『宮本篤』を名乗る雅の息子が抗ウィルス薬を持っていると知った明達は、日本橋に宮本篤が作ったという集落・竹馬街に吸血鬼のふりをして潜入した。が、人間だとバレそうになったので逃げ出した。その逃走中にユカポンとネズミが逸れてしまって光頭族の縄張りに取り残されてしまった。緊急時の扉が閉められてしまったことで2日間は明が助けに行くことが出来なくなってしまった。なんとか身を隠そうとしていたユカポンとネズミだったが、光頭族に捕まってしまった…
美しい…
ネタバレはこんなに
美しかったんだ
世界にはこんなに
素敵なものが
あったんだ…
あらすじ
光頭族に捕まってしまったユカポンとネズミは牢屋に入れられてしまった。
連れてきた光頭族が、光頭族のボス・立花様はカップルに片方だけ拷問にかけるので選ばせてカップルが揉める様を見るのが楽しみだという話を吹き込んだ。
光頭族「お前たちはどうするんだ? どっちが死ぬ? 迎えに来るまでに決めておけよ」そう言うと後頭族は牢屋から離れていった。
牢屋に残されたユカポンとネズミ。ユカポンが自分が犠牲になると言い出した。それを聞いたネズミは自分の意気地なさを悔やんでいた。
が、ネズミはユカポンが震えていることに気付き、身代わりになることを決心しようとするが…「ユカポン・・・・ お願いがあるんだ。おっ◯いを見せてください」。ネズミはもう少しの勇気を振り絞るためにユカポンにお願いした。
ユカポンはネズミの願いを受け入れ「お互い生き残れたら この事は笑い話になるね」。そう言ってユカポンはネズミに胸を見せた。
ネズミ「ありがとう。勇気をありがとう・・・」
そして光頭族がやってきて牢屋の鍵を開けた「来い。立花様がお呼びだ」
感想
お願いします
本当の姿を見せてください
牢屋に入れられてしまったユカポンとネズミ。
顔面のダメージが全然違ェ! ネズミはマウントポジションからパウンドを何度も顔面に受けちまっていたから顔がこうなっちまうのも分かるが… ユカポンもストンピングを何度もやられちまってたじゃねェか! ユカポンはアイドルだから顔だけは必死に守ったのか? それとも光頭族が手加減したのか?
見た目は派手に!
ダメージは最小限に!
この光頭族
プロレス超うめェ!
牢屋に連れてきた光頭族が、立花はカップルに拷問される片方を選ばせて揉める場面を見るのが楽しみにしていると言ってきた。
へ? この光頭族、どっかで見たことあるぞ…
本当に吸血鬼と鮫島の見た目が
変わらねェからちくしょう!
キャラデザ使いまわししやがった!
光頭族が言ったことは「前のカップルは」ってことだから今回は別の方法かもしれねェぞ? それに二人が揉めるところを見てェんだから、まだ言わねェほうがよくねェか? 光頭族がここでネタバレしちまうのは不自然じゃねェか… 揉めるところを見るのが楽しみというのはフェイクで、決心したのは意味が無かったと落胆したところをせせら笑ったうえで、別の内容のデスゲームが待っているんじゃねェのか? 光頭族が仕掛けた高度な心理戦なんじゃねェのか?
こいつが彼岸島のひとコマ
メガネをかけているから知的キャラ
見ての通り
心理戦なんかとは無縁な漫画だ
追い詰められちまった人間の心理描写は上手ェのになァ…
君にこのままいてほしい
設定変わりしないよう
願ってしまう
ユカポンは自分が犠牲になると言い出した。
くゥゥ… さすがは26歳。高校卒業したての明達より人間ができてやがる! 明達が捕まっちまったときには、頭がいいメガネキャラの西山でさえこうなっちまってたっていうのに!
クソメガネというワードは
彼岸島が先取りしてたからちくしょう!
ユカポンは犠牲になると言ったが実は恐怖で震えていて、ネズミがそれに気付いた。
へ? 「ユカポンはアイドルだからトイレなんか行かないの!」って言ってたじゃねェか。でも追い詰められちまったから仕方ねェことなのか? いや、この状況をよく見ると…
行ってねェ!
確かにトイレには
行ってねェ!
こんなに追い詰められちまった状況でも「アイドルだからトイレには行かない」という設定をユカポンはしっかり守りやがった! けどこれはアイドルとして…というより人間として尊厳を守れてねェ気もしちまうが…
この二人は
器もカップも
小せェカップル
だからちくしょう!
