武闘会の決勝戦。明は姑獲鳥と激しい戦いを繰り広げ、戦いの場はドームの外へと移った。
明はドームの下に落とされたが、鮫島にキャッチされて助かった。
姑獲鳥はドームの天井の上から明を見下ろすが・・・・
あらすじ
姑獲鳥はドームの天井の上から明達を見下ろしている。
ドームの外の下で姑獲鳥を見上げる明「離れろ鮫島。姑獲鳥は俺を追ってここに下りてくる。飛び下りて来るかもしれん」
姑獲鳥は飛び降りずに、ドームの天井の端を頭突きする。
頭突きの衝撃でドームの外壁が壊れ、明達のところに降ってくる。
なんとか躱す明達。
勝次「なんて姑獲鳥は 急にこんな事を…」
鮫島「くっ 砂埃で何も見えねェ」
立ち上がった砂埃の中から姑獲鳥が降ってきた。
明「しまった!!」
落下してきた姑獲鳥は明のそばの地面に張り手を放つ。衝撃で吹っ飛ぶ明。
吹き飛ばされた明は仰向けで大の字になって倒れていた(なんて奴だ姑獲鳥。逃げないと。早く立ち上がるんだ!!)
姑獲鳥は歩いて明に近づいてくる。
ダメージが大きい明「ちくしょう 目がかすむ。振れて一太刀… ほんの一瞬の隙を作れたら… それに賭ける…」
近づいてきた姑獲鳥「ナカナカ楽シマセテ モラッタ… 宮本明…」
明の左手がドームの天井のワイヤーが触れた(ドームの屋根のブッといワイヤーか?)
そのワイヤーは明と姑獲鳥の間に伸びていた。
明(踏め 姑獲鳥踏んでくれ)
明に近づく姑獲鳥は、二人の間に横たわったワイヤーを踏んづけた。
その瞬間、明はワイヤーを引っ張りる。姑獲鳥は足元のワイヤーが急に浮き上がったことで転んでしまう。
仰向けに転がった姑獲鳥に斬りかかる明「があああああああ」
感想
なるほど考えちょる
砂埃が上がっちまって、明は見えねェのは分かるが、姑獲鳥も見えねェんじゃ… ハッ 鳥の中には、水で光の屈折があるにも関わらず空中からダイブして水中の魚を獲っちまう鳥がいる! 鳥の化け物である姑獲鳥の目にも偏光フィルターみてェなものがついてあって、砂埃の向こう側の獲物が見えるっていうのか!!
コイツが彼岸島
見ての通り
アカデミックな漫画だ
コイツの言ってる事はよくわからんな
顔半分と見ておこう
明を追い詰めた姑獲鳥「ナカナカ… 楽シマセテ モラッタ…宮本明…」
頭が半分削られちまってるのに中々楽しませてもらったとは… ハ とんだ強がりだな。
顔は半分のくせに
厚顔無恥だからちくしょう!
それにしても顔が半分に切られちまったら、喋る言葉がカタカナになるのはなんでだァ?
先生ェ「俺なんか
こっそり使いまわす計画立てて
マンガかいてますよ」
「フン 健康で何よりだ」
姑獲鳥に追い詰められちまった明。「視界がボヤける」「体力が残っていない、最後の一太刀」「一瞬の隙にそれに賭ける」。
へ? デジャヴュか? 前回、姑獲鳥と戦った時も追い詰められちまって、「視界がぼやける」「体力は残っていない、あと一太刀」と同じようなことになっちまったんだが…
先生ェ「アイディアがもう残っていない
持ってくれ俺の漫画
せめてあと一使いまわし」
それ以上くだらん繰り返しをすると
たたっ斬るぞ クソ漫画
「あったよ!
使いまわしても不自然じゃない展開が!!」
「でかした!」
体力が限界に来ちまってあと一太刀振れるかどうかなのに、ドームの天井に使っているふてェワイヤーを、しかも姑獲鳥が乗っかっちまってるのに… 引っ張れるワケがねェ!
なんだここは
滑るぞ!!
やりやがった! 姑獲鳥は鳥だから飛びやすいように体重が軽いのかァ? しかしさすがは雅の息子! 雅と同じように明の作戦に嵌っちまって転びやがったぞ!!
この展開は使いまわしても「雅の息子だからしょうがねェ!」という完璧な言い訳がある!!
先生ェ「大丈夫だ
同じ展開ごとき
何度詰まろうと
使い倒したるわ」
松本光司様ァ!!
毎度毎度、敵の攻撃が一撃必殺だから
明が敵の攻撃をまともに食らうことが出来ずに
戦いがワンパターンになるのに気づいてくだされ
松本光司様!!
そして斬りかかりに行く明! ワイヤーを引っ張るために消費した体力はカウントされてねェ! 砂煙のごとく、煙に巻きやがった! でもさすがに「体力は一太刀分しか残ってねェ」と言って、そして次回は巻頭カラーだから決着はつくよな?
先生ェ「ちくしょう
引き伸ばしという魔力に
目がかすむ」
ざけんな!