国会議事堂の地下にいた蟲の王。自衛隊員達も協力しての激しい戦いの末、勝次が左腕を変異させながらも心臓を破壊に成功。そして弱った蟲の王の顔面を明が斬りつけた!
「我々がネタバレに案内します!!
来てください!!」
「うし!! 助かる!!」
あらすじ
明は仕込み刀で、蟲の王の顔面に縦に斬りつけた。
倒れる蟲の王。
喜ぶ鮫島達。
明は勝次がいる、ちぎれた蟲の王の尻尾の先に戻っていく。
中から明が戻ってくると、勝次を抱えてはいたが左腕が変異した姿だった。
鮫島達は驚きを隠せない。
勝次は笑顔を見せる「やったぜ みんな… 俺のおかげだな…」
ネズミ「お前… その左腕…」
勝次「名誉の負傷ってヤツだ… 格好いいだろ…」
勝次は、戦いで片腕を失うのは明と同じで誇らしいと強がる。
鮫島が勝次に抱きつく「このクソガキ… すげェよ… 泣き言ひとつ 言わねェで… てめェ 本当に格好よく なりやがってよ…」
勝次「へへっ だろ?」
勝次に抱きついていた鮫島に、勝次の変異した左腕に出現した赤ちゃんが噛み付いた。
鮫島「うぎゃっ」
鮫島は勝次を離す。
鮫島「なんだコイツ!! 噛みやがったぞ!! 腕のブサイク赤子!!」
勝次「今まで俺に危害を加えた事はねェよ… お前の事 嫌いなんじゃねェのハゲ」
自衛隊員達が騒ぎ出す。
自衛官「逃げてるぞ!!」
自衛官「蟲の王が逃げてる!!」
倒れていた蟲の王は、目を離したすきに壁をよじ登っていた。
鮫島「ちきしょう 止めを刺したくても 届かん!! これじゃ逃げられちまう!!」
十条二尉「明さん!! アイツは地上に出る気です!! 我々が案内します!! 来てください!!」
明と鮫島が向かうことに。
勝次「あんなヤツ 逃しちゃ駄目だ 絶対倒して来てな」
明「ああ まかせとけ」
明と鮫島は門番の攻撃を掻い潜りつつ、連隊長が乗っているジープに乗り込む。
明「蟲の王を逃してたまるか!! このまま地上に一気に出る!! なんとしても止めを刺すんだ!!」
感想
柔らけェわ
やっぱ若い奴の頭は
ホント柔らけェわ
蟲の王の顔面に斬りつける明!!
なんだここは 刀が滑るぞ!!
頭の上から下へ向けて斬っちまってるが、明の体勢がひとつも変わってねェ!! 腕の振りをまったく活かしてねェぞ? 仕込み刀を蟲の王の頭に差し込んだら、後は身体はそのまま動かさず自重のみで斬っちまったように見えるぞ?
斬りつけている明。
斬り終わった明。
テンションの違いが半端ねェ!!
コイツ、情緒不安定か!?
若いから切り替えも早ェのか?
気遣いと
キ○ガイは
紙一重なのやら
勝次は左腕が変異したが、鮫島達には「名誉の負傷」と強さを見せる。
まだ小4なのに、この歳で左腕を失ったのに、名誉の負傷と言い切りやがった!
コイツ、第3部のジョセフ・ジョースターと同じ精神年齢!
彼岸島は現在第3部
第7部『スマーヌ・マルタ・ラン』や
第8部『シショウリオン』は
いつ始まるのやら
50年前どころか50秒前の負傷を名誉の負傷と呼べる勝次の精神年齢の高さ!! 肝が据わっているだとか、辛い経験を積み重ねて成長しただとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねェ。もっと末恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
そんな精神年齢が高い勝次を褒める鮫島。しかし鮫島に勝次の変異した左腕が噛みつき出した!
変異赤子「すまない ただちょっと○○がほしくて」
ハ これを見るのは何年ぶりだろう
ひでェ! 噛み付いたからって勝次を放り投げやがって! 勝次は何度も壁に叩きつけられちまったダメージがあるというのに!! ハゲも尻尾が叩きつけられているのを見てたじゃねェか! しかも変異したとはいえ、勝次の腕なのに「ブサイク赤子」呼ばわりとは容赦ねェ!! こういう時はちょっとは労るのが大人じゃねェのかよ… 赤ちゃんの性別が分からなくても「女の子ですか?」と言うのが大人の社交術じゃねェのかよ…
耳が遠いと
勝利も遠のくからちくしょう
目を離した隙に、倒れていた蟲の王は壁を登って逃げ出していた。
気がついたら
高嶺のハゲだから
ちくしょう!!
