矢波高爆破事件から10年後。
刑務所から出所したパイセンがトビオ達に連絡をとり、集まった。
近況を言い合うトビオ、マル、伊佐美。
それを聞いたパイセンは「お前らの幸せが見れただけで嬉しい」と涙を流す。
その後、4人はスポッチャへと繰り出す。
あらすじ
スポッチャで遊ぶトビオ達。
一通り遊んでマルは帰る「俺はそろそろこのへんで!明日忙しいんで」
伊佐美「相変わらず腹立つなぁアイツ。あの日ガレージにあった残りの金、アイツ絶対盗ってんぞ」
トビオ「おいおい妬むなよ・・・」
伊佐美「だって俺らの金だったわけじゃん?」
トビオ「俺ら? パイセンの金だろ? あの時お前だってマルと一緒に逃げたクセに よく言うわー」
トビオを睨む伊佐美。
トビオ「俺からしたらお前だってマルと一緒だけど・・・? 俺は捕まる覚悟で最後までいたんだ。逃げたお前らとは違うって言ってんだよ」
伊佐美「なんだお前? 最後まで一緒にいた自分だけがパイセンのこと理解してるとか言いたいの? ・・・じゃあもう俺も全部言っちゃうよ?」
パイセンを指差す伊佐美「元殺人犯で、お金も無くて、誰一人身寄りも無い。こんな人間に情けかけて お前面倒みれんの? お前だって結婚間近なんだろ? パイセンの人生受け持つ覚悟ねぇクセに 俺の人生にケチつけてんじゃねぇよバーカ」
伊佐美「あの日 パイセンが捕まった時点で もう終わってんだよ俺らの関係は」
トビオ「じゃあ 何しに来たんだよ お前・・・」
伊佐美「パイセンにあの日のこと 許してもらって楽になりたかっただけだ。お前も一緒だろ? 蓮子のこともそうやって無かったことにしてきたんだろ?」
伊佐美の胸元を掴むトビオ。
2人を止めるパイセン「伊佐美の言う通りや・・!! 確かに俺らの関係はもう10年前に終わってたんや・・・ やっぱ逢ったらアカンかったんやなぁ 俺らは・・・」
パイセン「でも・・ お前らに逢えるだけでよかったと思ってる・・・ こんな拙者はドロンさせていただきまする!」
その場を離れるパイセン。
伊佐美も帰っていく。
帰宅したトビオ。
婚約者の夏っちゃんから子供が出来たと報告される。
夏っちゃんに抱きつくトビオ「ありがとぉー」
たまに開きそうになるあの日の記憶に
俺は幸せで蓋をする
感想
やっぱり揉めたかぁ。これでこの4人の関係も終わりだなぁ・・・ でもこれからなんだかんだで揉めて、関係が切れてなかったのを思い知るんだろうなぁ。
つーかパイセンが一番大人。4人の中で一番年上だけど、一番ハズレを引いたともいえるのに、恨むこともなく、何も要求しなくて「お前らに逢えただけでよかった」と言ってさっさと姿を消すし。
パイセンはどうすんだろ? 住む所はあるの? お金は? 逃亡生活中にトビオが知り合ったホームレスのヤングさんと知り合ったりすんのかな?