クソ喰い爺との戦いで、仕込み刀の義手を失った明。
なんとか鮫島が見つけて持ってきたが、明達はクソ喰い爺に追いかけられている最中だった。
明達はビルに隠れ、隣のビルに移り鮫島から投げられたロープに義手をつたわせて手に入れようとしていたが…
あらすじ
明(早く来い!! 俺の右腕!! 隣にいる邪鬼に見つからぬうちに!!)
しかし邪鬼に気付かれて、義手がぶら下がったロープを弾かれてしまった。
明「しまった!! 義手が!!」
ユカポンが飛び出し、水に落ちていく義手を掴まえる。
鮫島「バカ!! 何やって!! お前泳げないだろ!!」
義手を抱えて沈んでいるユカポンを明が救い出す。
邪鬼はロープを掴んでいる鮫島に目をつけ、追いかけだした。
鮫島「うおっ こっち来た!! ヤベェ!!」
ビルの屋上から隣のビルへと逃げ出す鮫島。
明は仕込み刀を装備し、ユカポンに礼を言い、邪鬼を追いかける(行くぞ 邪鬼胎児だ!!)
一方、鮫島は飛び移れるビルが無くなって邪鬼に追い詰められていた。
転がっている鉄パイプを掴んで構える鮫島「なめやがって 全力で足掻いてやる 来やがれ爺!! 返り討ちにしてくれるわ!!」
「いた…」
明は邪鬼に追いついた。
そして仕込み刀を抜いた。
感想
ちくしょう
手間が半端ねェ
ロープをビルとビルの間に渡して義手を滑らせようとしていたが、鮫島の持っているほうも明に投げて、明が義手を手繰り寄せたほうが良かったんじゃねェのか? ロープの両端を持てば引き上げるロープの長さが半分になって楽だぞ? ここにメガネをかけた見ての通り頭のいいヤツがいればなァ…
ユカポン… なんて神々しいんだ…
比べて俺は…
義手が邪鬼に弾かれちまって、それを掴もうとユカポンが飛び込んじまった!
ユカポンファンに救ってもらって「この命、大切にするからね」と言ったのに、いざとなったら人の大切なもののために躊躇なく命を張るこの決断力!
一番カッコいいのはユカポン、お前じゃねェか!!
コイツがアイドル
見ての通り
みんなを元気にさせる奴だ
それに比べてこの人間は
「邪鬼退治を手伝ってくれ」と言いながら、コイツは一切手伝いやがらねェ! 逃げる時に筏を漕いだぐらいで、隣のビルに移るのが困難だった明を助けたのもユカポンに言われてからだし… 嫁と子供を救いたいんじゃねェのかよ。嫁と子供が救えれば後はどうでもいいのかァ?
コイツが人間
見ての通り
ある意味人間らしい奴だ
やめんか
ハゲには訳があるんじゃ
鮫島はユカポンが泳げねェってことをよく覚えていたな。そんなの覚えているのはネズミぐれェだと思っていたのに
鮫島もしっかり覚えておったのか。コイツ、密かにユカポンのファンになっちまったんじゃねェのか? そういえば眠り女が暴れちまった時はユカポンを助けていた。もともと鮫島は女好きだからユカポンを好きになっちまってもおかしくねェのか?
コイツが鮫島
見ての通り
女にマメな奴だ
戦闘が終わっても興奮が収まらねェ設定はどっか行っちまったのか?
でもこのハゲは爺と赤い糸ならぬロープで結ばれちまった!
綱で繋がるとはなんたるダジャレ。
コイツが鮫島
見ての通り
握手するアイドルと繋がるじゃなく
悪臭を嗅いどるヤツと繋がった奴だ
コイツの仕込み刀はよくわからんな
話半分で見ておこう
明が仕込み刀を装備した。
今までは服の中で見れなかったが、よくよく見るとこれで肘から先が動かせるのかァ? どういう原理なんだァ? 腕を上げて脇が広がったら、左肩と腕に繋がっている紐の部分が引っ張られて肘が曲がったりとか、そういう単純な原理で動いてるんじゃねェのか…
どう見ても明の意思で自由に動かしているからちくしょう!
先生ェ「機械力学!!
この仕込み刀を動かすには
力学の原理がいるのか!!」
この擬音が疑問だからちくしょう!!
明の義手が邪鬼に見つかっちまって弾かれちまった!
擬音が「ぱしっ」って… ピンチになっちまうシーンなのにぱしっがひらがなだから間の抜けた感じが出ちまってるじゃねェか!
ハゲが邪鬼に追いかけられて緊迫した時、「ガッ」「トッ」とわざと邪鬼の全身を描かねェで不気味に迫ってきてるシーンで「よじよじ」なんて間抜けな擬音を出しやがって!
次のページの見開きの迫力も半減するじゃねェか!
鮫島が邪鬼の迫力に負けちまいそうなシーンも
「びくっびくっ」「がくがく」の擬音はまだしも「ゾゾゾッ」とか擬音で説明しすぎだからちくしょう! 鮫島が勇気を奮い立たせたシーんが! 緊迫したシーンが擬音で全て台無しじゃねェか!!
ちゃんと理解しておるのか?
この漫画がホラー漫画だということを
カラーページの精二の顔は怖ェのになぁ…
この煽り文が
適当だからちくしょう!!
最初のページの煽りで「邪鬼に対抗できる唯一の武器を明へ!!」
木片とミカンで邪鬼にダメージ与えたからちくしょう! もう片方の目も潰せれば逃げれたし、一旦撤退して仕込み刀を装備して戻り、簡単に首を落とせるようになったんじゃねェの?
最後のページの煽り「最強の戦士に最強の武器が渡った! もう、爺の好き勝手にさせない!!」
でもその状態で一回負けて爺の好き勝手にされちまってたからちくしょう!
今年最後の回が主人公の出番が少なくて大丈夫かァ? 今年最後にカッコいい明を見せてくれねェのか? 綱渡りみてェな連載しやがって! 来年の節分までには邪鬼退治は終わってくだされェ!
ハ まるで今の話のスピードを表しているみてェだな
さようなら
2018年
よく眠れ
へ? 正月といえば福袋… クソ喰い爺を倒して、背中にある福袋から勝次を引き出すという正月らしい展開を考えていたのか!! なるほど考えちょる。