原作は清水海斗先生。作画は明石英之先生。週刊ヤングマガジンで連載中のサッカー漫画。
あらすじ
J2に落ちてきたサッカー選手・鼓屋我王(23)が世界一稼ぐフットボーラーを目指す物語。我王は身体能力は平凡でポジションはセンターバックだが、頭を使って周りを活かして自分の価値を高めて目標へ突き進む。我王の策士っぷりが面白い。
苦肉の策か?
で、ヤンマガ2024年15号掲載分の18話「犬猿ダービー④」を読んでいると… ハーフタイム中、控室で前半戦の振り返り、後半に向けてどうするかのミーティングの場面だが…
右側にいる奴、髪の毛そんなにおったてていいのか? ヘディングとかどうすんだ?
少し読み進めると…
右側にいる奴、髪の毛そんなにおったてていいのか? ヘディングとかどう…ん?
さらに読み進めると…
右側にいる奴、髪の毛そんなにおったて…あれ? デジャブ?
いや、話は進んでいる。吹き出しの位置も、中のセリフも違う。しかし同じ構図をその都度その都度描いているんじゃなく、まったく一緒の絵! コピーじゃねーか!
他にもあった!
言いたいことがわかるか? 3コマも主人公の絵を使いまわし!
このページは真ん中のコマと左下のコマが同じ!
顔の角度を少し変えている所が、作者の罪悪感が見え隠れする!
他にも細かい所でコピーで使いまわしているコマがある。先週休んで休載明けの回なのにこのコピーの嵐。今回はハーフタイム中に戦術を練っているという回だから、作画の人の方は楽なはずなのに何故……はっ! 今回、コピーのコマを探すために知らず知らずのうちに何度も読み返えさせられた! 何度も読ませることによって、この漫画を印象付けさせて忘れられないように刷り込ませる… どうやら俺は作者の策に嵌ったようだ。