第1話を振り返るべし
ボロアパートに住む、絵本作家になりたい美大を卒業したての凧葉務。
その隣に引っ越してきた少年・緑朗と知り合うが双亡亭に父親を食べられて発狂。
総理大臣の斯波が双亡亭にミサイル攻撃を命令し実行するが屋敷は無傷。
羽田空港には40年前のボロボロの飛行機が現れ、謎の少年・青一が発見される。
ジェットコースターのような激しい展開の第1話だった。
第2話のあらすじ
紅、双亡亭に向かうべし
「こん紅、緑朗と父が害されちあれば、控えておらるるわけがありません。」
紅は双亡亭に向かう。
前回の最後に出てきた「滝行をしていた女」は緑朗の姉?名前は紅。
おばあさまとの会話で訛りがキツくて読みにくい… 紅が凧葉とかと会話するときは普通に喋ってほしい。
扉絵で紅が持っている小太刀の刃の部分が赤く光っているのは、対妖怪オバケの専用の武器なんだろうか。
凧葉、緑朗の見舞いに行くべし
爆撃の次の日、知り合いの小高の部屋で「JETサンダーラーメン」を食べ、テレビを見る凧葉。
1970年9月の心霊特番で芸人の「目ん玉兄弟」のメンちゃんとリポーターの橋本レイナが双亡亭を取材。(明らかなヤラレ役の二人…)
目ん玉兄弟が目ん玉剥きだして双亡亭の犠牲に。ヤラレ役遣られるべし…
(この取材映像で「双亡亭は大正時代の金持ちの画家が建てた」と判明。)
凧葉は緑朗に「オレなら、屋敷の奥も探検してみたいな。」といったことを思い出し、罪悪感を感じ緑朗にネコの絵を見せに病院に行くことに。
凧葉、親戚と会うべし
緑朗に会う前に「特殊災害対策室」の人間に声をかけられた凧葉。強引に連れて行かれ、羽田空港に降り立った45年前の飛行機から出てきた少年が、凧葉務の祖父の兄の子供『凧葉青一』だと伝えられる。
青一が収容されている部屋に案内される。青一はマジックミラーの上、防音仕様なのに凧葉が持つスケッチブックに描いてあった双亡亭の絵に激しく反応、暴れるがネコの絵を見ておとなしくなる。
その後、青一は鎮静剤を打たれて拘束される。
双亡亭壊すべし
心神耗弱状態で口もきけない緑朗に『特殊災害対策室』の宿木が双亡亭での出来事を追求。(前回、緑朗が血の涙を流していたのは大丈夫だったのか)厳しい追求に凧葉が止めに入り、宿木のやり方に激怒。
激怒する凧葉を見ていた緑朗は
おこる・・・? このヒトみたいに・・・ おこる・・・? ボク何もできなかった・・・ パパ、だから、これからボク・・・ できることをやるね・・・
<そうぼうてい>め <双亡亭>め 双亡亭壊すべし
鼻が○でかわいいけど目がこえええええええええええええ
も、もしかして…毎回話の終わりは「双亡亭壊すべし」で終わるのか?
感想
やはり、主人公だから、凧葉も双亡亭に何らかの因縁があったか。
扉絵で出てきた凧葉以外の3人、「緑朗」「青一」「紅」はそれぞれ名前に色が入っている。3人が絵の具で絵描きの凧葉が描く?凧葉が司令塔みたいな感じになるのか?凧葉はハートは熱いけど、頭良さそうには思えないけど…
双亡亭を建てた画家とも関連するんだろうか。青一も絵に反応したし。
青一
緑朗の入院した病院が「緋立(ひりゅう)」保険病院。
青一の名札にも「緋立」小学校6年2組。
45年前に青一も双亡亭、もしくは周辺に住んでいた?
青一の「手足がドリルになる」能力はどこで手に入れたんだろう。45年歳取ってないし、飛行機に一緒にいたバケモノといい、謎めいてる。双亡亭は時間をも捻じ曲げる能力があるのか?
双亡亭への執念
双亡亭の生存者(斯波総理、桐生防衛大臣、そして今回の緑朗)は「双亡亭を壊すべし」という激しい執念に取り付かれるようになってしまうんだろうか?
特殊災害対策室は元々は総理が『双亡亭を壊すため』に作ったんだろうな。そして今後は「双亡亭強ええええ」って感じを出すために特殊災害対策室の雑魚職員がヤラレ役になるんだろうなぁ…
それにしても、こんな優しい顔の緑朗が
こんな表情になるとは…
双亡亭恐るべし