みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

彼岸島

【彼岸島48日後…】144話「正座」唐突に”雅の息子”とかいう新たな敵が現れやがったぞ! 引き伸ばし丸出しじゃねェか!!

投稿日:

要塞化した東京に進入するために地下を進む明達。
地下鉄の駅に着いたが、そこに住んでいた人間達に囲まれて「食料を出せ」と要求されたが…

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あらすじ

駅にいた人間「逃げ道は塞いだ。食い物を全部よこせ」

全然ビビらない明達。

明は出口を塞いでいたバリケードを蹴破る明。

鮫島「ハ 逃げ道ができちまったな」

人間達「俺たちを殺してくれ… こんな暗闇で餓死を待つなんて… 耐えられない…」

「殺してくれ」と懇願しながら鮫島にまとわり付く人間達。

油断した隙を見て、鮫島が背負っている食料が入ったリュックを奪い取る人間達。

「やった!!盗ったぞ!!」「散れ!!」

人間達は駅構内に散って隠れる。

明「フン どうせ駅からは出られないんだろ。簡単に捕まるよ」

その通りに簡単に見つける明達。

正座で並ばさせる人間達。

鮫島「なんらかの情報よこしたり、役に立ったならいざしらず。俺たちの分しか持ってねェよ」

人間「アンタたちは何をしにこんな所まで来たんだ?」

明「東京に入るつもりだ。誰か一番近くの出口を知らないか?」

人間「池袋だ。ここから七駅ほど先の池袋駅なら外へ出られると聞いた」

「情報を出したから食料をよこせ」と騒ぐ人間達だったが鮫島がバットで殴って制する。

人間「お前なんか雅の息子に殺されちまえ!!」

鮫島を止めて雅の息子の事を問いただす明「雅の息子だと? 何者だそれは」

人間「雅は数万人の吸血鬼を集めて数百体のアマルガムを作った。その数百体で殺し合いをさせて生き残った5体を雅は息子と呼び、特別に可愛がっているんだ」

人間「隣の駅から逃げてきた奴に聞いたんじゃ。地下鉄赤塚駅に急に現れたんだよ。その息子の一人が。その男が言ったそうだ『宮本明という男がここを通るのを待っている』と」

感想

明がズッズッと脚を引きずっているって設定はすっかり無くなっちまったなぁ… やはり箱根の湯で脚が治っちまったのかァ?

このガリガリの人間達が
逞しく生きてるからちくしょう!

明の蹴飛ばしたバリーケードの下敷きになっちまったガリガリの人間。ガリガリなのにこんなのの下敷きになっちまって骨折してんじゃねェのか?と思ったら、その後に正座してる様子を見ると大した怪我はしてねェみてェだな。

鮫島は何メートルあるんだ?
鮫島
人間達が鮫島に超群がってるけど子供見てえだぞ! 栄養失調で身長も縮んじまったのかァ?

でもこいつら超元気だぞ!
鮫島 人間達
鮫島からリュックを奪った後、走り出したり「散れ」とか統率もしっかりとれてやがる! いつもならバックを持ったヤツから「お前が持つな!食料よこせ!」と内輪もめを始めそうなのに… 実はコイツらやり手なんじゃねェのか?

しかし駅から出られねェし、「大丈夫だ。人間ごとき 何人来ようと蹴散らしたるわ」な感じで簡単に捕まっちまう人間達… やはり力がねェとこの弱肉強食の世界では生きていけねェのか?

ガリガリの人間達…
なんて逞しいんだ…
比べて鮫島はリュック一つ守れない…
なんて情けないんだ…

コイツらが救世主様
見ての通り
間が抜けた奴らだ

このハゲ何やってやがる!
偉そうな態度しといて、駅に入るバリケードの扉は開いているのに気付かねェし… トイレの入り口を塞いでいたバリケードは明に破らせるし… 食料が入った大事なリュックを人間達に奪われちまうし…
鮫島 人間達
そもそもリュックを背負ってる状態から奪われるってのはそうとう間抜けじゃねェと盗まれねェと思うが… でも、位置的に明が止めればいいのにまったく止める気がないからちくしょう! バリケードごと人間を踏んでいる事に気づいた明が「ン?」って酷え! 踏んで抑えているのに何も気づいてねェなんて…まるでアリを踏み潰す象…

そんな明から「奴らの方が一枚上手だったな」と言われちまう鮫島… その鬱憤を晴らすためか、捕まえた人間達を正座させて並ばさせる鮫島。バットを持って睨みをきかせるなんて…

酷ェ… 酷ェよハゲ…

その後「情報を言ったから食料をよこせ!」と迫ってくる人間をバットで殴る鮫島。バットで頭殴るなんて殺す気じゃねェか!

このハゲ、弱ェヤツには超強ェぞ!

「お前なんか雅の息子に殺されちまえ!!」と言われた鮫島だったが
雅の息子
「そんな事言ったのか?」って… さっき人間は大きな声で叫んだのに聞いてねェのか? コイツ、脳みそがどっか言っちまった上に耳も遠くなっちまったのか?

鮫島は勝次、明だけでなく人間達からもバカにされるのは仕方ねェんじゃ…

この急に出てきた『雅の息子』達は
引き伸ばしだとしか思えないからちくしょう!

雅の息子達? 数万人をアマルガムに? そして生き残った5体が雅の息子? へ? でもアマルガムになるには雅系統の血以外に他の吸血鬼の血も必要になるんだが… 彼岸島の時には師匠の血を使っていたが、もう残ってねェんじゃねェのか? しかし数万人をアマルガムにするには、一人や二人ではすまねェ血の量だなァ。本土にも吸血鬼一族がいたのかァ?

数百体の生き残りの5体って超強ェじゃねェか! 雅の片腕と呼ばれていた金剛が東京を守らずに箱根にいたのは、雅の傍には雅の息子達が守っていたからってワケか。なるほど考えちょる。

伏線だ!先生ェの綺麗な伏線だ!!

でも雅は退屈していて明と戦う事を楽しみにしてると思っていたが… 金剛を倒すのにも結構な話数を使っちまっていたが、それより強ェであろう雅の息子と戦うならまた話が長くなるのかァ?

引き伸ばしだ!先生ェの汚ェ引き伸ばしだ!!

明の刀を鉄扇で受け止めた雅のお決まりの言葉「太刀が重くなったな」はもう聞けねェのか?

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