【彼岸島48日後…】414話「野蛮」どうすんだよ　明が負けちまうどころか　太陽様はボロボロだぞ

吸血鬼の賭博場・竹馬街に来た明。仲間たちと逸れてしまい、明は吸血鬼の小春と行動を共にすることになった。竹馬街の歓楽街を歩いていると、明の母親と遭遇した。明の母親は吸血鬼になってしまっていて、太陽様と呼ばれるアマルガムの虜にされてしまっていた。明は母親を開放するべく、太陽様に挑んでいった。

どうすんだよ
アイツ　ネタバレ投げて
くんぞ
不用意に近づけないぞ

あらすじ

明は小春の協力を得て、太陽様の左目を潰すことが出来た。

明は「もう一方の目を潰す」と宣言。

太陽様「貴様などに我々の楽園を壊させぬ」と言って、そばにあったビルを掴んで投げつけてきた。

明はなんとかかわし、倒れてくるビルの窓枠内に入って大きなダメージは受けずに済んだ。

太陽様はまたビルを投げつけてきたが、明は同じ方法でダメージを最小限に留めた。

白髪族たち「太陽様　輝いちゃってください!!」「輝きだァァ」「輝きでとどめをっ!!」

太陽様は白髪族たちの声に応え、輝く攻撃を繰り出す。

明はその攻撃を待っていて、攻撃をギリギリかわしつつも太陽様の角に仕込み刀の先を突き刺してぶら下がった。

太陽様は輝く攻撃の反動で角を上にあげる。明は太陽様の顔の真上に来たところで、引っ掛けた仕込み刀を外す。太陽様の顔目掛けて明は落下していく。

明が太陽様の顔に着地する寸前で仕込み刀で斬りつけた。目を狙ったが、太陽様が顔を少し動かして避けた。

明は太陽様の顔に着地して再び斬りつけようとする。そこへ明の母親が、明を惑わそうと声をかけたきた。が、明は「ウルセェよ　クソ女。邪魔をするな」と跳ね除けた。

明の背中に乗っている小春が、太陽様の顔に槍を突き刺して体を固定させた。

小春「この槍が折れねェうちに　さっさとやれ宮本明」

明「ありがてェ。これでいける!!」

明は太陽様の右目に仕込み刀で斬りつけた。

悲鳴を上げる太陽様「ビエ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛」

感想

今週のヤンマガの巻頭カラーは『ヤニねこ』。次に掲載されているのが『彼岸島48日後…』！　雑誌の2番目に掲載!!　巻頭カラーはある程度連載を続けていれば出番が回ってくるとして、巻頭カラーの次ということは人気漫画ってことじゃねェか！　冒頭から下品でおバカな漫画が続きやがる雑誌になっちまってるからちくしょう！

『ヤニねこ』で
タバコの代わりに
丸太を咥えさせてやってくだされェェ！

やはり基礎工事をしてないと
簡単に倒壊しますな

明に「もう一方の目を潰す」と宣言された太陽様は「貴様などに我々の楽園を壊させぬ」と言って、近くにあったビルを持ち上げて明に向かって投げつけようとした。

「我々の楽園を壊させぬ」と言ってからのビル投げ！　我々の楽園を太陽様が早速壊してんじゃねェか！　この街は理想郷として完成したんじゃねェのかよ！　自分を慕ってくる女たちと白髪族が居ることで楽園と呼べるので、建物は壊れようがどうだっていいのか？

男は観戦してるだけ！
女はスネにくっついているだけ！
それなのに
片目を潰されちまってるのに
力仕事をさせられる!!
楽園じゃなくて地獄じゃねェか！

太陽様が投げつけたビルの直撃を避けた明。が、ビルが倒れてきて押しつぶされないように窓枠内のスペースに退避。瓦礫などに当たったが、潰されることは避けられた。

ビルが崩壊しちまってるじゃねェか！　窓枠内に入っちまったらセーフってレベルじゃねェ！　普通なら崩壊する壁や床やビル内の物などに潰されちまうじゃねェか！　なんで無事なんだよ！

ンだよ　この小春
大量の瓦礫が落ちてきてんのに
阿波おどりしてるみてェじゃねェか！

腕上げて頭守れば耐えられんのかよ！　こんな瓦礫の雨の中で腕が保つわけがねェ！　瓦礫が腕に当たる瞬間に横方向に軽く力を加えてずらして避けてんのかァ？　小春の腕でのパリィ能力、超高ェのかァ？

くっついちゃってください!!

