みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

喧嘩稼業

【喧嘩稼業】86話 かっちゃん「俺ずっと鍛えてたから 金隆山が倒れてから9年間 一日も休まずに鍛えてたから!」

投稿日:2018年2月10日

陰陽トーナメント1回戦第4試合。
金隆山は勝ったものの、頭部に受けた蹴りのダメージで試合後に倒れてしまった…

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あらすじ

ある体育館で人が集まっていた。

「文化大臣杯弁論大会。続きまして中学生の部。元治大学付属中野中学校3年、会田勝彦君」

壇上に大きくなった”かっちゃん”が姿を見せる。

かっちゃん「将来の夢。僕の父は下総部屋の親方で、叔父は相撲協会の理事長をしています」

相撲や力士への憧れを熱く語るかっちゃん。

かっちゃん「僕は中学を卒業したら高校へは進学せずに、新弟子検査を受け憧れの力士になります。父さん母さん相談せずに一人で決めてしまってごめんなさい。でもこれはずっとずっと幼い時から決めていた事なんです」

それを聞いた客席にいた下総親方は驚いた後に笑顔を見せる。

かっちゃんは小さい頃、憧れの金隆山に声を懸けられなかった事、勇気を出して話しかけてある約束をした事を語る。

かっちゃん「『僕は金隆山関のようになりたいんです』。横綱は大きな手で僕の頭を撫でで15年後に戦おうと言ってくれました」

かっちゃん「僕は今から大法螺を吹く。僕は将来横綱になる!! そしてその時に…『金隆山』の四股名を継承し二代目金隆山となる!!!」

金隆山との約束を思い出し、涙を流しながら熱く語るかっちゃん「二代目金隆山ならば史上最強横綱初代金隆山に土をつける事ができたかもしれないと言わせたい!!!」

かっちゃん「あの6歳の日から1ミリも考えは変わっていない。あの時から来年で10年になります。1日たりとも1日たりとも1日たりとも努力はかかしていない!! そんな努力をきつく苦しいなどと思った事はただの一度もありません! きつく苦しかったのは…大好きだった横綱が亡くなった事…」

天を仰ぐかっちゃん「天国の横綱聞いてください!! 僕はまだ目標を変えていません!!!!!」

かっちゃん「将来の夢ぇぇ!!!!!」

壇上で四股を踏むかっちゃん「僕は金隆山になる!!!!!」

感想

あん? 9年後の話? 陰陽トーナメントはどうなった? 梶原も生きてタンと電話していたし、かっちゃんも生きているから「泣くようぐいす」のように夢オチで陰陽トーナメントが終わるわけではないのが確定はしたが…

木多先生聞いてください!!
僕はまだトーナメントを最後まで見る
という目標を変えていません!!!!!
僕はトーナメント以外の話が掲載されて
悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて
悲しくて 悲しくて
たまりませんでした

トーナメントが進まなくて悲しくてたまらないのに、かっちゃんの悲しい話を掲載しやがって! でもさらっと金隆山が亡くなった事になってるじゃねーか!!!!!

無事でない事はすでにわかっていた
―――が金隆山が死亡した
とはっきりと知れた事は大きい

会田勝彦には感謝しないとな

倒れただけでまだ命をとりとめた可能性もあったが… 「無双の桜は一度も負けることなく散った…」と描かれてはいたが、相撲ができなくなっただけの可能性もあったが死亡確定か…

下総親方「勝彦 覚えておけ
表と裏を行き来できる者が一番強い」

かっちゃんの将来の夢が「力士になること」と聞いた時の下総親方の笑顔はいいねぇ。でも下総親方は金隆山が亡くなった事に関与していたとも言える。陰陽トーナメント出場に止めるどころか協力したし、試合で脚を蹴られまくって紫色に変色してもタオルを投げ入れなかった。まだ親方をやれているのか? 史上最強で無敗の力士を失った原因でもある下総親方はまだ親方をやれているのか? おかしくねーか? ワイドショーでもニュース番組でも追い回されて追求されねーのか? あんた、もしかして裏工作したんじゃ? そういえば現実で力士の暴行事件が起こった時、被害者側の貴乃花部屋にマスコミが張り付いていたぞ!

多種いる力士がルール無しで
暴行事件を起こした時…

土俵の上ではなく
裏工作・コネありの『喧嘩』で戦った時

最強のヤツは誰か!?

下総親方の兄は―――相撲協会の理事長! 繋がった!!!!! 理事長を味方に付けられるヤツが最強だ!

「下総親方ぁぁ!!!
親方なら弟子が死亡しても
親方のままでいられますかねぇ!?」

下総親方「理事長の兄を使えばな」

兄の理事長の力を使ってマスコミに圧力をかけて世論誘導したんじゃねーのか? もしかして下総親方は普段はオドオドしているけれど、やる時はやるやつなのか?

理事長「お前、親方をやるのを嫌がっているフリをしてるけど
会うたびに地位確保を求めてんじゃねーよ」
下総親方「兄が理事長してるんだから
裏工作ヤりまくって何が悪ぃーんだよ!!!!!」

そうでなければ戦いの場である土俵に上がる力士になれないし、親方にもなれない。
下総親方の表の顔は―――おどおどして臆病に見えるけれど
裏の顔は―――金隆山のトーナメント出場を実現させるほど裏工作できるヤツだ!!!!!

