みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

喧嘩稼業

【喧嘩稼業】65話 僕はこんなにも「事実上の決勝戦」を有効に使った事例を知らない

投稿日:2016年8月29日

陰陽トーナメント1回戦第3試合
入江文学 対 櫻井裕章
文学の先制攻撃で櫻井の右耳鼓膜破裂!

 

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あらすじ

左のイヤーカップで桜井の右耳鼓膜を破った文学。その流れで耳を掴もうとするが、櫻井は自分の右肩を叩き文学の左手を外す。

櫻井は肩を叩いた動作の流れで右腕を振り文学の顔面に拳を当てる。

のけ反る文学。その文学の頭を掴み、顔面に膝蹴りを入れる櫻井。

再びのけ反る文学。そこへ詠春拳系統の『最速の連打』チェーンパンチを繰り出す櫻井。

チェーンパンチを喰らう文学。文学が右手をクイクイと動かしたのを見た櫻井は警戒して、文学の右手を左手で抑えながら右の肘『猿臂』を文学の頭部に当てる櫻井。

文学はダウン。

櫻井は追撃せずに鼓膜が破れたことでの体の影響を探る。櫻井の平衡感覚は問題なし。

セコンドに話しかける櫻井「ヨシフ 鼓膜を破られた。入江は強いよな?」

ヨシフ「S級格闘士相手には一か八かで無茶苦茶な先制攻撃を仕掛けてくるヤツがたまにいる。普通だよ。この程度のヤツ」

立ち上がる文学(お前の次の攻撃は高確率で予想できるぜ)

リードパンチの構えをする櫻井。

文学「だろうな」

父親・無一の教えを思い出す文学(無一「突きには一拍子のものと二拍子のものがある。ボクシングのような一般的な突きは二拍子。それに対して一拍子は突進する推進力で突く」)

文学「もうすぐ左耳も聞こえなくなるぞ」

櫻井「ん?」

突進してそのまま突きをする文学。刻み突き

そこから左足で櫻井の右足を踏む文学。

のけ反った櫻井に右肘での金剛を落とす文学。両手でガードする櫻井。

文学(ここからだ。本物の連打を見せてやる)

富田流のそれは左鉤突きから始まる。

煉獄に入るため、左鉤突きを打つ文学。右肘でガードする櫻井。

文学(コイツ読んでやがった)

最後に覚えている「空手に打ち込んでいる中学生」の頃を思い出す櫻井(御殿の奥義は初見になる。つまり後の先(ごのせん)がとれるようにしないとな。後の先をとるには技の選択肢が多い事。その多くの選択肢の中から素早く最善手を見つける事ができる能力が必要になる)

頭突きで文学から離れる櫻井(俺は後の先をとるためにシラットを習ったのかもな)

その最速の連打はチェーンソーのように腕を回しながら打つ事からこう呼ばれる

再びチェーンパンチを繰り出す櫻井。
kagyou65b.jpg

感想

十兵衛、お前の師匠糞弱じゃねーかよ!!ルールに守られてよかったな

というか、
櫻井強え!!!

御殿の教え『後の先』つまり相手の攻撃を見切ったり流したりしてから打つ。これは技の選択肢の多さの必要だけど、洞察力や判断力が優れていなければ出来ない。櫻井はそれが優れていたから、記憶がない状態でもアンダーグラウンドで勝ち残れた理由か。
そういえば田島もこういうことを言っていた。

当初の考えに囚われるな
相手の「強さ」「得意とする手」を正確に知ろうとする事を常に怠るなよ
足下をすくわれるぞ

俺…馬鹿だから知識なくて 今すぐチェーンパンチってのを知りたいんすけどどうすればいいんすかねぇ?

