っちゅーレッテルは一生剥がされへんねんぞ!? 社会的に死ぬんやぞ!?」
パイセン「それでも自首出来んのか!?わかってんのかぁ!!?」
トビオ、伊佐美、マル「はい」
それを聞いたパイセンは自分の頬を叩く「最っ高やな お前ら!! やったろやんけぇ!!!」
札束をリュックに入れるパイセン「後先考えてたら出来るか こんなもん!!! 怖いけどぉ!! やらな俺の人生 前 進まれへんからやるんじゃボケぇ!!! そうやろ!!? 『生きる』ってそうゆうことやろ!!?」
部室を出るパイセン「行くぞ お前らぁ。今日はもう終わりじゃ!!」トビオ達「はい!!」
パイセン「人生最後のスポッチャ行こか!!」トビオ達「はい!!」
感想
パイセン、マジで勢いだけでやろうとしてたんだろうなぁ… 事件起こった直後に成人のパイセンの自首はヤバイと言ってたのに… でも開き直ったパイセンはかっこいいなぁ。
トビオが提案した作戦はなんだ? 『時間が決まっている』っていうことは自分達で起こすんじゃなくて、何かのイベントなどにのっかる形で事件を公表しようとする作戦か?