第3話「出会い」
あらすじ
説明台詞をしっかり聞くべし
柘植紅(つげ・くれない)は「刀巫覡(かたなふげき)」の一族で「お祓い」の力は現役の巫女中で日本一。え?世界にもいるのか?
刀巫覡は小刀を使って呪いを断ち切る巫女のこと。
親切に説明してくれる宮司さん達で助かった。
そして紅自身の回想で緑朗とは離婚したときに生き別れた弟で3年ぶりに会う。緑朗と紅の苗字が違ったのはそういうことね。
神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人々を指す。女性は「巫」、男性の場合は「覡」、「祝」と云った。「神和(かんな)ぎ」の意。
刀巫覡をする紅は刀でお払いするということなのか。
「双亡亭壊すべし」で共鳴する青一と緑朗
凧葉と「特殊災害対策室」の宿木が緑朗の病室で揉めている。そこへ紅が顔を出した瞬間、激しい振動が。
手のドリルで病院の床を破って青一登場!
病院の床壊してんじゃねえ
凧葉は宿木に対して大声で文句言ってるし、宿木達は銃を出すし、こいつら病院で騒ぎすぎ。大人達は緑朗を見習えよ。
見よ!地震と勘違いするほどの揺れが起こってもこの反応!
反応ゼロ!!これはこれでヤバイ…
緑朗に話しかける青一「ズットココカラ・・・ニオイ・・・シテタ・・・オマエ・・・カラダ・・・」
青一「ソウボウテイ・・・ボク・・・コワス・・・」
緑朗「ボクも・・・壊したい・・・」
青一は緑朗を連れ、病院の壁を壊し飛び出て走りだす。
緑朗を追うべし
緑朗達をスクーターで追おうとする凧葉。紅が凧葉にしがみつき「緑朗ん姉ちゃんや!追いつかんかーっ!!」。二人が二人を追跡。
超スピードで走る青一になんとか追いつき、紅と青一が激突!
これはまるで不良に悪い道へと誘われた弟を助け出す姉の図。
どっから小刀出してんだよ!スクーターに乗ってたときは無かったぞ。
感想
紅「憑かれた者はとんでもない力を出すけんど」「緑朗、魅いられた・・・!?」
この言葉から双亡亭に入った者は何かしらの能力が付くのだろうか?
斯波総理も双亡亭を壊すために国のトップにまで上り詰められたのは、何かの能力があったからなのだろうか。
緑朗も手足がドリルになっちゃう?
凧葉の性格
宿木が緑朗へのキツイ尋問をしてたのを止めに入ったり、緑朗を追いかけるときに躊躇なく高いところからスクーターごと飛んだりと、少年漫画の主人公らしく熱い性格。特殊な能力がなくても味方がピンチになると自分の身を省みず飛び込んで行きそう。
紅の訛り
前回の紅「おばあさま行っち参ります。」「ですが、こん紅、緑朗と父が害されちあれば、控えておらるるわけがありません。」
読みづらい…
「害されちあれば」えっ?何言ってるかわかんない…
今回の紅「ようやっと会える。緑朗、待っちょってな。姉ちゃんが今、行っちゃるけん。」
紅の訛りが取れてきた。
そういえば「うしおととら」にも方言を話す女学生が出てきたな。箱に入っている「お外道さん」を操ってた転校生が。てここで気付いた。アニメの「うしおととら」でお外道さんのエピソードがカットされてることに。サトリのエピソードもカットされたし、凶羅も出てこなかった。大学生の香山と片山も出てこない(今回の凧葉のスクーター爆走はナマハゲ編での香山と片山を思い出した)。それとも見たけれど婢妖に記憶を消されたのか?
「うしおととら」の本筋と関係ないエピソードはカットされるのもしょうがないか…
今回、壊れたもの
・病院の床、壁
・紅と緑朗の姉弟の仲
・小高さんのスクーター
壊れなかったもの
・双亡亭