45年前、青一達は侵略者の星に引き寄せられたが、アノヒトの力でアノヒトの星に避難していた。
しかし、アノヒトは侵略者に身体を奪われて続けていた。
感情がないアノヒトは身体を奪われるままだったが、青一達がアノヒトと身体を同化して反撃を開始した!
あらすじ
青一は腕のドリルから水を飛ばした。
その水は緑郎や歴代の総理の顔に当たった。
緑郎(青一くんが今の青一くんになる、45年間の夢を僕達は見た。水は少しだけハッカみたいなニオイがした。)
45年前、アノヒトと同化して戦う青一達の様子を見る緑郎。
そしてその空の色を映したような真っ黒な海が荒れていた。
それは<侵略者の星>
青一くん達の星の海のような体を持つ<あの人>とよく似た体を持った星
そして<器>の横に従うのは共食いする小型の怪物をミサイルとしてカラダに棲まわせた体長400メートルの怪獣
深海魚のおぞましいトコロだけでたらめにこね上げたようなヤツを
青一くん達は<ウツボ>と呼んでいた
その<ウツボ>と戦う青一達。
青一くんは僕の知ってる姿になっていた
今や水の体を持つ<あのヒト>と青一くん達は
一心同体のパートナーとなった。
パートナー達のイメージ通りに<あのヒト>は形を変えてヤツらと戦うんだ。
<侵略者達>は、もう敵わなかった
青一くん達の会話は、どんなに遠くにいても心と心で話せる「テレパシー」のようなものになっていた
<侵略者>を倒すための、<テレパシー>の会話や体質の変化で、
青一くん達は頭も体も成長がストップしちゃったんだ
圧倒的な数の敵は青一くん達の必死の戦いで次々と撃破されて、もう今の戦力を出すだけで精一杯だったんだ。
「…この星はもう核の対流が無くなった… それによって発生していた磁場が太陽からの有害な粒子を防がなくなった…」
「あの星から生命体を奪って、同胞の代わりにしようとしたが、たかが我々の栄養のくせにあいつら反撃をして来た!」「そのせいで我々はもう存続が危ぶまれる程、少数に減ってしまった…」
<侵略者>達を追いつめた先で僕達は・・・ よく知っているものを見たんだ!!
そのよく知っているものとは地球だった…
感想
前々回「怒りの形」
前回「反撃の形」
今回「逆襲の形」
おい、ちょっと! 形、形で進まねえ!!
丁寧に進めるのはイイけどもうちょっとテンポを早めてほしいなぁ。丁寧に描写したからこそ、青一以外の人達が反撃しだしたところはカタルシスがあって良かったけど。
反撃してるときに青一の弟のまことが「パパ…ママ…ノブンマデ」って言ってる… 青一達の両親はヤラれてしまったのか… 侵略者をやっつけて青一の家族が元通りに!とはならないのか…
<侵略者>
「侵略者はアノヒトとよく似た身体を持つ」。双亡亭にいるヤツもアノヒトのように記憶を読んだり身体に取り憑いたりできる。元々は同じ種族だったりするのかな? 野心を持ったのが温厚なアノヒトと別れて侵略者になったのか? 違うのは窒素に弱いというところか。
侵略者は追い詰められて地球に逃げてきた。そして双亡亭に取り憑いたってこと? 45年間戦ったって言ってるから侵略者が逃げようとしたのは現在ってことだから、双亡亭に来たとしたなら侵略者が来たのは最近なのか? それ以前から双亡亭では怪奇な現象が起こっていたが?
泥怒が海外旅行から帰ってきてオカシクなって双亡亭を建設したのは45年前よりもっと前だから、泥怒は侵略者と関係無いのかなぁ? それとも侵略者の先遣隊みたいなのに取り憑かれて、窒素に弱い侵略者が侵略するための更衣室として双亡亭を建設していたのかな? 青一達を引き寄せたのは侵略者だから、侵略者が以前から地球に目をつけていたというのは有り得る。
この<ウツボ>は侵略者が他の星で手下にしたとかかな? そういう手下がいて地球にも送り込んでいた?