双亡亭を壊すべく侵入した凧葉、紅と超常現象能力者のプロ達。
出てきた『双亡亭に取りつかれた人達』を倒すが、投光器が壊れ…
あらすじ
投光器の調子が悪くなり、辺りは暗闇に包まれる。
特殊災害対策室の宿木「各自、暗視ゴーグルを装着!」
暗闇になり、一人になる紅「タコハさん… 森田さん… 宿木隊長… 近くにいるんですか?」
紅(真っ暗… 山奥で修行して暗闇に慣れている私がぜんぜん見えない…)
紅(変だ… この暗さはおかしい! この玄関ホールには大きな窓があったはず! 早朝の光が入ってきていた… 投光器なんて要らないくらい…)
紅(何か… 正体不明の… あるいは、この<双亡亭>自体の意図を感じる… すぐ近くにいたタコハさんの気配すら無くなるなんて…)
暗闇の中に扉を見つける紅(扉? 油断しちゃいけない… また、ここから意思のない警官達が襲ってくるかも…)
扉の中を除く紅「な… 何…? これ…」
内閣総理大臣官邸
青一「ラクロ… ナニ、ココ?」(青一は緑朗のことをラクロと呼んでいます)
緑朗「よく知らないけど… 総理大臣のお家かな…?」
緑朗「僕らになんの用だろう… ここに連れて来た宿木サンは、ここで待っててくれって言っていなくなったけど… でも気になるコト言ってたよね…」
緑朗の回想の宿木「私は先に行っているが、君らも総理に今度は『頼まれて』<双亡亭>に来ることになるかもな…」
青一「ヘンナ… ヒト…」
緑朗と青一のところに大勢のスーツを着て暗視ゴーグルを着けた男達が現れる。
緑朗「え… 何? みんな変なメガネつけて…」
突然証明を消し、暗闇の中で緑朗達に襲い掛かるスーツの男達。
緑朗「な… なんで…!」
暗闇の中、攻撃を避け、男に灰皿を投げつける緑朗。男達を撃退する青一。
倒れたスーツの男の一人「う… 痛う…」
緑朗「なんで襲ってくるの? 僕たち悪いコトしてないのに!!」
他のスーツの男達「うう… 総理…」「大丈夫ですか…」
緑朗「へ… そうり…って?」
証明のスイッチを要れる男「これで気が済んだか、アツシ。その子らが確かに<双亡亭>を目指す少年達だ」
緑朗「あれ… おじさん、テレビで観たことある…」
スイッチを入れた男「桐生信一だ。防衛大臣をしている」
青一「アツシ…?」
桐生「そっちの男の名前だ。どうしても君達が特別な子だと確かめたくて、ひどい目にあわせた張本人だ」
暗視ゴーグルを取るスーツの男「ああ… 私は斯波敦。内閣総理大臣だ」
緑朗「ええええええ!!」
青一「ソーリ… エライヒト…」
斯波「青一… 君の不思議なドリル… 見せてもらったあsン点 その力の理由はいずれ教えてもらおう… だが今は、立木緑朗… 君のことだ…」
斯波「君は証明を消した真っ暗のこの部屋で、SP達の警棒をかわし、正確に逃げ回り、見えていないはずの灰皿を取り、敵の顔面に一発で叩きつけた…」
緑朗「だって… そんなに暗いってカンジしなかったから…」
斯波「普通の人間が赤外線照射と光増幅管付きの暗視ゴーグルでやっと見える闇の中がか… 禄郎よく聞け。君のように暗闇で目が効く者が2人いる。桐生と私… <双亡亭>で一度奴らに取り憑かれた者だ」
場面変わり、双亡亭内の紅
紅「な… 何… 私の肖像… 画…?」
紅の前には紅の肖像画が。
再び禄郎達と話す斯波総理
斯波「今から45年前… 中学生だった私達は<双亡亭>に探検しに入った… 一緒に入った女の子が… 恐ろしい目にあった…」
斯波「その直前… 彼女は立ち止ったんだ…」
緑朗「何を見たの…?」
桐生「絵…だと思う… 絵が飾ってあったんだ…」
感想
取り憑かれた緑朗もこんな決めポーズをするようになるのだろうか。緑朗が敵に止めを刺したら決めポーズをするべし!ってなるのかな。
で、ここにきて緑朗達の話かよ!超常現象のプロ達の活躍をもっと見たかった。後、「いずれ」じゃなくて今、青一の『不思議なドリル』のコトを聞いてよ総理! 暗闇で目が見えるよりも、青一の不思議なドリルが気になるー。青一の謎が明かされるのはまだ先ってことかぁ。
斯波総理が話した『双亡亭に入って憑りつかれた人は暗闇でも目が利く』。と、いうことは暗闇の中で対応できていた青一も双亡亭に入ったことがあるってことか? 飛行機乗って『トテモトテモトオイトコ』に行って『アノヒト』と会って「ズットタタカッテ…」と言ってたけど… 双亡亭に行く暇なかったのに。飛行機に乗る前に双亡亭に入ったのか?近所に住んでたみたいだし。それとも『不思議なドリル』と同じように『闇でも目が利く』能力もトオイトコで手に入れたのだろうか?
緑朗は運動神経いいのか?見えてるとはいえ、不意打ちのSPの警棒を避けたし。緑朗も戦えるようになるのか?
斯波総理と話をし終わった後に禄郎達も双亡亭へ向かうのかな? 紅や凧葉と合流できるのはいつになるだろう。
双亡亭に取り憑かれるべし?
双亡亭を壊す者になるには、双亡亭に取り憑かれて暗闇でも目が見えないとダメなのか? そうなるために紅もここで双亡亭に取り憑かれるのかなぁ。扉の出方も、双亡亭が紅を誘っているようにみえるし。 でも、『双亡亭に取り憑かれた者が双亡亭を壊しやすくなる』っていうのは、もしかして双亡亭は壊されたがっているのか?
紅は第1話のナナちゃんみたいに手が伸びるようになっちゃうのかなぁ… 紅が今の能力のまま、手が伸びるようになるとさらに強くなれるなぁ。でも紅が強くなっても、目から手が出てきたらイヤだなぁ…
この紅が
↓こんな風に…
目から手が出てくるヒロインなんて見たくない…
次回、紅は日本一の刀巫覡の腕前を披露して双亡亭の呪いから逃れられるか?