前回の話、凧葉と紅の制止を振り切り、双亡亭に向かう緑郎と青一。
あらすじ
双亡亭壊すべし
総理の命令で重機で双亡亭を壊そうとするが、失敗。
鉄球が跳ね返されてしまう!
双亡亭の奇妙さを国民に見せるために作業員さん達が犠牲にいいいいいいいいい
かわいそー
凧葉、話すべし
環境省の特殊災害対策室。生活安全課の森田と話す凧葉。
森田「警察が全力で捜していますから見つかるでしょう。ただ、青一君がおとなしく来てくれるか・・・」
凧葉「そん時はオレ呼んでくれよ。ほら、オレのネコの絵でアイツおとなしくなったろ?」
帰ろうとする凧葉に紅が気づき話しかける
凧葉(このジョガクセー!ドリルの青一と2本のドス振り回して戦ってためらいもなく刺した!)
ヤバイ女から逃れるため、適当に返事してと場を離れようとする凧葉を紅が一本背負い!
凧葉「いきなり何すんだよ!?両手にドス持ってコドモに突き立てる女とマトモに会話できるかよ!何でケーサツに捕まんないんだよ!?」
(うーん凧葉の言うとおり、紅が刃物振り回して警察に捕まらないのは謎だ。警察側も刀巫覡のことは知っているのか?)
凧葉「緑郎があんなんなったのに!来んのが遅せーんだよ!!緑郎がかわいそーだろが!?」
緑郎のことを思い出して泣き出す紅「緑郎が行っちゃった・・・私じゃ勝てんっち~~!」
凧葉「感情のキフクのでかいムスメだな~」
凧葉「柘植紅ってったか。おまえのハナシ聞かせろよ。オレは凧葉務ってんだ。」
紅「・・・はい。」
双亡亭に向かうべし
双亡亭に向かっている青一と緑郎。
緑郎「せいいちくん・・目立つよ・・・ボクらを捜してるヒトに見つかっちゃうよ。」
歩き出す緑郎だったが、裸足のため歩けない。
通行人の靴を奪い、緑郎に履かせる青一「オマエ・・・アシ・・・ヤワラカイ・・・」
靴を奪われた男「おまわりさーん、くつ アイツに取られましたー」
緑郎「あのバス。あれに乗れれば・・・」
双亡亭のある沼半井町行きのバスの天井に飛び乗る青一と緑郎。
感想
作業員さん達…
解体作業見ていた子供もトラウマになっちゃう…
「爆撃しても壊せない」だけで十分双亡亭の異様さに気づいたと思うけど。作業員が無駄に犠牲になったような。でも、門のところは重機で壊せたんだなぁ。門も爆撃に耐えたのに重機で壊せたのは何故だろう。双亡亭の地下に空洞を作って、双亡亭ごと地盤沈下させて落として上から埋めるっていうのも考えたけどダメなんだろうなぁ。
作業員A「鉄球がめり込んだ?」作業員B「めり込んだんじゃない。食われたんだ」って言った後、鉄球が吐出されるけど、双亡亭は生物しか食べないのか?
特殊災害対策室
特殊災害対策室と言っても
生活安全課の森田は優しそう。
作戦課の宿木は作戦課だけあって、目的達成のためには子供でも容赦なく尋問したり冷徹。
森田みたいのだけじゃ組織はダメになるんもんなぁ。森田と宿木は適材適所といったところか。
森田「今までは心霊現象や人面犬などの都市伝説系ばっかりで、今度のコトは特例中の特例で、我々<特対>としてもアタマが痛いです・・・」
特殊災害対策室は斯波総理が双亡亭対策に作ったってわけじゃないのか。別に双亡亭対策部隊があったりするのか?
森田が「緑郎は警察が全力で探している」って言ってるけど、病院で青一「ソウボウテイ・・ボク・・コワス・・」緑郎「ボクも壊したい」って言ってるし、凧葉達も緑郎と青一が双亡亭に向かっているのは分かっているんだから、双亡亭周辺で待てばいいだけのような。早く捕まえたいなら、病院と双亡亭の直線上にいるだろうし。
感情の起伏が激しい紅
紅が弟を拐われ、都会で知り合いも親戚ぐらいで心細いとはいえ、情緒不安定すぎる。厳しい修行をしてたんじゃないのか?紅は刀巫覡の腕は日本一でも、心はまだまだジョガクセーってことか。青一をいきなり刀で刺しちゃうけど…
こんな感情の起伏が激しいジョガクセーに刃物を持たせてもいいのだろうか…
カタコトセイイチ
緑郎「ボク、緑郎って言うんだ」
青一「ラクロ・・・」
おい、ちゃんと人の名前覚えろ青一。
青一がカタコトなのは行方不明のときになにかあったのか?そういえば、一緒に飛行機に乗っていた怪物は何だったんだろう。双亡亭に関係あるのか?もしくは青一の能力を手に入れるために関わったモノ(ドリル能力をゲットできるアイテムを守っていたとか)なのか?謎が多い。
今回壊れたもの
・重機、作業員さん達
・紅の感情制御能力
壊れなかったもの
・凧葉の宿木への苦手意識
・双亡亭