双亡亭を壊すべく、青一と緑郎。腹ごしらえをし、小学校で睡眠をとる。
次の朝、登校してきた生徒に発見された。
あらすじ
生徒達にドロボー呼ばわりされる緑郎と青一。
緑郎「ガラスは悪かったけど、何も盗んでないよ…。ボク達、ワケがあって寝るトコがなかったんだよ。ほら、ボク この前転校してきた…」
生徒「あ そういえば… 立木だったっけ?」
緑郎「<双亡亭>に行く途中、夜になって学校に泊めてもらったんだよ」
生徒「おまえは<双亡亭>に何しにいくんだよ?」
緑郎「あの家を壊すんだ…」
生徒達に笑われる緑郎。
青一に話しかける生徒「あー、よく見たら それ、おれのジャージじゃん!何 盗ってんだよ!」
力づくでジャージを剥ぎ取られる青一「ゴメンナサイ…」
先生が教室に来て、緑郎は職員室に連れて行かれる。青一は窓から逃げた。
緑郎の話を聞き入れない先生達。
緑郎(先生はボクの話を聞いてくれない… こんなコトしてるヒマはないんだ!)
職員室を抜けだして青一を探す緑郎「ボクも<双亡亭>を壊すんだ… 青一くん待ってて… 一人で行かないで!」
授業中の教室を外から覗いてる青一。
それを見つけた緑郎(授業を見てとってもよろこんでる…!? そうか… 青一くんはフツーの小学生だったんだ。きっと友だちもほしかったんだろうね。だからさっき他の子につきとばされた時にも、暴れなかたんだよね。)
その2人を見つけた生徒達「あー!ドロボー見つけたー!」
青一にバスケットボールを投げつける生徒達「ドロボーのくせに!やっつけろ!」
緑郎「やめてよ!青一くん、何も悪いコトしてないじゃない!」
生徒「うるっせえ!学校に忍び込んでジャージ盗んだろ!?バツだよ!死刑だ!」
青一の前に立ちはだかる緑郎「ボクはパパを<双亡亭>に殺された。だからカタキを討つんだ。あの家を壊す!その僕が『やめろ』と言ったんだ…『青一くんは悪くない』と言ったんだ… おまえらはこのボクとやるのか…?」
緑郎「コロすぞ。」
生徒達は手を止め、涙を浮かべる。
緑郎(僕は青一くんと絶対<双亡亭>を壊す!!)
緑郎達を捕まえるためか、校門に警察が集まってきた。
感想
この学校は集団登校で一斉に登校するのか?
朝なのにいきなり生徒居すぎ!!
それに双亡亭周辺は爆撃されて、その上壊れずに残っている不気味な双亡亭の近所だろうに、普通に学校はやっているのか。後、この学校はバスケットボールがいっぱいあるなぁ。
ぼっち青一
授業を楽しそうに見ている青一は切ないなぁ。
無くした名札は返ってくるといいなぁ。
青一が6年とはいえないほどの知能になってるのは何故だろう。ひらがなすらも上手く書けてないし。長い時間トオイトコに居たからか?
ブチギレ緑郎
こえー 小6の貫禄じゃねぇ!
緑郎が「コロすぞ」。怒ってるからってここまで言うか?過激なことを言ったのは双亡亭を壊すってことに囚われているためか?双亡亭を壊せそうな可能性を持つ青一を守るために、あれほどムキになったのか?