矢波高爆破事件から10年後。
パイセンが出所してトビオ、マル、伊佐美と再会―――
あらすじ
パイセンと再会し、居酒屋でカンパイするトビオ達。
近況を話し合うトビオ達。
マルは2リットル2800円の『ミトコンドリア水』という水の権利を持っていて、マルの下の人が水を売れば20%がマルに入ってくるシステム。それで年収が3000万。
伊佐美は今宵の親父の紹介で建設現場で働いている。今宵との間には一人目の『明日男(トゥモロオ)』、ニ人目の子供『ネモ』(翌朝、ネクストモーニングでネモ)が産まれていた。
トビオは蓮子とは別れて(蓮子と別れたのは、爆破事件の逃走中に好きになったから蓮子と爆破事件のことが切り離せなくなっていたため)小さい事務所のアイドルのマネージャーをしていた。飲み会で知り合った2コ下の子と結婚するため式場を探している最中。
パイセンは10年刑務所の中で毎朝6時起床、21時に就寝。番号で呼ばれる生活をしていた。
トビオ達の近況を聞いたパイセン「お前らの幸せ見れただけで嬉しいわ。ありがとさん。今日は何も聽かず逢ってくれて」頭を下げるパイセン。
トビオ「やめてくださいよパイセン!! 俺この10年・・・ パイセンのこと忘れたことありませんから!」
伊佐美「俺も! 1分1秒とは言いませんけど・・・ パイセンのこと考えてましたから!」
ミトコンドリア水を取り出すマル「ほい♪ 飲みなよパイセン♡」
ミトコンドリア水を飲むパイセン「美味いなぁ・・ ミトコンドリアぁ・・」涙を流すパイセン。
マル「じゃあ そろそろ~? スポッチャいきますかぁ!? 俺のおごりで!!」
感想
マルがやってるのはマルチ商法じゃねーか! マルだけに? まぁパイセンにたかっていた頃から金には汚いヤツだったし…
パイセンのことを忘れたことはなかったと言ったトビオと伊佐美。マルはミトコンドリア水を出してごまかしたように見えた… でも忘れたことがなかったと言ったトビオと伊佐美は、刑務所に面会とかは行ってなかったのか? 話している様子では面会に行った様子は無いけど…
まぁパイセンはそんなこと気にして無さそうだったしいいか。それよりもパイセンは「俺だけ刑務所に入れられた」とかでトビオ達を恨んでいるという気持ちもないのか? それと自分を認めなかった親父への当てつけで最高の自首をして資産7割を失わせるという効果があったけど、それはどう思ってるんだろう?