あったよ!彼岸島 48日後… 第82話「帰宅」の感想が!
でかした!
このページはネタバレだからちくしょう!!!
あらすじ
死神の首を斬った後、みんなで奴の死体を船から落とした。
鮫島「俺と明は金剛様とやらのアジトへ向かう。弟の救出だ」
クルー達「鮫島様。俺 行きます」「俺も!!」
鮫島「お前たちは全員この船に残れ。俺は必ず弟たちをつれてここに戻ってくる。その時までこの船を守っていてくれ。それがお前たちの役目だ」
クルー「鮫島様…」
鮫島「頼んだぞ」
クルー「はいっ」
勝次の家を目指し歩く明、勝次、鮫島
鮫島「ホントにお前の母ちゃん、金剛のアジト知ってんだろうな」
勝次「当たり前だ。そんな嘘つかないよ。そんなことよりもハゲ。いくらきれいだからって母ちゃんに惚れんなよ。約束だかんな」
路地に隠れていたネズミ(動物じゃなくてクルーの)「ひいいいいいい 殺さないで!!殺さないで!!」
ネズミ「あれ?アンタたち… 吸血鬼じゃない…」
勝次「ネズミ!!」
鮫島「なんだお前。こんな所まで逃げてたのか。湖上がってまで逃げたのはお前だけだぞ」
ネズミ「ひいいいいいいいい 一人は怖かったですゥゥ 同行させてくださいィィ」
勝次「ええええ コイツも家に入れんの?嫌だなァ。いいかちゃんと靴ぬいであがれよ。母ちゃんにちゃんとあいさつも。でも絶対に惚れんじゃねェぞ」
町中を進んでいく明達
明「なんか勝っちゃん。こんな道、行きに通ってないぞ」
鮫島「お前なるべく明と一緒にいたいからって遠回りしてんじゃねェのか?」
勝次「は?してねェよハゲ!!バカじゃねェの!!」
(ホントはしてた)
勝次「なァ明 やっぱり駄目か?俺も一緒に行ったら」
明「ああ すまない。これで勝っちゃんとはお別れだ」
涙を流す勝次。
鮫島「ボウズ元気だせよ。たまには俺が会いに来るからよ。それとも親子で船に来るか?なんだかんだでお前も一週間くらいは船にいたからな。母ちゃんに早く会いたいだろ」
涙を拭きながら頷く勝次(母ちゃんに会いたい!!)
明「この辺だろ。そろそろ見えてくんじゃないか?」
走りだす勝次「母ちゃああん!!帰ったぜェェ!!」
鮫島「ハ ようやく笑顔になりやがった」
家に入っていく勝次「母ちゃああん!!」
明達も家の前へ。割れたガラスの破片が放置されている。
ネズミ「マジか この玄関。ここで本当に靴ぬぐのかよ」
鮫島「何か 変な臭いがするな」
部屋で叫ぶ勝次「おーい 母ちゃーーーん!!」
勝次「おかしいよ。読んでも出てこないし。それになんだよこの散らかりよう」
ギッギッ 階段で音が
勝次「誰かが… 階段を降りて…」
「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”」
明「亡者…」
明「下がれ!! 亡者が入り込んでた!!」
鮫島「この化け物がボウズの母ちゃんを襲ったのか!!」
明「いや、亡者は動きも遅いし そんなに凶暴じゃないはずだ!!」
勝次「母ちゃん… 母ちゃんの… 顔が…」
亡者には吉川の顔が「ア”ア”ア”ア”ア”ア”」
感想
ハ 亡者を見るのは何年ぶりだろう
ひさーしぶりに亡者が出てきた。ここでおさらい。
吸血鬼が血を吸わずに邪鬼になってしまう。
まれに身体が適応できない者がなってしまうのが亡者。
邪鬼の失敗作と言われていて、身体からは膿を噴き出し悪臭を放つので吸血鬼達からも忌み嫌われ、人里離れた森の中で虫を捕まえて生きている。人からも吸血鬼からも必要とされていない哀しい生き物。だから、いつも寂しくて何かに縋りたくて近寄る者がいれば捕らえようとしてくる。
動きは遅いが生命力は強く、刀で切り落としても破片から増殖してしまう。倒すには丸太などで叩き潰し、焼いてしまうしかない。
皆から嫌われ、森の奥で生活しているので彼岸島で出てきたのは、人間軍のアジトに紛れ込んできた吸血鬼が亡者に変化して他の亡者を引き寄せた時と亡者の森を通った時だけ。
その少ない登場でも亡者が出てきた時には名シーンが出てきた。
・師匠がスマヌスマヌと涙を流しながら亡者を丸太で潰していくシーン。
・亡者になってしまったポンに明が「お前の仇を討ってやる」と固く決意し、師匠に弟子入りするシーン。
・「みんな 丸太は持ったな!!行くぞォ!!」のシーン。
と、名シーンが生まれている。
今回の亡者との戦いでも名シーンが生まれる?