ネズミは自分の勇気の無さを悔やんでいた。そこでもう少しの勇気があればと、ユカポンにおっ◯いを見せてとお願いし始めた。
「歌舞伎町の客にはいっぱい見せたじゃないか」とか「何様のつもり」とか「そんなスケベな客たちと違って」とか、人生最後のお願いだっていうのにクズっぷりが溢れ出てやがる! 「俺は君のために死ねる」というようなセリフは恋愛映画やラブソングで出てくることがあるが…こんなにも最低な前置きがあるパターンは見たことがねェ!
ユカポンはネズミのお願いを聞き入れた。
へ? 「ゴニョゴニョ言わないで。決心がにぶっちゃうから」? ネズミの代わりに死ぬことはすぐに口に出したのに、ネズミにおっ◯いを見せることは決心いるのかよ!
これもひとつの
「◯◯するのは死んでもイヤ」
ってやつだな
でもネズミと違ってユカポンは生き残る予定だと、まだ諦めてないんだという意思がある。実際にこれが笑い話になるといいが…
そうこうしているうちに光頭族が「立花様がお呼びだ」とユカポンとネズミを呼びに来た。
ネズミはユカポンに身代わりになると言われて、さらには願いを聞き入れてもらって。理想の自分にはなれなくて現実の恐怖に震えちまっていたネズミだったが、ここまでフォローされたからにはもう腹をくくっていると思うが… 今回の話の最後のコマにはいつもの煽り文といつもの「次号につづく」スタンプが無く
今回は「次号、大注目!!」といつもより大きく書かれているだけ… もしかしてネズミが死んじまうのか? ネズミは『48日後…』の64話で初登場して今回は368話。約300話出ていたキャラが死んじまうっていうのは一大事だが… 子供だし死んじまうことはねェと勝手に思ってた佐吉も死んじまったし… 次回は鮫島の弟・精二が雅に喰われちまったような凄惨な回になっちまうのか? 次回も笑い話みてェな回になるといいが…
今回は登場人物が、ネズミユカポンと光頭族のみ!ネズミユカポンの二人の「心理描写」心の揺れ動きが微細に且つ見事に描かれ切っていた!立花の「遊び」とは、仲睦まじい男女の関係を引き裂く事!顔面崩壊のネズミの「嫌だ死にたく無いっ」は当然!失禁しながらも「私が死ぬから」のユカポンも本心!ネズミの「君にこのまま死んでほしい」!ネズミのユカポンに対する「愛」は本物!だが自分は死にたく無い!此れが心の葛藤だっ!ネズミの願いは死ぬ前に、愛するユカポンのオッパイを見たい!男として当然の願望。そして想いは叶った!「美しい君はこんなに美しかったんだ」これぞ魂の言葉!今後だが、やはり立花とギャンブルの線は捨て切れない?立花は「鍵」を懸けネズミは「自分の命」を懸けるっ?子供達に依る「何らかの救出」の線は無いかなあ?何れにしても凄い回だった!
ネズミは自分の最期の「勇気」を決意する為に、ユカポンの美乳を観ることを望み、それが叶えられた!これでもう怖いモノは無いっ!立花との対面が、どう展開するは解らないが、ネズミは「ユカポンを護る為」ならば「自分の命」を失う覚悟が出来ているっ!ビビリの塊かたまりのネズミの「決死」に勝るモノは無いっ!立花が、どんな提案を持ち出して来ても臆する事は無いだろう!展開としては「どちらが死ぬのか?」は決まっているのか?から始まるのか?何れにしても次回は、今までとは全く違う「漢気」と「真の勇気」に溢れたネズミを観られることに期待したい
ネズミ死亡フラグすごい
でも東京編の次は東北に行って北海道編になってなんだかんだ生き延びそうな気がしないでもない
ネズミが死んじゃうとさ、小春が「バカ弟」をイジれなくなっちゃうじゃん。だから多分死なない
光頭族のボスは元々苛められっ子だったので、ネズミにシンパシーを感じていつもと違う対応をするかもですね。
ネズミを吸血鬼にして手下にするとか邪鬼にしてユカポンを邪鬼使いにさせるとか或いは自分と同じようにアマルガムにしてしまうとか。
発想がブッ飛んでて面白い
立花さまの登場までやけに引っ張っているのが気になる。不気味だ
まさか先生は立花さまのキャラクターがまだ決まってなかった… とかじゃあないと思いたい。
それはともかく
勝っちゃんに取り憑いているヒー坊を除去する為にハンドハンドを探してるはずだったが
雅に対しての怨みの方が勝っちゃんを助けるよりもやっぱり強いって事か
それともヒー坊の能力を打倒雅に必要だからか
どっちにしても 今回は人類が滅亡するとしたら男は滅亡のその前に女をどうにかしたい
っていう本音を見事に描いている。
神回と言っても良いんじゃないでしょうか
「視点」が他者とは異なる鋭い考察
いやいやおもろい、実はここ見るの愉しみにしてるんだ…