血の楽園の特別区内で明と豹丸の戦いは始まった。戦いは激しさを増し、上級区へと場所を移した。上級区にいた吸血鬼達は戦いに巻き込まれていく。そんな中、明は豹丸の弱点は腹部ではないか?と疑問を持ち始めた。
思えば
こんなくだらない記事を
目に入れてしまった時点で
我々は半分
ネタバレに敗北していたんだ
あらすじ
明は豹丸の弱点は腹部だと推測し、狙うことに決めた。
豹丸は戦いに巻き込まれた吸血鬼達に、まずは宮本明を倒すこと。倒した後に楽園を立ち直し、さらに良い楽園にすると誓った。
吸血鬼達は豹丸の言葉に感動し、応援を始める。
豹丸が吸血鬼達の応援を聞いているスキを突いて明は攻撃を仕掛ける。
明は建物から豹丸の腹部目掛けて飛び出した。
しかし豹丸はガードして凌いだ。
弾かれた明は建物の壁にぶつかり、よろけている。
今度は豹丸がスキを突いて攻撃し始める。
明はなんとかかわし続け、上級区から居住区へと逃げ込んだ。
居住区の吸血鬼達も豹丸の応援を始める。負けじと鮫島達も明の応援を始める。
建物の屋上に立った明と、豹丸が再び対峙した。
感想
コイツの言ってる事は
推測だけでよくわからんな
話半分で聞いておこう
明は、豹丸の弱点は腹部だと見当をつけた。
もし腹部が弱点なら、弱点広すぎじゃねェか! それに「腹を掻っ捌く!」って言ったって、いくらアマルガムでも、腹が弱点じゃなくても、腹を掻っ捌かれちまったら死んじまうじゃねェか! 弱点もクソもねェ!
アイツは
余計なことに食いつくだけの
ただのクズ野郎だわ!
豹丸が無慈悲に仲間を殺しちまっている事に疑問を持つネズミ。
希がその事実にショックを受けちまって泣き崩れちまったところをネズミは見ていたじゃねェか… それなのに、思い出させる事言いやがって… さらに以前から英雄・北沢徹を知っているような口利きやがって…
ネズミが
無慈悲に仲間の兄貴を
攻撃しちまってるからちくしょう!
思えば
こんな頭脳が足りない男を
街のリーダーにしてしまった時点で
我々は半分敗北していたんだ
豹丸は、自身の攻撃に巻き込まれてしまった吸血鬼達に弁明。宮本明を街に入れた時点でこうなることが避けられなかった、と言い、壊れてしまった楽園をより良い楽園に復興すると誓った。
やっちまってることは怪獣なのに、言ってることはヒーローじゃねェか! 豹丸戦が始まってからの明は、吸血鬼には一度も刀を向けたこともねェのに! 明が楽園に侵入してきたからという理由にしちまって、自分の攻撃の命中率の悪さを誤魔化しやがった!! コイツ、実は頭いいのかァ?
でも…そもそも宮本明が血の楽園付近にいるという情報は、血の楽園周辺の吸血鬼達が噂していた事を希でも知っちまっていた。豹丸にも情報が上がってきてねェのか? 関所の吸血鬼達も知っていたはずだぞ?
「宮本明ト思ワレル人間ガ確認サレタ!!」と警報も出していたっていうのに!
それなら豹丸は血の楽園の外で待ち構えていたら良かったじゃねェか! 血の楽園への入り口は一つしかねェんだから!! 噂があって、警報も鳴らして、凸様凹様が激しい戦いをしていたっていうのに! 宮本明は雅を苦戦させた人間ということで、誰も止められない。豹丸自身も楽園を壊しちまうほどの全力攻撃でないと倒せないと理解していたのに!! なのに血の楽園の一番奥のピラミッドの頂点で待ち構えるという愚策! でも自分の失策を明が攻め込んできたのが悪いということにして責任を押し付ける… 北沢徹もそういう方法で英雄の座にのし上がったっていうのかァ!?
豹丸の誓いに吸血鬼達は奮起し、豹丸の応援を始めた。
よそ見してんじゃねェよ! 「宮本明を相手にしては 私も一時も手を抜く事はできん」と言いながらも明から目を離してやがる! 応援されて浮かれてんじゃねェよ! やはりコイツは大衆の目を気にして動く政治家タイプ!! で、明の動きに気付いたのはまた警察官! 血の楽園の警察官は超有能! 豹丸は警察官の頭脳を喰っちまったほうが良かったんじゃねェのか?
