みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

喧嘩稼業

【喧嘩稼業】67話「もう面倒くせーから さっさと煉獄の次に出す技を教えろよ!!!」「…次の技 …思い出せない」「でしょうね!!!」

投稿日:2016年10月3日

陰陽トーナメント1回戦第3試合
『入江文学』対『櫻井裕章』
“後の先”で文学の攻撃に対応し、攻撃する櫻井。
劣勢になった文学は自分の耳を犠牲に”煉獄”を櫻井に放った!

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あらすじ

煉獄を喰らう櫻井(攻撃の種類が多様だが繋がっている!!! 適当に打ち続けているわけじゃない)

上段足刀を放つ文学。文学と距離ができる櫻井(距離が開いた!! 間に合う!!!!! 推す打撃で弾き飛ばす)

反撃しようとした櫻井だが文学の攻撃が先に当たる(?!? 入江の次の一手のほうが僅かに早い…)

櫻井(反撃すれば逆に痛手を負う… 佐藤十兵衛が佐川弟に使った連打か。耳を犠牲にする価値がある技)

櫻井をコーナーに追い詰める文学(退避場所を狭めて煉獄の威力を強める)

文学(おそらく俺たちの煉獄は未熟で不完全なものなのだろう)

回想1

試合前に十兵衛、高野、文学、カワタクで話し合っている。

文学「富田流はうちのやり方で煉獄を使う。進道塾はフルコンだ。煉獄さえもカベを想定していない。うちは違う。壁も利用する」

回想2

文学の家で文学と十兵衛の会話。

十兵衛「話半分だとしても櫻井はかなりやばいぞ。S級というランクになるためには それなりの回数を戦っている。そして全く知らないヤツなのに田島が選んでいる。かなりの死線を超えているのは間違いない」

文学「―で? 死線を超える戦いをしたら何を得てどう強くなれるんだ?」

十兵衛「躊躇なくころ…」

文学「俺もお前も命懸けの場で躊躇するか? 見えないし確認もできないものを信じてどうする」

文学「櫻井のセコンドがお前に話した事の意図は『死線を幾度も超えた』看板でビビらせようとしたんだよ」

文学「死線を超えて強くなるひどく曖昧な強さを求めるより富田流は具体的な強さを追求する」

試合に戻る

櫻井(打たれすぎた… 反撃を諦めもっと早く防御に徹して打ち疲れを待つべきだった)

櫻井は顎を引き
筋肉に力を入れる
大きい筋肉だけではない
細かい筋肉まで
全身の金に来に力を入れる
kenka67b.jpg
鋼の肉塊

回想3

回想1の場面に戻る。

文学「無能なヤツなら煉獄だけで決まるが出来る者なら打ち疲れまで防御に徹する。そこを突く」

文学「全身に力を入れた防御なら攻撃側の変化に対処が一拍遅れる。その一拍の無防備な時間を必殺につなげる方法を模索したい」

文学「第一候補 金剛。決まれば終わりだが条件が厳しい。心臓付近をガードされていたら一拍じゃ間に合わない」

文学「第二候補 高山。煉獄に慣れた目の高さから一瞬消えるので充分間に合う」
試合中の文学(高山で持ち上げる時に櫻井なら足をロープに掛けて防ぐ可能性が高い。第二候補却下)

十兵衛「んじゃ 俺が第三候補を…」

それを聞いた文学「有りだな」

十兵衛「2,3回今のうちに練習しとけば ほぼ確実に出来るんじゃねー?」

試合に戻る

文学(第三候補に確定)

文学(十兵衛… 死線を超えて強くなるような事があるならさ。お前を喰らって確かめてやる)

感想

今回は試合は動かずに煉獄打ってるだけじゃねーか!

