みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

双亡亭壊すべし

【双亡亭壊すべし】14回「<双亡亭>進入」やっと入ったよ!皆で入ったよ!!

投稿日:2016年6月29日

とうとう双亡亭に突入!

 

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あらすじ

付いて来た凧葉に怒る紅「何故…?なんでです?ここはアナタ達一般の人には危険すぎます!」

特殊災害対策室の宿木「それは私が許可した。」

特殊災害対策室の森田「先ほど急に<双亡亭>に関わる重要な情報をお持ちと判明したので… 改めて参加いただきました。」

凧葉「スマンな、紅さん… だまっててさ。それに…もう<双亡亭>の敷地内に入っちまったし…」

凧葉「森田さんまでこの作戦に加わってるなんて思わなかったケド、なんで宿木が指揮官なんだよ~」

森田「私は情報担当ですから… 現在<双亡亭>の四方、数か所からこれと同じ集団が侵入しています」

森田「四名の志願隊員に護衛された民間の特殊専門家達が、ひとつの班になっています。」

森田「そして、その後に続くのが『爆破部隊』。建造物破壊の専門班が炸薬を仕掛けるのです」

森田「この<双亡亭>破壊作戦は、この屋敷を内部から爆薬で吹き飛ばす事… その『爆破部隊』の護衛と補助なんです」

凧葉「でもそれって効くのかよ?戦闘機のバクダンでもダメだったのによ。」

紅「この前の説明会、ナニ聞いてたんですか? 何度目だったか、秘密に<双亡亭>を壊そうとした時… 隊員さんがあわてて… バズーカ砲を撃ってしまったらそれが…」

凧葉「偶然開いていた玄関から中に入って爆発して効果があった…からかァ。思い出したわ」

森田「ですから、我々はこれより内部に入り、便宜上分けた4つのエリアで爆弾設置をします。外より視認できる中心家屋を対象とし、爆破は各指揮官の任意で…」

第1班 アウグスト博士

特殊災害対策室退院「第1班、超常現象研究グループ・アウグスト博士!

双亡亭の庭園を機器を使って測定する超常現象研究グループ「EMF測定、KⅡメーター共に磁場の変化はありません。」「庭園各所に受信器設置」「サーモグラフィカメラに異常は感知していません」「幽霊、心霊体、幻覚、共に反応無し」「電気的現象、磁性現象ありません」「クリア!」

第2班 柘植紅

特殊災害対策室隊員「よし、第2班玄関ホールより突入!」

特殊災害対策室隊員「玄関の扉開きます!二班 刀巫覡、柘植さんお願いします!」

宿木「危険は感じるか!?」

紅「いいえ!」

特殊災害対策室隊員「よし… 注意して… 踏み込め!!」

中には樹木のような柱が立っていた。

凧葉「なんだよ… 気味の悪ィ柱が何本も…」

森田「天井を支えるため… じゃないですね…」

紅「な…に… あれ? 階段…?」

隊員「こちらに麩!和室がある模様!」

宿木「まだ さわるな!」

目の前には大きな穴、中には螺旋階段が。

凧葉「な…なんだァこりゃ…」

第3班 朽目洋二

隊員「第3班 修験者 朽目洋二さん お願いします!」

朽目「がははは バーカ!俺にいちいち確かめなくったって、奥にゃ何にもねーよ!登ってみな!」

階段を上っていく隊員「あ… 階段が天井に刺さっているだけ…」

隊員「この階段は行き止まりです!何もありません!」

第4班 鬼離田姉妹

宿木「和室に入る!麩を開けろ!」

隊員「四班 新霊能力者 鬼離田姉妹!!」

鬼離田姉妹「あらあら、和室ですって。そこ お部屋といえるのかしら!」

隊員が麩を開けると奥行きが少ししか無い部屋が。そこに人物画が置かれている。

鬼離田姉妹「まァ…さっそくこのお屋敷の御主人がお出迎えですわ」

紅「これは説明会で見たわ。坂巻泥努」

凧葉「わざわざ自分の肖像画のために、奥行き50センチにも満たない使えない部屋を作った。ヘンな絵描き」

紅「タコハさん… さっき森田さんが言ってたけれど… <双亡亭>に関わる重要な情報を持ってるって…」

凧葉「オレも知んなかったんだよ… この前…説明会で<双亡亭>建てたのが坂巻泥努だって聞くまではさ…」

凧葉「大昔に古本屋の奥の横に積んであるトコから、私家版…つまり自費出版の古本を見つけて買って帰ったコトがあるんだよね。」

その本の背表紙を見た事を思い出す凧葉「『奇しき芸術 我が家』坂巻…なんて読むのよコレ」

紅「ここを建てた者の本を!?タコハさん、読んだコトがあるんですか?」

凧葉「ずっと前だよ。その本にゃ<双亡亭>なんて書いてなくて『我が家』ってあっただけだったんで… まさか、隣だったなんてなァ…」

森田「その本は今…」

凧葉「この前の空爆でアパートもろとも…」

森田「その本は我々も知らなかったものですから、それを読んだ凧葉さんに重要情報提供者として来ていただくことにしたんですよ」

紅「もう!なんでそんな本を読んだのですか~」

凧葉「古本屋でパラパラやった時、印刷悪かったけど絵が載っててさ、なんかその絵が好きだなって思ったから…」

隊員「隊長、こちらに鉄の扉があります!」

宿木「よし!開け。油断するな!」

鉄の扉を開ける隊員。

凧葉と紅「あ…!」

感想

森田の作戦の説明で、4つの班が別々に侵入してるのかと思ったら一緒に入って中で四カ所に別れる作戦か。最初に読んだ時、コイツらはバラバラに入ったのに泥努の絵を発見した時に「なんで一緒に居るんだ?」って思ってしまった… で、まだ玄関ホールでは霊気とか妖気とか磁場は感じないんだな。鉄の扉の向こうも凧葉や紅、宿木の反応を見る限り、化け物登場!とはいかなそう。
外からのバズーカ砲(森田「無反動砲ですから…」)の撃った弾が屋敷の玄関から中に入って破壊出来たのなら、わざわざ危険を犯して屋敷の中に入らなくてもいいような。戦車でももってきて屋敷の入り口を開けて、そこに向かってドンドン撃てば双亡亭に入らずに徐々に崩せていけそうだけど。
凧葉はただカッコつけて付いて来たんじゃなく、一応役に立つ可能性があるのね。凧葉は記憶力悪そうだけど…
大昔って大げさに言ってるんだろうけど
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老けてるなぁ。凧葉はまだ美大卒業したばかりの20代だろ?その20代が大昔って言ってるのが時の姿がこんな姿…
凧葉が「なんかその絵が好きだなって思った」っていうのは泥努と波長みたいなのが合うのか?
説明会後に紅と喋らなかった二人組。
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この片方の存在確認!
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ただ単に紅と知り合いじゃなかっただけか?でも紅は刀巫覡は日本一の腕前だから、日本一と知り合いじゃないってことはショボそう… どう見ても日本人だから「外国人だから紅と知り合えなかった」ってわけでも無さそうだし…

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