みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

喧嘩稼業

【喧嘩稼業】64話 事実上の決勝戦が始まった! 田島、お前の兄弟出てるぞ

投稿日:2016年8月1日

陰陽トーナメント1回戦第3試合「入江文学 対 櫻井裕章」が始まる!

 

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あらすじ

工藤に対して嫌がらせを繰り返す十兵衛

工藤のセコンドの吉田「試合に集中しろよ」

ホテルのスタッフが工藤の部屋に来て「お母さまが見つかってよかったですね」
切れる工藤。

吉田は嫌がらせを止めさせるために十兵衛の部屋に行こうとすると、廊下でアリが待っていて「十兵衛から板垣組が脅しをかけてくるのを止めてくれと頼まれている。脅迫は暴力と同じと判断する。次の試合までに佐藤の部屋に近づいたら工藤の敗退とする。これは田島の決定だ」

それを聞いた吉田は叫ぶのみ「うわあああああああああああ」

第3試合が始まるのを見ている田島とアリ

アリ「山本陸はどこかで見ているんですかね?」

田島「名護夕間が沖縄に帰った後の弟子だぞ。山本陸も川口拳治も弟弟子の存在は知らないだろ」

アリ「名護夕間 最後の弟子…」

田島「お前は俺の相手が櫻井になると思っているのか?」

アリ「思っています。先生は思っていないのですか?」

田島「…なってほしいとは思っている」

田島「お前には言っておいたほうがいいか… 櫻井裕章の父親、名護御殿手13代宗家 櫻井武吉は俺の父親でもある。俺と櫻井裕章は腹違いなんだよ。衆前で櫻井裕章を殺すのが俺の目的だ

リング上、試合開始前の文学と櫻井

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櫻井は生き残るために文学のしぐさ、感情、息遣い、十兵衛の師であることから場外にも気を配る。

文学は読まれないために心を、行動を、心根を、己の龍を隠す。だが感情を抑えない。龍を抑えない。自分の技に魂を重ねる。

文学「父さん… 見ていてくれ」

第3試合「入江文学 対 櫻井裕章」開始

文学は開始と同時に飛び膝。

櫻井はそれを避ける。

避ける動作を見て文学は『櫻井のシラットは打撃系』と判断。

コーナーを蹴り、金剛を打ち下ろすも櫻井はガード。

金剛を打った手を下に滑らし、櫻井の帯を掴み頭突きをする文学。

頭突きの後に離れた櫻井の顔に目潰しのツバを吐きかける文学。

櫻井は目を閉じずに右肘『猿臂』を文学の顔面に打つも、文学にスリッピングアウェーでダメージを逃される。

がら空きになった櫻井の右耳に文学がイヤーカップを作って叩く!

櫻井の右耳鼓膜破裂!

感想

あなたが兄さんだったんですね

田島彰と櫻井裕章が異母兄弟!
田島が櫻井性を名乗っていないのは田島のほうが正妻じゃないからか。それで復讐したいのか?
田島が「円形闘技場に行ったのは強い奴と闘うためではなく、櫻井を殺すためだ」と言っていて、ここまで執着するのはこれが原因か。アリが田島のオーラが唯一乱れるのが櫻井と言っていたのもこれが原因か。
でも、田島は自分で直接ヤラないのか? 櫻井がトーナメントを勝ち上がることを確信してるのか? 櫻井の実力を警戒して、トーナメントで技を出させてそれを見て対策を立てるためか? それが目的なら元気な状態で闘う1回戦に対戦相手を文学に選んだのは、それだけ田島が文学の実力をかっているということか。これに勝っても次は金隆山か川口のパワーファイターと対決だから、田島が櫻井を潰そうとしているのが分かる。田島は自分でヤルよりも、櫻井が負けるのが優先なのか?
山本陸、川口拳治、佐川雅夫の弟弟子である櫻井裕章が衆前で敗北して山本陸を誘い出すのが目的か?

先ずは父親から始めよか

今回の田島彰だけじゃなく、父親と何か関連があるキャラが多い。
トーナメント出場者だけでも
・父の無念をはらすために出場した梶原。
・父親の幻影を見続ける徳夫。
・父の仇をとるために出場した文学。
・製薬会社の御曹司の息子だったためにミオスタチン関連筋肉肥大を活かせて超人になれた金隆山。
・恵まれた体をくれた本当の父親、技を教えてくれた義父の川口拳治の川口夢斗。
・父親に捨てられて壊れた睦夫。
・早くに父親を亡くし、祖父が父代わりとして育てられた三代川。多数の人格の中に父親の人格もある三代川。
そんな中、我らが主人公は母親のおかげで命が助かったのが許せなくて、工藤と再戦するためにトーナメントに参戦した十兵衛。その十兵衛は何やってんだ!

20分平均でランダムに嫌がらせ これは1つの技のようだな

ホテルのスタッフはこれは嫌がらせだと知って喜んでやってるだろ!
kenka64a.jpg
十兵衛に「見ろよ工藤、今こんな状態でチャンスだぞ。久しぶりにお前の嫌がらせ見せてくれよ。」って言われたみたいにノリノリだな!!
こんなことやって十兵衛は試合後に板垣組から報復されないのか?
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吉田のほうがストレスでハゲそうだぞ。師匠の文学からの教え「喧嘩をするなら障害の疑いをかけられた場合の言い訳も考えとけ」の応用で十兵衛は試合後のことも考えてあるのか? また知事である母親の力を借りるってのは無いだろうが。
それにしても佐藤十兵衛。トーナメントが始まる前から田島に「板垣組から脅されるかも」と言っていたり、探偵を使って工藤の偽の母親を用意してたりと用意周到

それに比べて田島彰

大会前に十兵衛から「脅されるかも」と言われていたなら、梶原に指摘される前に『対戦者同士の試合以外での攻撃は認めない』ルールを作っとけよ。
田島彰はトーナメント運営に相応しいでしょうか? あいつは大会運営の経験がありません
これで十兵衛の相手が
1回戦は試合前まで寝て休憩していた徳夫。
2回戦は試合前まで休憩できない工藤。
と、対称的。寝過ぎと寝不足を混ぜて討つ!

お前の師匠、唾吐きじゃねーかよ!! ルールに守られてよかったな

十兵衛も徳夫との試合でツバ吐いてたけど(これは目をそらすためだったけど)、富田流にはツバを吐くっていう技があるのか? 唾吐きで櫻井が「卑怯者…」って言っていたら文さんは「超ウケる」と返したのだろうか。
櫻井は鼓膜が破られたがイミ戦でも最初は圧されていたから、まだまだ櫻井の反撃はあるだろう。この後は打撃中心で試合が進むのかな?
「櫻井が鼓膜破られたぐらいまでは大好きでした。」
作者「その後はダメか?」
「…もういいじゃないですか。そんな話は」

みたいなことにならないように…

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