太陽様は再びビルを投げつけてきた。明は一度目と同じ方法で回避したが、初回同様多少のダメージは避けられなかった。

明「お前は必要だ」

プロポーズじゃねェか！　足元がおぼつかねェのに背負い続ける！　太陽様に投げられちまった時も、明が身を挺して守ろうとしたし…　これは決定的な言葉なんじゃねェのか？

…へ？　でも2回目にビルを投げつけられちまった時は…

小春が
防災頭巾みてェな
役割になってやがる
からちくしょう！

小春を全然守ってねェ！　クッション代わりとして必要ってことかよ！　そういえば、一度目のビルを投げつけられちまって瓦礫の雨が降ってきた時、明の反応が…

ンだよ　この宮本明
大量の瓦礫が落ちてきてんのに
小雨降ってきた程度の反応じゃねェか！

明は片手でガードしてるってことは、瓦礫の大半は小春に当たっちまってるってことだったのかァ？　それで明のダメージを防いだっていうのかァ？

デートの時
男は危険な道路側を
歩くもんじゃねェのかよ…

この時は激突寸前に小春が動いて庇ったからこうなっちまったが、直前までは明が庇おうとしていた。明は小春に気があんのか、ねェのか、どっちなんだァ？　一時的に手を組むことになっちまってるってことだが、同じような関係だった隊長には情が移っちまってたからなァ…

やめんか
ネズミが義理の弟になっちまうんじゃ

あったよ！
期待に応えてくれる人が!!

ビルを投げつけても明は立ち上がってくるので、白髪族たちは太陽様に輝く攻撃をリクエストした。

白髪族のボスのはずなのに
芸をする動物扱いじゃねェか！
アシカショーみてェになってやがる！

白髪族が「輝きだァァ」とリクエストすれば…太陽様はすぐさま要望に応える！　なんだこの太陽様、ファンサービスが超すげェぞ！

太陽様が輝く攻撃を繰り出したが、明はギリギリで避け、太陽様の角に仕込み刀の先を引っ掛けて太陽様の顔の上の位置まで登ることに成功した。

ハ　こんな方法で
観覧車デートを実現するとはな

太陽様バージョンの観覧車は
ゴンドラがねェから
頂上でキス出来ねェ！

なっ!?　明は輝き攻撃を数回しか見てねェのに、避けるどころか角に仕込み刀の先を引っ掛けて掴まりやがった！　攻撃を見切るのが超早ェ！　攻略法を簡単に見つけやがったぞ！

手を出した数より
決定的なモノを手にするかどうか
それが本当の幸せってもんだろ

太陽様の顔の真上に到達した明は引っ掛けていた仕込み刀を外し、落下して太陽様の右目に向かって斬りつけた。しかし太陽様は顔を動かして右目への攻撃を避けた。その時、小春は明を惑わす母親の声が聞こえないように、明の耳をしっかりと塞いでいた。

母親の言葉が
耳に入らねェように
しっかりガード！
早くも嫁姑問題勃発かァ!?

小春は明の行動に驚きつつもしっかり耳を塞いでやがる！　明は鮫島や勝次と一緒に戦ったりもしたが、ここまで息があってなかったぞ？　もしかして明と小春は相性ぴったりなんじゃねェのか？

明は太陽様の顔面を足場にしているため、揺れて右目を斬りつけることが出来なかった。その隙に、太陽様がフェロモンを出してきて小春を誘惑してこようとした。小春は明の耳から手を離し、洗濯バサミで鼻を塞ぐ。明の耳が防がれていない隙に、明の母親が同様させようと話しかけてきた。

太陽様はこのために明の母親を口に咥えたまま戦ってやがったのか！　太陽様も明の母親も、明と小春が隙を見せたら精神攻撃してきやがる！　コイツらも息が合ってやがるぞ！

明は母親の言葉が耳に入ったが「ウルセェよ　クソ女。邪魔をするな」と一蹴した。

嫁と姑が揉めちまったら
旦那は嫁側につくのが鉄則！
コイツ　土壇場で正解を引き当てたぞ！

足場が安定しないので、明は太陽様の右目に仕込み刀を当てることが出来なかった。そこで小春が持っていた槍を太陽様の顔に突き刺して体を固定させることに成功。明が攻撃を当てられるようにした。

小春が目を突き刺しちまえばいいのに
明に手柄を譲る！
旦那思いの良い奥さんになるぜ！

太陽様はなんでずっと上を向いちまってるんだァ？　それに顔を左右に振れば明は吹き飛ばせちまうんじゃねェのか？　顔を激しく振れば、咥えちまってるだけの明の母親が飛んでいってしまうから出来ねェのか？

役に立たねェ！
明側の女は役に立つのに…
太陽様側の女は
役に立たねェ!!

明が捕まっちまうのは確定だが…太陽様に対してはこのまま押し切っちまうのか？　両目を潰されちまった太陽様が、明の母親に誘導してもらって戦うとしても勝てそうには思えねェ。明は太陽様を倒すが、篤が出てきてヤラれちまうのか？　明が兄貴に対してコンプレックスを持っていると小春に話していたのは、兄貴と小春が対面するっていう伏線なのかァ？

小春を
母親に会わせて
兄貴にも会わせる…
家族ぐるみの付き合いになっちまう！