気づくの遅ェ! もうこんな高い位置に登ってるじゃねェか!! 師匠が邪鬼になっちまった時は、足先に生えた毛を壁の小さなデコボコに引っ掛けて登っていたから音が無くて気づけねェのも分かる。でもコイツは壁にヒビが入るほど指をめり込ませて登っているじゃねェか!! 音がしているはずなのに、こんなデケえ物体が動いているのに、気づかねェなんてあるのか?
自衛官達も蟲の王が逃げているのを見たら、銃で撃ちゃいいじゃねェか! 勝次が身体を張ったことで銃も効くようになったのを忘れちまったのかァ? 指差してる場合じゃねェぞ!!
コイツらが自衛隊員
見ての通り
使命から逃げてる奴らだ
お前らの使命は蟲の王を倒して国会議事堂奪還じゃねェのかよ… 民の者を守るのが仕事じゃねェのかよ…
こんな所で
休載明けの恩恵にあずかるとはな
逃げる蟲の王を明と鮫島が追うことに。連隊長が乗ったジープに乗ろうとしたが、門番が攻撃をしてくる!!
忘れた頃に門番が出てきやがった! 前話、前々話には1コマも出てこなかったのに! 誰も門番がいる素振りすら見せずにワァワァ騒いでいたのに!! そして今度はあれだけいた人食いバッタがいねェ!! 明が何匹か斬っちまったとしてもまだ残ってるんじゃねェのか? 登っている蟲の王の斬れちまった尻尾からポロポロと落ちてくるんじゃねェのか? 自衛官達が始末すんのか?
この道は坂道でこの狭ェ幅だから連隊長の車はこのままバックで登っていくのかァ?
前進!
この過去を振り返らない
前しか向かない漫画には
前進しかないのか!
早ェ!! この車、切り返し超早ェ! こんな車幅ねェ坂道で素早くUターンしやがった!! あと、自衛隊員達と門番の戦闘中、門番が何度か坂道をバンバン叩いて所々崩れちまって平坦じゃなくなっちまっているはずだが… それも忘れてやしねェか? 休載を挟んだことで、勝次のダメージ始め、色々起こった事柄が綺麗サッパリ無くなっちまってねェか?
大丈夫だ
休載明けごとき
何ページ来ようと
さらに楽したるわ
車両に向かって走る明と鮫島!
ハッ 緊迫したシーンで間の抜けた擬音は
相変わらずだな
明が蟲の王の顔面を斬っているところも同じ体勢で手抜きなら… この明と鮫島が走っているところも手抜きじゃねェか! 2人ともまったく同じフォーム!! 色々な事柄は忘れても、ペンを握る手は手癖を忘れてねェのは皮肉だな。
さらに鮫島と老化した蟲の王…
一緒じゃねェか! 輪郭、耳の形、頬骨のラインまで!! 休載明けで色々な事柄は忘れちまったみてェだが…手を抜く事は忘れてねェ… これが長期連載を続ける秘訣なのかァ? 彼岸島のスピンオフ漫画『彼、岸島』が始まったが、そっちのほうは1話目、2話目が連載開始とはいえ詰め込みすぎて息切れが心配に…
なんたる心変わり
車両に乗り込み、地上を目指す明「なんとしても止めを刺すんだ!!」
そもそも明が追い打ちをかけてれば倒せたじゃねェか。アマルガムのしぶとさを忘れちまったのか?
ちゃんと止めを刺してやる
これもひとつのおもいやりってやつだな
邪鬼の大糞赤子を倒した時は鉄パイプの槍を何個もブッ刺したじゃねェか。さらに大糞赤子の動きが止まっても念のためと言って首を刎ねたじゃねェか。邪鬼のしぶとさを覚えていれば… 邪鬼より強ェアマルガムならなおさら止めをちゃんと刺さなければいけねェじゃねェか… 赤子に対してここまで冷酷になれたというのにどうしちまったんだ? 勝次の事が気になっちまってそっちを優先したのか?
箱根育ちの勝次が「来てな」と関西弁!!
変異は心まで達するのか!!
大阪が舞台になった時でも誰一人関西弁を喋らなかった漫画だというのに!! ここまで変異してしまったというのか!! 明の気が散っちまうのも仕方ねェ…
我先に逃げだした自衛隊にここは任せてと言われてもあてにならないんじゃ
ジープってどうやって地上に上げるん?
ってかどうやって下ろしたんだ・・
やめんか ボスを倒すシーンを3度も描けてお得なんじゃ(血管切り、顔面斬り、外に出てとどめ)
もう冬だぜ
裸のままぢゃあ喧嘩王が風邪を引いちまうよ
だれかキダを迎えに行ってきてくれ