明の腹部への攻撃を、豹丸はなんとか防いだ。
明の攻撃を防いじまった後、「同じ手は二度とは食わん」って… 明が鎌の柄の部分で回転して懐に飛び込まれちまいそうになっている時…
思いっきり焦った顔してるじゃねェか! 「やられちまった!」っていう顔してるじゃねェか!! それなのに結果的に攻撃を防げれば「予測して対応しましたよ」とばかりに「同じ手は二度とは食わん」と自分を大きく見せやがる! コイツ、リーダーになる事は上手ェが、実際にリーダーにしちまったら周りに責任押し付けるだけのダメな奴じゃねェか!
最悪なのが 人 率いてた
関わらないほうがいい
「同じ手は喰わん」とか言っている暇があるなら、明に一度くらい大鎌の攻撃を喰らわしてくだされェ! 初回からかわされまくってるじゃねェか!
覚えておるのか?
仲間たちとの絆を
明は豹丸の攻撃を避け続け、上級区から居住区に逃げ込み、戦いの場が移った。
鮫島「すげェな明 かわし続けて ついに居住区にまで来やがった」
あんなデケェ奴の攻撃をかわし続けるはすげェと思うが… 攻撃をかわし続けることは褒める所なのかァ?
仲間を褒めて伸ばす
さすがは鮫島
海賊船のリーダーをやっていた男よ
海賊船のクルー達は未だに鮫島の帰りを待ってんのかァ?
豹丸を応援する吸血鬼たち。
死んでいった者たちは全て豹丸の攻撃のせいじゃねェか! 豹丸はすでに仲間をいっぱい殺っちゃってるからちくしょう! やらかしのほうの意味で、やっちまっているからちくしょう!! 戦いに手を抜かない前に、攻撃の練習で手を抜かないでしておいてくだされェェ!! 初撃を明に当てていたらここまでの破壊はなかったのに!
こいつらもこいつらで、豹丸の戦いの邪魔になっちまっていると感じるなら、応援してねェでさっさと避難しろよ!
コイツが吸血鬼たち
見ての通り
「ついていく」を
額面通りに守っている奴らだ
うちのボス 松本光司だって
とんでもねェ奴だぞ!
明は建物の屋上に上がり、豹丸と再び対峙した。
ひいいいいいいいい! 結局、今回の話は「豹丸が楽園を復興させると誓いをたてた」「明と豹丸が対峙して終わる」と、前にやった事じゃねェか! 戦いの場所を上級区から居住区に移動しただけ! 一度、ダメージを受けちまった明の視界が悪くなっちまったが何にも影響してねェ! 普通に走って逃げてやがる! 異常な速さで建物の屋上に上がってやがるし!! そして話は異常な速さでなんにも進んでねェ!
豹丸はカマを無駄に振るわ…
漫画はコマを無駄に使うわ…
ちくしょう 無駄が半端ねェ
へ? なんか読んでいてデジャヴを感じちまったぞ… 今回、最後のコマで明と豹丸が向き合った場面で「次回へつづく」とあった。振り返ってみると、明と豹丸の戦いは312話から始まり… 312話、313話、314話、316話、317話、そして今回の318話までも最後のコマは…
ありえねェ!
連続7話のうち、6話が同じような終わり方!
今までの漫画史上でも
ありえねェことやりやがった!!
球体を落とした315話以外は最後のコマは全て『こちらに背を向けた明と、向かい合った豹丸で「次号へつづく」』のみ! ひいいいいいいいいいいいいい!!!! なんかこのパターンで終わるの多いなァと思って振り返ってみてみたら…同じのはせいぜい3話ぐらいだろうなァと思って読み返し始めたら…話数を進める度に思わず「嘘だって… こんなのあるわけないって…」と声が出ちまった! こんな使い回しあっていいのかよ! 編集も最後のページの煽り文を考えてる時に気づかねェのか? 下手なホラー漫画より超怖ェ!! これを続けちまう作者も、これを止めねェ編集もマジ者じゃねェか! 彼岸島は、セオリー通りに漫画を描くという楽園でぬくぬくと生きている漫画界をあえて壊してさらなる高みを目指すというのか!
先生ェ
「この彼岸島を
今まで以上の
彼岸島にすると
ここに誓おう」
読者ァ
「わかりました 松本光司様!!
心おきなく描いてください!!
光司様ァ!! 光司様ァァァ!!」
ここまで来ちまったら
同じ手のコマを
何度も喰らわしてくだされェェ!!
そういや彼岸島本スレでも松本先生が心の底からエルデンリングを楽しんでる証拠として上がってたな
さすがは先生