みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

彼岸島

【彼岸島48日後…】255話「肛門」勝利への門が拷問だからちくしょう!!

投稿日:

蟲の王を倒すべく、明と勝次は尻尾の先にある心臓を破壊するために体内に侵入した。体内にいた人喰いバッタに追われながらも尻尾の先を目指す二人。尻尾の先へ向かっているので通路が狭くなってきて明はここで人喰いバッタを食い止め、勝次に心臓破壊を託すのだった。

ネタバレだけじゃすまねェぞ
カンソー三連発だ

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あらすじ

明「なんとしても 王の心臓を 壊して来い!! 頼んだぞ!」

勝次は明を置いていけないと渋っていたが、決心した「わかったよ バカ野郎!! 絶対死ぬんじゃねェぞ!!」

明「ハッ 頼もしいじゃねェか!! その意気だ!!」

勝次はサブマシンガンを持って、尻尾の先を目指して走り出す。

通路は段々狭くなっていき、勝次は四つん這いで進む。

通路は行き止まりになったが、奥の壁には小さな穴があり、手で広げる事が出来た。

異世界への門

勝次「入れるんじゃねェか…? 心臓の音が大きくなった。やっぱりこの奥にありやがる。行くしかねェ。 コイツの肛門に入るみてェで気持ち悪ィな」

勝次は決意を固めて入っていく「ままよっ」

狭い通路を押し広げつつ、進んでいく。

もぞもぞ

途中、力尽きそうになったが、明に託された事を思い出す。

勝次「明に託されちゃ… こんな所で死んでらんないじゃないか」

頑張って進む勝次の指がどこかの空間に出た。

勝次「右手の先がどこかへ出た。何か…広い場所へ…」

左手も出し、穴を広げてみるとその先に空間があった。

勝次「あった… ついに来た… 蟲の王の心臓……」

その空間には、蟲の王の脈打つ心臓があった。

感想

まったく こんな生物を
小学生に一人ぽっちで
考えさせやがって

蟲の王の尻尾の先へと進むと肛門みてェな箇所があって、そこに入って進むと心臓がむき出しにある空間にたどり着く。

異世界への門

ちくしょう
この門は本来は出口感が半端ねェ


広げちまったら
趣味趣向も広がっちまう感も半端ねェ

蟲の王はこんな体でいいのかァ? 自分自身がコレになっちまったということは、この姿が自分が考えた中で一番成りたい生物って事だろう… ただデケェだけで攻撃方法は巻いた尻尾を伸ばして叩きつけるだけ、体内にバッタを飼っていて、尻尾の先の方は肛門みてェになっちまって、その先に心臓がある。ひいいいいい 小4が考えつくような生物じゃねェ!! コイツ、ある意味天才なのか? 常人には理解できねェ!!

ゲンコツぐらいじゃすまねェぞ

勝次は「帰ったら説教だな たっぷりしぼりとってやる」と、親みてェな事を言いだしたり… かと言えば明に再会したら「カンチョー三連発だ」とか小学生ェみてェな事を言ったと思ったら…「ままよっ」とかいつの時代の人間だァ?という言葉を使ったり… 掘り進めている間に「ちくしょう 一体どこまで 掘り進めばいいんだよ!!」と言いながら、穴に潜って、トンネルを潜って、蟲の王の体内に潜ってきた事を振り返り「こんだけ潜って この先に一体何があるのか」と哲学的になってきやがったり、「魑魅魍魎のあふれる 地獄に落下しちまうんじゃないか」と芥川的な事も言い出しやがった!

元々小4だった蟲の王は、バケモノを想像してイラストを書いていた。同じく小4の勝次は小説家になれるんじゃねェのか? 一人で何役も演じられる、哲学的な事も言える、想像力もある。コイツ、売れっ子小説家になれる素質がありやがる!! 吸血鬼ウィルスが撒かれなかった場合、もしかしたら小説の挿絵に蟲の王がイラストを描き、勝次が芥川的な事をやったり… 勝次が原作を書いて蟲の王が漫画を描く、アク○ージュ的なことをやったり出来たんじゃねェのか? へ? アク○ージュは原作者が魑魅魍魎だったのがバレちまって落下しちまったからちくしょう!! 先生ェは大丈夫なのか?

先生ェ「大丈夫だ
欲望ごとき
なんぼ来ようと
漫画に描いて蹴散らしたるわ」

少年漫画の原作をしながら下品な犯罪を犯すか、下品な漫画を描いて家族を養っているか。比べるべくもなく、先生ェのほうがカッコイイじゃねェか!!

すまない
ちょっと閉塞感を打破してほしくて

一人、孤独に進んでいく勝次。

もぞもぞ

ひいいいいいいいい
閉所恐怖症には超辛ェ状況!

さらに進んでいく勝次だが…

ピンチだっていうのに
間の抜けた擬音で
気が抜けちまうからちくしょう!!

擬音

ちくしょう
勝次のボラギノール感が半端ねェ

場所が場所だけに勝次が座薬みてェになってんじゃねェか… へ? そういえば閉所恐怖症の俺には、このシーン、なんか見覚えがあるぞ?

明

クソ喰い爺の時の明と同じじゃねェか!

同じ状況を使いまわしちまう事に
目も口も閉じていられないから
ちくしょう!!

使い回すといえば、明と勝次の共通点、銃の腕前・肝が座っている・作戦を立てられる・「ままよっ」と言う。明と共通点が多い勝次は未来の救世主なのか? 先生ェが行き詰まっちまって『彼岸島 48月後…』とかで勝次を主人公にしちまうんでは…って気配を匂わした所で次週は休載… そんなそんっ… 合併号で盆休みはとれたはずじゃねェか! さらに今週は進んでいく勝次の周りを真っ黒にする事で手抜きもできたじゃねェか!!

ちくしょう一体どこまで
待ち続ければいいんだよ 光司
俺たちずっと待ってるじゃないか
雅の片腕の金剛を倒して
次は雅と対決だと思ったら
雅の息子が5人も出てきちまって
その間にも邪鬼との戦いもあって
こんだけ引き伸ばして
この先に一体何があるのか
こんだけ引き伸ばされちまったら
読者が寿命の底に出ちまうよ

せめて、その時は決着は着かずとも雅との再戦ぐらいしてくだされェ!!

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-彼岸島


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