竹馬街で宮本篤が生きていると聞いた明達。そこにいるアマルガム・プリンセス様から、妹のアマルガム・卑弥呼様が彼岸島に渡って宮本篤の骨を食べると宮本篤が赤ちゃんに宿って生まれてきたという。そして篤は生前の記憶を取り戻し、プリンセス様と卑弥呼様に「俺は雅を殺しに行く」と宣言したという話を明達は聞いた。
俺は多分
あの漫画をネタバレする
ためにもう一度
生まれてきたんだ
あらすじ
篤は以前生きていた時に出会った人々の顔を思い出し、それぞれ雅に対する憎しみに溢れたことも思い出していた。
篤「自分自身も気がついたら 雅を殺せなかったという強い痛恨の念に駆られていた。俺は多分 あの男を始末するためにもう一度生まれてきたんだ」
プリンセス様は篤を止めるが、卑弥呼様は篤を尊重して応援することにした。
卑弥呼様「部下を使ってもいい 優衣（プリンセス様）にも手伝わせる。なので絶対に自分の使命を果たしなさい。でも本当に困ったときは 母親を頼りなさい。国をあげてでも 貴方を守りに行くから」
篤は礼を言い、旅立っていった。
篤が竹馬街を作った目的は、雅と戦うための兵士を集めることと、養うための人間の血を集めるためだった。
この話を聞いた鮫島達は、共闘出来るんじゃないか？と言い出した。
プリンセス様「篤様の決める事は私にはわかりません。ただ あの方は目的のためなら 誰とでも手を組みます」
共闘出来るかも？と盛り上がる鮫島「雅を倒すのも なんだか現実味を帯びてきたぜ なァ明」
明「……… 兄貴と手を組む……」
明も篤やプリンセス様達と共闘して雅と戦うことを想像してみた。
勝次「篤さんに会いに行こうぜ。会うための三本の鍵は手に入れたぞ!!」
明「行こう。すべては兄貴と会ってからだ」
感想
立場をわきまえなさい
男吸血鬼たちを倒し、育ててくれた卑弥呼様に別れを告げる篤。
先週と今週で篤の足元に転がっている男吸血鬼の死体の配置が微妙に違ェ！ 先生ェはコピーを使って、楽して原稿料をもらうことはやらねェ！ 松本光司様!! 俺は信じてましたよ!!
先週のコマを見ながら描く手間を
かけてねェからちくしょう！
篤が「俺は多分 雅を始末するためにもう一度生まれてきたんだ」と言うと、プリンセス様は「妹が腹を痛めて産んだんだ!! 篤は私たちを幸せにするために生まれてきたんだよ!!」と反論した。
篤は私たちを幸せにするために生まれてきた！ 自分は腹を痛めてねェのにおいしいところだけ頂いているってことじゃねェか！ たまに相手する孫、将来の進路を一緒になって悩む必要もない孫を相手にして良いところだけ頂いているようなもんじゃねェか！ 毒親ならぬ毒伯母じゃねェか!!
篤も人間の両親のことを
思い出してねェ
毒息子だからちくしょう！
篤を引き留めようとしたプリンセス様だったが、卑弥呼様は篤の気持ちを優先した。篤は私の分身で、立場は雅の息子とであるから、これからは篤様と呼びなさいと言った。
卑弥呼様の分身である以上、立場は雅様の息子！ 蟲の王の分身の拷問野郎と同じ扱いか！ となると、東都ドームで生き残った5人の雅の息子の最後の一人は別にいるってことか！ …へ？ 雅の息子は東都ドームでのバトルロイヤルで生き残った5人のことだったはず… 生き残りじゃねェ奴でも分身が生まれちまったら「雅の息子」扱いなら、これから無限に増やせちまうじゃねェか！
卑弥呼様は篤の思いを尊重し、部下を使ってもいいし、困れば頼りに来てもいいと言って送り出した。
姉の優衣と違って早苗は肝が据わってやがる！ 母は強しということか！
子どもの自立が嬉しい反面
頼られなくなるのが超辛ェ！
これが親って生き物だろ
篤が竹馬街を作った理由は、雅と戦う兵を集めるためだった。
竹馬街で今まで出会った奴らは、雅と戦うための兵士たちだったのか！
光頭族！
墨族！
白髮族！
ハゲと入れ墨と白髪！ 雅側の吸血鬼たちと乱戦になった時、敵味方の判別がしやすいように一瞬でわかる見た目にさせちまったのか？ ハッ 篤はとんでもねェ軍師だな！
雅側の吸血鬼と
間違わられねェようにするには
笠被らなければ
いいだけじゃねェか！
超優しい！
「じゃあ まだドウ○イだな」と
言われた事を
黙ってる鮫島は
超優しいぞ！