明日の横綱を夢見る子どもたちに
なんと言えばいいのだろうか…
すべて圧力で解決できるよ…か
下総君… 私はねー
常に弱者の味方でありたい
と思って生きているんだよ

下総君 君は土俵の上でなくても
圧力で相手を押し出すんだな

そんな父親を持つかっちゃんなら… かっちゃんなら金隆山になれるかもしれない!

ふざけんな…
憧れの横綱殺されてこのまま死ねるかっ!!!!!
力士になる前でも
戦える方法なんて星の数ほどあるわ!!

中学3年になったかっちゃんだが…
中学生のかっちゃん
力士になるには身体が細くないか? 着痩せするタイプなのか? それとも部屋に入る前は大体こんなもんか?

そして弁論大会なのに涙を流してアピール。四股を踏んでアピール。泣くのはまだしも、弁論大会で四股を踏むのは反則じゃないか? この弁論大会もルールなしなのか? 弁論大会のルールで「四股を踏むのは禁止」とは書かれていないだろう。ルールの穴を突いたのか!?

かっちゃんは、文さんと同じく、大切な人が倒れてもそれから鍛錬を怠らなかった。そして壇上で金隆山の四股名を継ぐと宣言。金隆山がいた部屋の親方の息子がこう言えば、かっちゃんが横綱になるまで他の力士が金隆山の四股名を継ぐ事はできないだろう。

かっちゃん「俺に金隆山を継ぐチャンスを
与えてください!!」
「一つ…重要な問題を確認したい
お前は強いのか?
強さを証明してみろ」

会田勝彦さんは策略もできるんだよ
弁論大会で無駄に四股を踏むわけないだろ
俺は常識のないヤツが嫌いなんだよ

そういえばこの9年前、つまり陰陽トーナメント中に観戦しているかっちゃんが横綱の勝利を確信した時に母親とこんなやりとりがあった。
かっちゃん
かっちゃんは「ジュースを持って来て」と言ったが、忙しい母親は「勝手に好きなものを飲みなさい」と許可をする。

かっちゃんを知らない者は
喉の渇きを解消するために動いていると思った
かっちゃんを知らない者は
「持って来い」と無駄な命令をしていると思った
だが下総親方を知っている者
下総親方が裏工作した事を知っている者の見解は違う
その息子の会田勝彦はここからが強い

ただの親子のやりとりに見えるが、この家がもし子供に甘いものを簡単に飲ませない家だったら? 父親は元相撲取りで現在は親方。息子も相撲取りになってほしいと言葉には出さなくても胸の内では思っているだろう。そしてその息子には健康で育ってほしいから、糖分が多いジュースは滅多なことでは飲ませないという家庭だという可能性は高い。でもかっちゃんは子供だからジュースを飲みたい。そんなかっちゃんがとった作戦は「ジュースを持って上がってきて」と言って2つのことを要求する。そして母親に片方を譲歩させて「ジュースを飲む」事は許可したことになっている…

6歳でこの策士っぷり… 9年経って中学3年生になったかっちゃんが天才策略家になっていて、弁論大会で勝つために四股を踏んでアピールしたり、金隆山の四股名を予約したのも事前に用意していたと考えてもおかしくはない。そういえば…この弁論大会は文科大臣杯の弁論大会。そして相撲協会は文科省の監督下にある… 繋がってしまった…カタカタ 文科省主催の弁論大会で金隆山を継ぐと宣言すれば無視できないだろう。ここまで考えていたというのか!? どう考えても事前に考えていたとしか思えない! コイツ、真っ黒じゃねーか!!!!!

黒い息子の強さは証明された

・強くなる努力を怠らない。
・ルールで禁止されていない四股を踏んでアピールする狡猾さ
・他の力士に金隆山の四股名を継がれないように世論を誘導

皆さ~ん聞いてください!!!
ここに天才軍師がいま~す!!!!!!
孔明殺しと言われる男が誕生しましたぁぁ!!!

金隆山になるための努力。それは身体を鍛えて技を磨くだけではない。十兵衛が陰陽トーナメントに参加するために参加選手の石橋に喧嘩を売る努力をしたように、金隆山の四股名を継ぐために裏工作をすることも努力の内なのだ。

…俺…馬鹿だから堪え性がなくて
あの…今すぐトーナメントを進めてもらいたいんすけど
どうすればいいすかねぇ?

9年間休まずに頑張ってきたかっちゃんの話もいいが… 9年間一日も休まず鍛えてた文さんが参戦している陰陽トーナメントのことはどうなった?

木多さんが思うより
俺…休載には強くなってるから
木多さんの筆動かなくても…
他の漫画家の筆は動くから

作者の巻末コメント
巻末コメント
「30年ぶりぐらいに作文を書きました」
作文かよ! あんた、感動した気持ちを返せよ!

今回はトーナメントに関係のない枝葉の話。もちろん、こういう話があって物語に深みも出るから大事な話だとは思うよ。でも掲載ペースを考えるとトーナメントが終わらないじゃないですかぁ! 次に掲載される話は「夢斗の実の弟がキックボクシングを始めた話」じゃないですよね? ちゃんとトーナメントを進めてくれますよね?

「木多先生 引き伸ばし開始の合図は?」
木多先生「合図も何も…
もう始まっているよ」

「そうですか…」

とりあえず…「次回掲載がヤンマガ14号」ということが大法螺じゃないといいなぁ…

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