明達は、雅の息子の一人・蟲の王が国会議事堂にいると聞き、水没した東京を筏に乗って向かうことに。
あらすじ
国会議事堂前
国会議事堂の天辺には雅の旗が掲げられていた。
それを苦々しく見ている迷彩服の男「クソ吸血鬼どもめ… 仲間を大勢殺して… 返しやがれ!! 俺たちの仲間を返しやがれ!!」
明達
筏に乗って国会議事堂を目指す明達。しかし天気は激しい雨で、ビルの中で雨宿りすることに。
ビルの中で食事をとっていると、いきなり明が狙撃される。
窓の外から飛んできた銃弾は明の頬をかすめた。
鮫島「狙撃だ!! 隠れろ!!」
明「内を見せるな!! カーテンをしめろ!!」
カーテンを閉めて壁際に発つ明達。
鮫島「クソッ ふざけやがって!! 向かいのビルからだな!!」
明「向かいのビルか… 殺るには泳いで渡るしかないな」
明と鮫島で泳いで向かいのビルに渡ることに。
ビルの外に出たところで水中でも敵は撃ってきた。
明は身振りで指示し、鮫島と筏の下に隠れる。
筏の下に潜り、盾にして向かいのビルまで移動する。
向かいのビル内の狙撃手を発見。
気づかれずに明が近づき、仕込み刀を狙撃手の首に当てる「動くな」。
振り返った男「なっ」
狙撃手は牙が生えていなかった。
明「人間?」
その時、ネズミの悲鳴が聞こえてくる。
鮫島「ちきしょう 勝次のバカたち 全員捕まっちまった コイツは囮だったのか!!」
明「お前たちは何者だ?」
狙撃手「第1師団 普通科連隊 陸上自衛隊だ」
明「自衛…隊…?」
感想
コイツの言ってる事はよくわからんな
話半分で聞いておこう
勝次の顔の腫れはひいてきていた。
鮫島「子供は回復が早ェからな」
明は高校卒業して彼岸島に乗り込んだ。まだ子供みてェな年齢ェ。明もダメージの回復が早いのも頷ける。なるほど考えちょる。
狙撃!! この明さんを倒すには銃がいるのか!!
回復が早ェ明でも雅につけられちまった頬の傷は、心の傷とともに治らねェ。その頬に新たな傷が!!
ひいいいいい 彼岸島が終わりそうになっちまった! ここでやられちまっていたら、この漫画は伝説となるところだったぞ!!
そういえば大阪でも狙撃でやられそうになっちまったなァ。
弓矢なら丸太で防げるのに!!
丸太!!
飛び道具を防ぐには
丸太がいるのか!!
飛び道具を防ぐには丸太と子供が必要。丸太みてェな太った子供である、左吉がいるから助かったのか!!
明は雅の所に向かいたいので、このままビルの反対側に逃げても良いんだが… 明は「行って来る」とやる気満々。狙撃されちまって完全にキレちまった!!
コイツが宮本明
寄り道しまくり
見ての通り
私情で動く子供みてェな奴だ
雅を倒すために寄り道しねェんじゃねェのかよ。撃たれちまったから仕返しかァ? ハッ まだまだ子供みてェだからダメージの回復も子供みてェに早ェのか!!
こんな所で
スキューバのハンドシグナルを
やることになるとはな
向かいのビルに向かう明と鮫島。しかし敵も警戒していて水中の影も狙撃してくる。そこで明は筏の下に隠れるように鮫島に指示を出した。
このハゲが『ロープ』じゃなくて
『ローラ』のOKポーズをしているみてェ
だからちくしょう!!
これもひとつの
フレンドリーファイアってやつだな
無事に向かいのビルに移り、狙撃手を見つけた明。スナイパーは撃ったら場所を移動するのが基本じゃねェのかよ。スナイパーとして、敵に居場所がバレちまうのが一番ダメなんじゃねェのかよ。ただでさえ筏がビルに横付けされちまったんだから敵が乗り込んできたのに、そばに味方もいねェのに窓の外を見ているなんて!
って伏兵!勝次達が別の敵兵に囲まれちまった!!
でも明が捕まえたのは人間?
「人間?」って聞いてる側が、音も立てねェで忍び寄って仕込み刀を出しちまっているし、もうひとりは異常にデケェハゲだしで人間とは思えねェ!
こいつらは人間の自衛隊! サバゲーマニアじゃなくて本物で超助かる!! そういえば明が狙われたのは頭部だった。少ない弾丸で吸血鬼を倒すには頭部を撃ち抜くしかねェ。そこに伏線があったというのか! 伏兵を用意するほど作戦もきっちり立てやがる! 今まで仲間になったのは元アイドルやデブな子供だったが、戦闘員の仲間が増えて面白くなりそうだぞ!!
でも鮫島も迷彩服を着てるんだから同じ自衛隊員と思わねェのか? 異常なデカさで人間とは思えねェから撃っちまったのか? 自衛隊員は全員鮫島と同じ迷彩柄を使ってるじゃねェか。ひいいいい やっぱりこの自衛隊員達も間抜けな作戦を立てるような気しかしねェ!
先生ェ「こんな事もあろうかと
迷彩柄のスクリーントーンを誤発注してたんだ
最高の自衛隊を見せてやるよ」
自衛隊が間抜けみてェな描写にしちまったら怒られねェのか? 諸事情で話の途中で突然明が狙撃されちまって彼岸島が終わらねェだろうなァ?