蟲の王の心臓を破壊するべく、明と勝次は体内に侵入。体内にいた人喰いバッタから逃げながら心臓がある尻尾の先を目指す。外の鮫島・ネズミ・ユカポンは瓦礫の影に隠れていたが、蟲の王に見つかり追いかけられる。追いつきた蟲の王が尻尾を伸ばし、鮫島達へ振り下ろした!
あの野郎 ネタバレ書きやがって
とんでもねェ裏切り野郎だ!!
あらすじ
蟲の王の尻尾は地面に叩きつけられた。
鮫島達は直撃は免れたが、衝撃と飛び散る破片でダメージを負ってしまう。尻尾の中にいた明と勝次も尻尾の内壁に体を打ってダメージを負ってしまった。
蟲の王「ジャマヲ… スル…カラダ…」
気絶していたネズミが目を覚ます。ネズミとユカポンには鮫島の大きな体が覆いかぶさっていた。
ネズミ(鮫島様!! まさか鮫島様が俺たちをかばって…)
ネズミは鮫島の手首を握り、脈があるのを確かめた。ユカポンも目を覚まさないものの、うめき声を上げて生きていることが確認できた。
ネズミが安心したのも束の間、蟲の王が迫ってきていた。
ネズミ(やばい こっちに来る!! 見つかる!!)
鮫島とユカポンはまだ気絶をしたまま。ネズミは、自分は無力だがユカポンを見捨てるわけにはいかないと葛藤にさいなまれる。
門番と戦っている自衛官達が走り出したネズミを発見。ネズミが仲間を見捨てて逃げ出した裏切り者だと罵倒する。しかし鮫島とユカポンが蟲の王に見つかった瞬間、蟲の王の顔面に弾丸が浴びせられる。ネズミが鮫島の銃で蟲の王に攻撃していた。
ネズミ「うおおおお こっちだ バカ野郎!! 俺の方に来やがれ!!」
ネズミは鮫島達を助けるために囮になっていた。
それを見た自衛官達「民間人のくせに やるじゃねェか!! 俺たちも負けてらんねェぞ!!」
一方、尻尾内の明と勝次。明は気絶している勝次を背負い、尻尾の先へ歩きだしていた。
尻尾の先へ進んでいるので、段々通路は狭くなっってくる。
通路の高さが明の身長ほどになった頃、後ろから物音がした。振り向くと人喰いバッタが負ってきていた。
明は勝次を下ろし、目を覚まさせる。
明「すまんな勝次… 起きてくれ… ここは俺が守る お前は一人で進んで 心臓を壊してこい」
勝次は明からサブマシンガンを受け取る。
人喰いバッタの1匹を仕込み刀で斬り捨てた明「行け勝次!! 頼んだぞ!!」
感想
すげェ… すげェよハゲ…
すげェ… すげェよネズミ…
蟲の王の尻尾を叩きつけられたが…鮫島が体を張ってネズミとユカポンを守った!
ハゲの脈はあっても
ネズミとユカポンの仲は
脈無しだからちくしょう!!
ハゲやるじゃねェか! 戦うしかねェと言いながら、蟲の王が迫ってきちまったら一目散で逃げ出しやがって!と思っていたら…体を張ってユカポンどころかネズミまで守りやがった!!
それに気づいたネズミは「鮫島様!!」。
海賊船にいた時は鮫島様と呼んでいたが、旅をともにすることで鮫島さんと呼び方が変わっていったが、248話で受け止めてもらう時や、今回の攻撃から庇ってくれたとわかると「鮫島”様”」と呼びやがる!! 超現金なやつだぜ! ユカポンを助けたのも裏があるに違いねェ。しかし裏があるとしても…ネズミの行動は賞賛に値するじゃねェか!! 気が弱ェ奴がココ一番で勇気を振り絞るというパターンはベタだが…好きな女のために命をかける男はカッコイイものよ。
すまぬ すまぬ
ネズミが仲間を見捨てて逃げ出した裏切り者だと思ってたら、囮になるために気絶した仲間から距離をとっていただけだった。それを見ていた自衛官達。
十条二尉達は余裕ありすぎじゃねェか? ネズミが逃走しているのを冷静に見てる場合かよ。先週は仲間が門番にやられちまったりしても「日本の未来のために!」と言って怯まずに戦ってたじゃねェか… 散っていった仲間を裏切っているのはお前らじゃねェのか? 怯まず戦っている姿を見た鮫島が「俺たちも死ぬ気で戦うしかねェ」と決意したんじゃねェか。自衛隊員達はその決意を忘れちまったっていうのか? …へ? 先週は鮫島達が自衛隊を見直し、今週は自衛隊が民間人を見直した…このやり取りでわだかまりが解消されちまったっていうワケか!!
