45年前、青一達は侵略者の星に引き寄せられたが、”白い水”のアノヒトの力でアノヒトの星に避難していた。
しかし、アノヒトは”黒い水”の侵略者に身体を奪われて続けていた。
感情がないアノヒトは身体を奪われるままだったが、青一達がアノヒトと身体を同化して反撃を開始。
反撃にあい、追い詰められた侵略者は…
あらすじ
青一に水をかけられて青一が経験してきたことを見せられる緑郎と歴代の総理達。
青一と同じ旅客機に乗っていた乗客達はアノヒトと同化して侵略者と戦っていた。
しかし、その戦いで乗客達は命を落としていった…
大人達は年老いた者より先に戦った…
年老いた者は子供をかばって戦った…
子供はより幼い者を守って…
アノヒト「青一、マコト、彼等の星は我々も侵入した事は無い。この大気からして君達の言う『空気』ではないのだ。何があるかわからない。気をつけなさい」
青一「ワカッテル…ヨ オジイチャン…」
マコト「ソロソロ ジメンガ… ミエル… オニイチャン」
黒い星に到着した青一とまこと。先にナカマが戦っていた。
青一「アソコ… ナカマガ タタカッテル」
まこと「デモ… オカシイヨ… アイツラ… オジイチャント オナジ ウミノカラダ ナンデショ? ジメン… ソンナ… ウミ ドコニモ ナイヨ…」
黒い星の地面には水が無かった。
青一「イヤ… マコト アソコダ…」
地面に穴が開いているトコロがあって、そこに黒い水が流れ込んでいた。
戦っている青一のナカマ「セイイチ! マコト! ヤツラ ニガスナ!」「ケンジタチモ オッテル…!」
青一「ワカッタ!」
その場はナカマに任せて穴に入っていく青一とまこと。
地面に空いた竪穴を降りていくと途中で横穴になっていた。
横穴を進む青一とまこと。
その先にケンジが倒れていた。
ケンジ「ヤツラ… コノアナニ ハイッテカラ… ウゴキ…チガウ。マルデ…ショウキヲ ウシナッタヨウ… メチャクチャ…アバレテ…」
青一「イマ… ボクノ<ミズ>ヲ ケンジニ アゲテ…」
ケンジ「イイ…モウ ボク… タスカラナイ… ゼッタイ…アイツラ…コワシテ…クレヨ…」
ケンジ「マタ…ガッコノ グランドデ… トウチャント…キャッチボール…シタイナア… ココジャ…セミノコエ… シナイカラ…」
ケンジは息を引き取る…
先に進む青一「ケンジ…タロ…ゴロー…フミチャン サカエ…ヨシマツ…カオリ…サトコ…イッチャン… ミンナ…ミンナ…コノホシノ ヤツラノ セイデシンダ… ママ…モ パパ…モ…」
その先にも侵略者達が暴れていた。
敵を縛り付けるまこと「オニイチャン イッテ!」
さらに奥へと進む青一「コノオクニ ナニガ アルンダロウ?」
アノヒト「しまった! 私は何故 推測できなかった…? 青一達がこの星に引き込まれた時に気付くべきだったのだ!」
アノヒト「彼らがどうしてそんな事ができたかは解らない。だが、この穴はとてつもなく遠い空間とつながっている!! 彼らは今、その空間に逃走しようとしているのだ!! よく見ろ青一! 穴の果てに見える物を…」
穴の奥には宇宙空間に浮かぶ地球が見えていた。
緑郎(そして、見えて来た…その建物は…)
侵略者「我々はあそこへ行くのだ… 生き残った我々は…死にかけた星を捨て…あそこへ…行くのだ…!」
青一「ナンダ…? ココハ ナンダ…? トテモ…ジャアク… アクイガ フキツケテクル! キケン! ココハ キケンダ!」
感想
アノヒトと同化したら一方的に攻撃できるかと思ったら結構やられちゃうのね…
倒れてるケンジに青一が「<ミズ>をあげて…」って言ってたけど、体内の”白い水”を消費してるのかな? それとも怪我したから体内の水が流れ出た?
青一は能力を持っていない人に白い水を分け与えて力を与えることは出来るのかな? 水を浴びた歴代総理も戦ったりして。
“黒い水”の侵略者と双亡亭の関係は?
アノヒト「侵略者がいる黒い星は空気が違う。」
双亡亭にいた”何か”も窒素に弱いからそれと同じってことかな? でも双亡亭の姿を見た青一が「危険! 邪悪で悪意が満ちている」と感じとったのは既に何かが居たってことだよなぁ。双亡亭に先遣隊を送っていたか、それとも別の何かと侵略者が同化して…ってなるのかな? 双亡亭で人間に取り憑こうとしていたのは”黒い水”ではなくて”つた”状のものだったし…
横穴にいたケンジが「やつらはこの穴に入ってから凶暴になった」と言っていた。双亡亭にいる何かに影響されて凶暴になったのかな?
青一達は”白い水”と同化したけど、”黒い水”の侵略者も双亡亭にいた邪悪な何かと同化したのかな? 双亡亭に入ったことのある緑郎は『暗闇の中でも目が見える』ようになったけど、これは”黒い水”に触れたとかなのかな? 凧葉が操れるようになった”黒い手”は”黒い水”と同化して得た能力?
凧葉が黒い手が操れるようになったキッカケは肖像画の中にいた青年(泥怒?)だったけど、
この青年が双亡亭に巣食っていた”何か”なのかなぁ? 邪悪な感じはしなかったけど。
色々な謎は次回に明らかになる…?
いつも拝見させて貰ってます!
それにしても話のスケールが圧倒的にデカくなりましたね(゜ロ゜;
宇宙意思的な?目が離せませんね(^^)