鮫島が宮本篤に会ったことを明に話した。
無言！ 偽物じゃなく、本物の兄貴が蘇って「彼女ができたか気にしてくれてた」って聞いたのに無言！ ハアハアしてるだけで返事しねェ！ ラブコメなら、ユカポンか小春に兄貴の前だけでいいから彼女のフリをしてくれとか言ってそっからどうのこうのと始まっちまうが、この彼岸島はホラー漫画だからそんなことは起こらねェからちくしょう！
やめんか
明はこの頃から変わっておらんのじゃ
こんな情けねェシーンが
この漫画の
初「ちくしょう」
だからちくしょう！
篤が雅を倒すために動いているということで、鮫島は共闘出来ないか？と言い出した。ユカポンは共闘すれば「卑弥呼ちゃんともプリンセス様とも組めるんだよ」と後押しした。
卑弥呼ちゃん呼び！ 「ちゃん」付けして距離を縮めようって作戦か！ そして眼の前にいる短気なプリンセス様には「様」付けして機嫌を損ねないようにする！ さり気ない呼び名の使い分け… こいつ、世渡り上手だぞ！
ネズミは、吸血鬼とはいずれ殺し合う仲だから手を組むなんてありえないと反論した。
鮫島はともかく、姉の小春が吸血鬼になっちまってるのに「いずれは絶対殺し合う事になる」とか言うんじゃねェよ！ 明が小春を斬ろうとした時には体を張って止めたじゃねェか！ そんな事は忘れて、反射的に本音をすぐ口にしちまう… こいつ、世渡り下手だぞ！
最終決戦に
最強兵器の丸太がねェ！
ざけんな!!
鮫島たちの提案を聞き、明は篤やプリンセス様たちと共闘して雅と立ち向かっているところを想像した。
雅側には笠被った吸血鬼だけ！
こいつ、都会に出てきて友達作れてねェ！
地元の友達しか居やがらねェ！
小説家志望だった明の妄想癖発動！ 勝次の変異が治ってねェ！ 拷問野郎は放置かよ！
プリンセス様の話に続きがねェなら、卑弥呼様も女だけの国も健在ってことか！ でも本当に手を組めるのかァ？
墨族は…
白髮族は…
光頭族は…
こんな奴らと手を組みたくねェ！ 篤は目的のために誰とでも手を組みすぎじゃねェか！
それで加藤は無視かよ！ 彼岸島から出てこれねェのか？ 彼岸島にいる吸血鬼を一掃するか、逆に追い込まれて脱出するとかにならねェと本土には来ねェだろうなァ… 大阪の奴らは距離的に駆けつけられねェだろうが、国会議事堂にいる自衛隊の連中がピンチの時に駆けつけてくると超熱い展開になるぞ！
ンでも篤は共闘するのかァ？ 明に本土でも仲間が出来ていたことに篤は喜んでいたようだし、彼女もできたのか？と聞いたのは、明をこの戦いに引きずり込みたくねェっていう思いがあるんじゃねェのか？ もとはと言えば自分が雅を出しちまったのが原因だし、一度は死んだ身である自分が全てを背負うってことで、本当のところは明には参戦してほしくねェんじゃねェのか？ 篤は誰を幸せにするために再び生まれたんだろう？
読者も先生ェも幸せ！
一時的にでも
アガればそれで
いいじゃねェか
最強になれんだろ!!
「優れたリーダーがいて その男は加藤と呼ばれていた」って言ってたからどんな成長したのか楽しみにしてたら回想が終わっちまった・・・
共闘するにしても薬開発と戦力になってたはずの舌喰い様や太陽様倒しちまったのが痛すぎるが、まだ猿吉が残ってる！
しかし共闘想像図に猿吉が入ってねェ！
明が猿吉と会ってないから知らないかもしれないけど、卑弥呼にも会ってないから姿の想像はできなかったはず。先生ェが猿吉の存在忘れてた可能性の方が高い
さすがに漫画家を見下しすぎるだろ・・・
性的な面では明が勝てる要素は一つもない吸血鬼になっている兄貴。母乳赤ちゃんオムツプレイまでこなしている篤と共闘する展開になるのか？いや兄弟対決の始まりでそれによって姉妹とも対決とかの展開か？
まあでも漢塾に並ぶ戦いの連鎖にありがちな予定調和を毎回ぶっ壊している先生のことだからいきなりの親子丼も期待。
敵対してた相手と共闘！これは少年漫画あるあるの激熱展開じゃねえか。
少年少女の心を掴んで少年ジャンプの表紙を飾っちまう展開まで見えた！
流石俺たちの先生ェ！海賊王に先生ェはなる！！
クソハゲの優しさに気づくとは、流石の主さん！
雅の息子の息子だから篤は孫？
てことは、明も孫？
豹丸の骨は残ってないのか?
是非とも卑弥呼様に食べてもらいたい