ンだよ このクソ鬱展開!!
亡者を出すにしてもなんで吉川なんだよ!!!
ショックだわ!吉川亡者はショックだわ!!
ハ 漫画を読んでヘコむのは何年ぶりだろう
嫌アアアアアアアアアアアア
吉川が亡者にィィィィィィ(ちなみに吉川は旧姓。今は山本)
死神が寝るのを待つのに一週間かけたのが嫌な気がしたんだよ… ポンが亡者になった時は明達からはぐれて数日で吸血鬼から亡者になってるし…
大冒険して帰ってきた勝っちゃんが母ちゃんと再会して
勝次「俺、明とハゲとで化け物退治したんだぜ」
鮫島「ハゲ言うなクソガキ、ガハハハハ」
と微笑ましいシーンが来るかと思ってたのに…
勝っちゃんは父親は吸血鬼に殺されてるし、もう母親しかいないのに…
勝っちゃんは回想では「俺の母ちゃんはこの街では評判の美人だった。結婚した時には芦ノ湖界隈すべての男たちが嫉妬したという」とか… 明に紹介する時に「うちの母ちゃんキレイだよ。ビックリするぜ」とか… 鮫島に母ちゃんの所に連れて行けって言われた時は「条件として母ちゃんに手ェ出すなよ」とか言ったり… 家に向かう道中でも自慢してたのに…
そして、その母ちゃんを守るため、吸血鬼に金槌一個で立ち向かって守りぬいたのに… あの戦いはなんだったんじゃ…
今まで勝次が母ちゃんを大事に思っている描写は絶望へと落とすフリだったのかァ?
ヘコんだのは何年ぶりだろうとは言ったものの、思い起こせば大阪編で新田が樽に入れられた時もヘコんだなァ… あの時も子供の前で親が無残な姿を見せると言うことでヘコんだが、今回は勝っちゃんが活躍したり明と仲良くなっていた分、余計につれェ…
あったよ!突っ込みどころが!! でかした!
ヘコんじゃったので今回はさらっと…
マスト倒したり死神がバァンしたのに甲板にヒビが入っていない海賊船とか(マストを切り倒した時は甲板にヒビが入ったんだけどなァ…)
死神の死体を芦ノ湖に落としたけど、吸血鬼ウィルスが広がらないのか?熊や犬は吸血鬼になったけど魚は感染しないのか? 後、こんなでっかい死神を投げ捨てる時に船が傾いて沈没しねェのか?
デカイ斧を軽々片手で持ち歩く鮫島。しかも死神戦でマストの下敷きになった右腕で。
服の袖も千切れたのに直ってるってことは着替えたんだなァ。鮫島は迷彩服をたくさん持ってんだなァ。
ネズミに「靴ぬいであがれよ」と言っておきながら靴を履いたまま家に上がっている勝っちゃん。まぁガラスの破片が家の中にも散らばっていたからしょうがねェ。