チェーンパンチ、その最速の連打はチェーンソーのように腕を回しながら打つ。
kagyou65b.jpg
チェーンパンチって漫画の技みたいだけど(これ漫画だけど)、実際にあるのか?
先ずはYoutubeから始めよか
詠春拳の連打、チェーンパンチ ジェイスGYM

この連打は1つの技のようだな

そしてパンチだけじゃなくて肘も混ぜているなぁ。櫻井が猿臂を出せたのもこれか。
でも、チェーンパンチって体重がのってないように見えるけど効くのか? 顔面に連打されればダメージはあるだろうが、顔面ばかりだとバックステップなりすれば逃れられそう。最初にチェーンパンチを喰らった文さんがダウンしたのは猿臂でだし、チェーンパンチは目眩まし程度なのかなぁ。ダメージ与える煉獄とは違い、そこから何か繋げていく技か?

やっぱり櫻井のシラットの正体は詠春拳だったじゃないかぁぁ

梶原「澤、シラットってのが分けわからなくなっちまったよ。シラットの情報か詠春拳の情報を持ってきてくれ」

詠春拳は華僑によって東南アジア方面に伝承されており、それぞれに独自のスタイルを形成している。そしてシラットは東南アジアの伝統的な武術。繋がった。そして東南アジアってことは沖縄の御殿手にも繋がるのか?
櫻井の情報がない文さん。だけど試合前に十兵衛が「詠春拳みたいな技を使う流派。詠春拳系統はとりあえず対策してる」と言っていてリードパンチを覚えた経緯を話していたし、櫻井のシラットの系統の読みは当たっていた。
今までの文さんの読み、十兵衛に教えた『徳夫の攻略法』(掴みがない、ガードが甘い)が外れていたのは、文さん自身の力量では通用する攻略法だということか? チェーンパンチ対策も用意しているのかな?

おい櫻井 お前のツレ…読み間違えたコトあるぞ

文さんの戦いを見たヨシフが「入江は普通だよ。この程度のヤツ」

ヨシフが櫻井対イミ戦でイミに賭けていたのがなぁ。ヨシフは両者の戦いを良く見たうえでイミに賭けたんだろ?
でも、72時間しか記憶がもたない櫻井は自分以外の言葉は100%信じない ヨシフの言葉は参考程度であくまでも慎重に攻めていくんだろうな。文さんがダウンした時に「見ろよ櫻井、今こんな状態でチャンスだぞ。久しぶりにお前のシラット見せてくれよ」と言われても追撃しなかっただろうな。
あと、ヨシフって日本語分からないんじゃなかったか?
kagyou65a.jpg
知らない言語で話しかけられて「ひゃくた」のところだけを拾うのは、日本語が分からないと無理だと思うが。
何をいっているか理解できない!同時通訳くらい用意しろ!」とか言い出さなかったな。

十兵衛は練習相手に相応しいでしょうか? あいつは中学からしか格闘経験がありません

文さんの煉獄もまだ左の鉤付きからしか入れないのか。煉獄への入り方を増やしているかと思っていた…
十兵衛に金剛を教えている時に「俺には強い練習相手がいない」って言ってたからそれが原因かな? 投げや寝技はカワタクで練習できるだろうけど打撃の練習相手が十兵衛だし。その十兵衛はリードストレートでも徳夫からカウンターを喰らっていたほどだし。
櫻井は寝技は得意なのかな? 文さんにとってそこがチャンスか?
文学「俺さ… 古武道ってヤツをやっててね。その古武道は寝技もあるわけよ」と絞め技で決めるのか? でも、櫻井は後の先ってことだから、アンダーグラウンドで相手の攻撃を受け流す流れで関節とる展開もあったかもしれないなぁ。

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  1. 匿名 より:

    セリフ改変を織り込んだ丁寧な考察は見てると楽しくなるな
    なかなか風情があって良い記事じゃないか?

  2. おみそ より:

    >さん
    >
    >セリフ改変を織り込んだ丁寧な考察は見てると楽しくなるな
    >
    >なかなか風情があって良い記事じゃないか?
    楽しんでもらえて嬉しいです。
    言いたい感想と合うセリフが見つかると書いていて気持ちいいです。
    それと喧嘩商売、喧嘩稼業は印象に残るセリフが多いですね。

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