【彼岸島48日後…】443話「退屈の極み」落ちていても　3秒ルール無しで　何でも喰う！　食いしん坊キャラにキャラ変かよ！

雅の息子の一人・卑弥呼が作った女だけの国・邪馬台国に鮫島と勝次が捕まってしまった。なんとか勝次は脱出に成功して小春とユカポンと合流することができた。が、この国を訪れていた雅が勝次の変異した左腕に興味を示して食べたがっていた。その雅が人質にした鮫島を餌にして勝次を見つけてしまって…

ネタバレを待つのだけが
私の人生だ

あらすじ

雅は勝次を見つけ、鉄扇を投げつけて勝次の左腕の変異した部分を切り落とした。

痛みで転げ回る勝次。雅は勝次の胸元を掴んで持ち上げた。

小春は近くに転がった鉄扇を雅に投げつけて、その隙に勝次を助けようと思いついた。小春はゆっくりと鉄扇を掴んで投げようとするが、雅はその動きを見透かしていた。

雅「巫女。私の鉄扇を返してくれ。そのまま投げつけてくれてもいいぞ」

小春は雅にはどうやっても勝てないと悟り、絶望で震えだした。

勝次は雅に捕まりながらも啖呵を切るが、雅に血を吸われてしまった。

血を吸われて動けなくなった勝次を離す雅「つまらん味だ。ただの人間だったか」

続いて雅は、鉄扇で切り落とした勝次の変異した部分を拾って食べた。

雅「コイツも手の奴（拷問野郎）と同じ味か。本当につまらん。とんだ無駄足だった。退屈の極みだ」

雅は退屈していた。不死身になり、敵もいなくなった。しかし宮本明が雅を殺そうとして捜しているという情報を聞いた雅は喜んだ。宮本明は雅を興奮させた男だった。

雅は邪馬台国の女たちやユカポン達の前でその話を語った。話を聞いたユカポンは喋りかけたが、小春が口をふさいだ。

しかししっかりと聞いていた雅は「そこの制服女。宮本明について何か知っているのか？」

ここで簡単に情報を聞き出しては楽しみが失われると思った雅は、明に土産を残そうと勝次の左腕を鉄扇で切り落とした。

勝次の左腕をユカポンに投げ渡した雅「アハハハハ　頼んだぞ」そう言って去っていった。

勝次「痛い痛いィィ　俺の手がァ　俺の左手がァァァ」

感想

そいつは
化け物…
化け物だ…

小春は鉄扇を投げつけた隙に勝次を助けて逃げようと考えついた。小春は静かに動いて鉄扇を手に取り、雅に投げつけようとしたが、雅はその行動を見抜いていた。

「鉄扇を返してくれ」!?
止めてくだされェ！
派手な見た目なのに
中身は貧乏性なのは
なんかガッカリしちまうから
止めてくだされェェ!!

「巫女」呼び！　小春はずっと巫女姿でいたが、巫女姿を指摘したのは雅が初めてじゃねェか？　そういえば、迷彩服を着ている鮫島が自衛隊と出会っても「同僚か？」とか「どこの舞台所属だ？」とか聞かれなかった。みな生き残るのが必死で服装はもう気にしてられねェんだろうなァ…

さすがは雅
敵の返り血を浴びても
五重の塔から落とされて体が潰れちまっても
首を落とされちまっても

同じ服を着続ける
ファッションリーダーな男よ

小春は雅にはすべて見透かされていると分かり、絶望して震えだした。

見透かされている!?　小春とユカポンも敵だと雅にバレちまっていたのか…　へ？　二人だけ頭を下げてねェじゃねェか！

このイラストが
「この女たちを
2つのグループに
分けてください」
っていうグループ分け問題でも
かなりの低レベルだからちくしょう！

変異した腕を持つ少年のそばにいて、2人だけ土下座をしていない…名探偵コ◯ンじゃなくても仲間だって推理して見抜けるじゃねェか！　警戒してんのは当然だからちくしょう!!

食通としての
格が違う!!

勝次は屈服せずに啖呵を切ったが、雅に血を吸われてしまった。

いきなり食べずに
まずは中のスープを飲む！
人間の食べ方は
小籠包と同じスタイルなのか！

勝次が明みてェに顔に傷をつけられちまった！　捕まっても無抵抗にならずに歯向かい続けるっていうのも明に似ている。明がもしやられちまったら勝次がその意志を継ぐのかァ？

勝次の血の味は他の人間と変わらなかった。雅は勝次の変異した部分を食べてみると、拷問野郎と同じ味だったので落胆した。

生きたまま切り落として
その部位を喰らう！
間違った方向に
道を極め過ぎちまった
美食家の食い方
みてェじゃねェか！

ハンディハンディも喰ってたのかよ！　鮫島を捕まえる時に遅れてきたのは「喰ってたから遅れた」なのか！　デブキャラの役割じゃねェか！　部下のハンディハンディを「手の奴」って…名前を覚えてもらってねェのかよ！　一応、雅の息子の蟲の王の片割れだったんじゃねェのかよ！　蟲の王が倒れちまった今、国連軍のミサイルを防ぐ変異吸血鬼を操れる能力を持った貴重な部下じゃねェのかよ！　雅もサイコジャックで変異吸血鬼を操れるだろうが、いちいち雅が操って回るっていうのも面倒だぞ？　お手々野郎がいたほうが良いんじゃねェのか？

退屈だから新しい味に巡り会えるかもしれねェと色々喰ってんのか…　へ？　国連軍のミサイルから逃げてるじゃねェか！　国連軍と戦えば退屈をしのげるんじゃねェのか？

やめんか
それには訳があるんじゃ
ミサイルを受けてしまうと
雅のお気に入りの服が
燃えて無くなってしまうんじゃ

なんて
言いぐさだ
この男!!

退屈の極みだと言い放った雅は、宮本明が唯一の楽しみだと話した。ユカポンは「明を知っている」と言いかけたが、まだ抗ウィルス薬を手に入れていない明が雅と戦うことを避けるために勝次が「シー」と口に指を当てて止めた。

ヒー坊を斬り落とされた痛み、圧倒的な存在の雅に対しての恐怖、血を吸われたことで身体が麻痺、こんな状態でもユカポンを止める勝次！　どんな胆力してやがんだよ！

ユカポンの言葉を聞き逃さなかった雅は、ここで簡単に情報を聞き出すのは楽しみが失われると思い、明に置き土産として勝次の左腕を鉄扇で切り落とした。

マジか！　勝次の左腕が！　ヒー坊はもう生えてこねェのか？　ヒー坊の部分は斬り落とされちまった腕側だけっぽいからもう無理かァ？　勝次の義手を作る展開になるのかァ？　明の義手の制作工程のエピソードが語られるかもしれねェのは嬉しいことだが…　勝次の人生は激動の極みじゃねェか！

この土産を知った明は、怒りで暴走しちまわねェか？　抗ウィルス薬を手に入れたり、兄貴と話し合うまで雅との戦いは避けると、冷静でいてくれるといいんだが…　明は雅の写真を見ただけで怒りが抑えられねェみてェだしなァ…

それにしても雅も明を求めていたとは…　「奴を待つのだけが私の人生だ」とまで言わしめるとは…

明は雅の写真を見ただけで
眠れないほど興奮！
雅は「明を待つのだけが
私の人生だ」と断言！

でもお互い会いたいのに会えねェ！
すれ違いの連続！
安っぽい恋愛ドラマかよ！

雅をアイドル視しちまっている女吸血鬼達が、雅様ショップで新しいグッズを展開するに違いねェ！