煉獄中の文学から回想が滝のように吹き出した

だけじゃないかぁぁぁ

佐川徳夫は煉獄を破る事なんか屁とも思わんだろうが
読者はそういうのを大切にしてきたんでな

徳夫が見せなかった煉獄破り。徳夫と方法は違うかもしれないけど櫻井の煉獄破りが出るかも!と期待したが… 煉獄破りは上杉と柴原の試合までお預けか?
櫻井(反撃すれば逆に痛手を負う… 佐藤十兵衛が佐川弟に使った連打か)
健忘症でも覚えとけよ… 前の試合で弟子が使った技なんだから。試合序盤で櫻井が鉤突きをガードしたのは、富田流の十兵衛が見せた『鉤突きから始まる連打』を覚えていてガードしたかと思ったのに…

哀しいな裕章…
ワンデートーナメントなのに見ても覚えていない

それでも『反撃が出来ない』『耳を犠牲にするほどの価値のある技』と理解すると防御に徹する櫻井は流石。無一と同じ反応なのは櫻井と無一は同レベルの強さを持っているということか? 無一と同レベルの櫻井を倒す事で、文さんが父を超える。となるのか?

父を超える?
何わけのわかんねー事言ってんだよ
キモイんだよ
俺ら練習で汗かいたからダッシュでポカリ買ってこい

フィジカルもいいが何よりハートがある
ここまでやれるヤツなら必ず強くなる

櫻井が死線を超えてるからってなんとも思わなかった文さん。文さんは以前に「死線を勝ち残り真の意味で本気になった関を決勝戦で当たるのはまなりマズイ」と言っていたけど… 櫻井が文さんのことを「詰めが甘く、死線を超えた戦いを経験していない」と感じ取ったのは、文さんは「自分は死線を超えていて躊躇なく本気で戦える」と思っていたけど実際はそうでは無かったということか?
『死線を超えること』を軽んじていた文さんが「死線を超えて強くなるような事があるならさ。お前を喰らって確かめてやる」と考えが変わりそうなのは、櫻井と戦って『死線を超えている者の強さ』を感じ取ったからか? 陰陽トーナメントで関などの陽側も成長するかもしれないけど、文さん自身も死線を超える戦いをしてさらに強くなれるのかな?
櫻井が指摘した『詰めの甘さ』が無くなるのかな?

もう俺はシリアスで戦う事しかできない!!

やってるヤツが相手なら技をパクれ!!

煉獄の性質を即座に悟って防御に徹して打ち疲れを待つ『出来る者』には、その防御で硬直する隙を突く。壁を利用して威力を高めるなど、技をパクるだけじゃなく進化させようとしている富田流。櫻井が「入江の攻撃にはアイデアがあり技の完成度も高い」と褒めていた部分だろうな。でも、櫻井のチェーンパンチからの猿臂みたいに煉獄を繋ぎとして止めの技を決められるのか? 出来る者がその隙を見逃すだろうか? 煉獄を喰らって防御に徹した『出来る者』である入江無一は上杉のバックステップに即座に反応したけど… 櫻井は無一よりも身体の細かい筋肉まで力を入れてるから、文さんの咄嗟の動作に反応出来ない?

富田流の煉獄には必殺が必要なんだよ

第一候補の金剛、第二候補の高山が試合展開を見て却下。そして明かされていない第三候補。第三候補を言い出したのは十兵衛だからこれまでに出てきた技?
無極? 煉獄の締めに無極でリミッターを外した一撃を入れる? 仕留められるか確実性がイマイチだし、ガードを固めている相手にいくらリミッターを外した打撃とはいえ効果は薄いだろうし、煉獄を続けたほうがましだなぁ…
第一候補の金剛が打撃。第二候補の高山が投げ。それなら第三候補は締め技か関節技?
とにかく「2,3回の練習で煉獄から繋げられるように出来る技」だから難易度は高くなさそう。

富田流はこういう戦い方をする ここまでやる

ここまでやる!?っていうエゲツない技? 目を潰すとかやるのかなぁ… 目を潰すのは梶原もしたし… それに文さんはすでに櫻井の鼓膜破ってるし… 『死線を超える』と何度も出て来るから、使えば試合が終わるどころか相手の命を奪うレベルの技かな? 金剛や高山でも喰らった相手の生命がヤバイけど。

抽象的な答えでいいなら『止め』のためだろうな

もし文さんの技がイマイチだったり失敗したりしても、ヨシフの様子からして
kenka67a.jpg
櫻井のダメージは相当あるみたいだからまだ大丈夫かなぁ?

常に勝機が2度目があると思っているからだ
お前死ぬな
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