吸血鬼達が開催する武闘会に参戦した明は、決勝戦で姑獲鳥と対戦。
ピンチになった明だったが、仕込み刀を出して形勢逆転。
明が圧し始めた。
あらすじ
観客席で戦っている明は仕込み刀で斬りかかろうとしたが、姑獲鳥が矛で受け止めた。
明(もう一度!!)
明はもう一度、姑獲鳥の矛に向かって斬りつけて矛を折り、その勢いで姑獲鳥の顔に斬りつけた。
顔の三分の一を切り落とされた姑獲鳥は転がり落ち、試合会場のグラウンドまで落ちて倒れてしまった。
鮫島「すげェ… 明… やりやがった… 姑獲鳥の顔を… 真っ二つに斬り分けやがった…」
拍手をしだす吸血鬼が何人か出てきた「姑獲鳥様を倒すなんて すげェぞ狐ェェ!!」「かっけェよォー!!」「お前が最強だァァ!!」
鮫島「興奮して敵をほめてやがる… これはもう素直というかバカだろ」
狐を褒めだす吸血鬼もいるが、人間なのでここから逃がすなと言い出す吸血鬼も出てき、観客席で喧嘩が始まった。
騒動が大きくなってきたなか、大きな音と振動が鳴り響く。
姑獲鳥が矛を地面に突き立てた音だった。
顔を半分切り落とされた姑獲鳥だったが、立ち上がってきた。
立ち上がり、明がいる観客席に登ってくる姑獲鳥「殺…」
明は姑獲鳥を待ち構えている。
感想
救世主様!!
俺は信じてましたよ!!
明が姑獲鳥の矛をおるために、左手で矛を触ったが…
へ? 明が素手で触っている、矛のこの部分は刃じゃねェのか? 白くなっているから刃状な部分だと思っていたが… なんたる描写不足。
それにしても姑獲鳥の矛を切り落としちまうなんて… 48日後になってからずっと使っている仕込み刀はどんだけ丈夫なんだァ? 折れるどころか尖った先っちョが少しも欠けてねェのも超凄ェ!
どんな鋳造方法で作ったんだァ? 彼岸ダリウム合金とはこのことか! 姑獲鳥のこの矛はバカでけェ邪鬼・妙子を持ち上げても曲がらなかったのに。もしかして前戦に、明に矛の先を切り落とされちまって交換しちまったから、現在の矛の先が弱ェのか? 矛を伸ばすことだけを考えて強度は落ちているのかァ? 明はそれを見抜いていたというなら超すげェ!
いや狐も正体が割れてるよ
受け入れ派もいて もめてるよ
狐を褒める吸血鬼達と人間を受け入れない吸血鬼達がイザコザを始めちまった! へ? これはまさか… 異種を受け入れる派と異種を受け入れねェ派、つまり移民を受け入れる派と移民を入れねェ派の戦いを風刺しているに違いねェ! なんたる風刺漫画。
しかしこのイザコザは姑獲鳥が力で黙らせちまった。これは力なき者は意見を通すことが出来ないという世の常を表しているというのか! なんたる辛辣な現実描写。
姑獲鳥「このクチバシを
おもちゃのカ○ヅメと思って…
溜めるがいい…」
「ははーっ 仰せの通りに!!」
顔を縦に切られちまった姑獲鳥だが…
ひいいいいい ハゲの言う通り、超禍々しい! こんなやつ、クチバシ開けても金や銀のエンゼルなんて出てきやしねェ! 苦労して開けてもおもちゃのカンヅメは貰えねェ!! 努力は必ず実るもんじゃねェということを表現しているのか! チョコ○ールを開けたのに全然甘くねェ現実が出てきやがった。
他にも能力が
潜んでっかもしんねェぞ!!
駆け寄ってきた、姑獲鳥を慕う吸血鬼を壁にぶち当てやがった!
酷ェ!! 物に当たったり、壁を殴ったりするいじめられっ子みてェじゃないか!
すまない
ちょっと過去を思い出して
今回、姑獲鳥というアマルガムとの対決だが、明は全然ダメージ受けてねェぞ? いつもなら壁に叩きつけられちまって血だらけになったり、「血を流しすぎた!! 視界がぼやける!!」とかピンチにならねェぞ。姑獲鳥は弱くなってねェか?
コイツが姑獲鳥
見ての通り
矛の先を変えたら
勝利の矛先が変わってしまった奴だ
アマルガムは何かしらの能力を持っているはずだが、姑獲鳥はまだ能力を見せてねェ。これから披露すんのか? それとも怪力が能力だったりすんのかァ?
鮫島様ァ!!
チャンスに気づいてくだされ
鮫島様!!
このまま明が勝ったとして、勝次を助けられんのかァ? 天井にぶら下げられた檻から出さなきゃいけねェのに、吸血鬼達が暴れだしたら助けられねェんじゃねェのか?
コイツが鮫島
見ての通り
勝次のことを忘れて
実況しかしてない奴だ
これはもう
素直をというか
バカだろ
鮫島様ァ! 吸血鬼達が試合に夢中になっている間に勝次救出作戦を決行してくだされェェ!!
姑獲鳥様の顔半分無くなっても起き上がるシーン白ひげみたいでかっこいい
ガタガタうるせーぞピーピーわめくな