共闘して友情に目覚める。
ヤンマガなのに
少年ジャンプ感が半端ねェ!!
すまない
ちょっと度量が狭くて
尻尾の先に近づいてきたが、人喰いバッタも追ってきやがった!
人喰いバッタども、超きめェ! 現実にこの状況になっちまったら、気を失っちまう!!
しかし…明が狭い所ならバッタは追って来れないって言っちまってたが、バッタどもの体長は明より長ェが…体高は明と変わらねェじゃねェか!!
道が狭くなっているのはちゃんと見ているのに、バッタの体高はちゃんと見ていねェ… そのせいで人喰いバッタどもに追いつかれちまった!
狭くなっちまってるのは
明の視野だからちくしょう!!
ちゃんと持っておるのか?
敵を倒すすべを
人喰いバッタどもが追いついた時点で、勝次が単独で尻尾の先に行くのは読めたが、小4がどうやって心臓を破壊すんだァ?と思ってたらサブマシンガン!
明「の○太君
このひみつ道具でジャイ○ンを
ギャフンと言わせるんだ」
勝次「こんな所で
22世紀のテクノロジーの恩恵にあずかるとはな」
明はサブマシンガンをまだ持ってやがった!! お手手野郎との戦いや、蟲の王の攻撃を受けても、鼻水の洪水にあっちまってもまだ懐にしまってたのか!! 明が着ているジャケットに膨らみは一切ねェのに! 明のポケットは四次元ポケットなのか? この明のポケットなら、雅の不死身を抑えちまう薬・五〇一ワクチンもまだ懐に仕舞ってあるのかァ?
ハ 五〇一ワクチンを見るのは何年ぶりだろう
このシーンの後、雅に注射器を防がれちまって、鉄扇で斬りつけられちまった。その後はこの注射器もこの注射器に繋がっている薬瓶も出てこねェ。明は雅を倒すと何度も言っているが、このワクチンが無ければ倒せねェんじゃねェのか? 懐にまだワクチンは持っているのかァ? 48日後になってから明は「雅を殺す」と何かあるたびに言うが、雅との再戦がねェから分からねェ…
ああ嫌だ
読者を裏切りたくない
でも怖いんだ
ああ ポリコレの足音が近づいて来る!!
明が人喰いバッタ達を相手にするので、蟲の王の心臓を破壊する役目は勝次が背負うことになった。
蟲の王は元々小4の少年が吸血鬼になり、アマルガムへさらに進化した化け物。いくら化け物とはいえ、小4を二十歳そこそこの明が倒すのは体裁が悪い。なので同じく小4の勝次がとどめを刺す! さすがは先生ェ。無駄に毎週映画を見てねェ。現代の映画界のように、しっかりポリコレ対策してやがる!!
松本光司様ァ!!
ポリコレに配慮する前に
やたらウ○コを出してくるのを
止めてくだされ
松本光司様!!
へ? でも小4が殺しをするのは倫理的に大丈夫なのかァ?
勝次「大丈夫だ
吸血鬼相手は経験済み
アマルガムも
蹴散らしたるわ!」
ひいいいいい そうだ! コイツは吸血鬼を殺した後、ブリーフ一丁で生野菜を丸かじりしやがる、イカれちまった奴だった!!
このマンガは彼岸島
見ての通り
ポリコレも倫理観も気にせず
ぶち壊すマンガだ
先生ェは今いるところが地下だってこと絶対忘れているわ