武闘会の景品になった勝次を救うべく、参戦した明。
雅の息子の姑獲鳥も参戦しており、決勝戦で姑獲鳥と戦うことになった。
姑獲鳥は矛を伸ばす攻撃もし、明の唯一の武器の刀にヒビが入ってしまった。
あらすじ
刀にヒビが入り、攻められない明。
姑獲鳥は矛を伸ばし、攻撃。
伸びてきた矛の三叉の部分を避けた明。
しかし姑獲鳥は伸びた矛を引っ張り引き戻そうとし、三叉の部分が明の後ろから迫ってくる。
明は刀で受けようとするが、刃にヒビが入っているので受けられない。
明「駄目だ。刀が折れる!!」
明は刀の柄の部分で矛を受け流し、攻撃をしのいだ。
鮫島「明の奴、戦いづらそうだな」
ネズミ「せめて右手の刀が使えたら…」
ゆかぽん「明さん・・・」
姑獲鳥は休まず攻撃をしてくる。
なんとか避ける明。
姑獲鳥の伸ばした矛が試合場の周りのロープを破壊する。
明(ロープの囲いが壊れた!!)
姑獲鳥の攻撃を避けつつ、明はロープの外に。
それを追って姑獲鳥もロープの外まで来た「この狐はよく逃げる」
明はロープの外にあった武器が置いてある机に走り寄るが、姑獲鳥が矛でテーブルを壊してしまう。
明は観客席によじ登り逃走する。
姑獲鳥「そこか!!」
姑獲鳥は観客席に吸血鬼ごと、矛で攻撃をする。
明は避けたが、観戦していた吸血鬼の十数人が犠牲に。
鮫島「とんでもねェな 姑獲鳥の奴… 仲間もへったくれもねェ… 相手を殺す以外、マジで眼中にねェ奴だ…」
破壊された観客席で対峙する明と姑獲鳥。
感想
こんな事もあろうかと
折れた刀だけはずっと持ち歩いてたんだ
最高の見せ場を作ってやるよ
柄で防いだが、刀のツバに引っかかっちまってもっていかれねェか?と思ったら横にスライドして受け流したのか。
なるほど考えちょる。使えるツカとはなんたるダジャレ。でもしゃがんだ状態で矛が頭の位置にくるなら、寝転べば避けられるのでは…
姑獲鳥様ァ!!
ロープの電流に気づいてくだされ
姑獲鳥様!!
姑獲鳥の三叉の矛がロープの支柱に触れちまったが…
感電はしねェのか? ロープにギリギリ触れてねェのか? それとも矛は絶縁体で出来ちまってるのか?
へ? どうやら矛も通電するみてェだが… その後の展開でロープが矛の上に落ちねェか見ようとしたが、姑獲鳥が壁に突っ込んで勢いで誤魔化しやがったな!
先生ェ「このロープの電流を切ってみよう」
松本光司様… それになんの意味が…
先生ェ「手のかかる絵ほど描きたくなくなる
それが漫画家って生き物だろ」
ひいいいいい そんなんだから狐の耳が欠けちまったのが右耳なのに
上のコマは右耳が欠けているが、下のコマは左耳が欠けている…
ちゃんと覚えておるのか?
狐の欠けた耳の位置を
狐め 来やがったな!!
観客席に入るなんてふざけやがって!!
姑獲鳥の攻撃を避けるために明が観客席に登ってくる。
吸血鬼が「うお 狐っ」とビックリしているが… こいつら、狐が壁際まで来たんだから壁に手をついて下を除くとかしねェのか? 手前まで来たら見えねェから下を覗き込むだろ? それか、姑獲鳥が壁に突っ込んできた時のために後ろに下がっておくとかしねェのか? それもせずにその場に座ったままワァワァ騒いでいるだけなのか?
ちくしょう
行儀良さが半端ねェ!
後ろの観客のために座って観戦しているというワケか! しかし行儀の良さが仇となり、姑獲鳥の攻撃に巻き込まれちまった…
とんでもねェな 鮫島の奴…
姑獲鳥の猛攻をなんとか凌いでいる明を見ている鮫島「頑張ってくれ明…」
このハゲ、明に武器を届けようとかちっとも思ってやがらねェ! 地下鉄の駅で明と姑獲鳥が闘った時は、松明をもって灯りを照らそうと頑張っていたじゃねェか!! それなのに今回は何もしやがらねェ! 「姑獲鳥が人間の時は弱かった」とか「試合場の周りのロープは電流が流れてる」とか役に立たねェ情報ばっかり仕入れるだけで何も役に立たねェ! 弟が雅にやられちまって決意を新たにしたんじゃねェのかよ… 憎き雅のその息子を名乗る姑獲鳥に対して、何も思わねェのか? 人質にされちまった勝次を助けようとか思わねェのか? 仲間もへったくれもねェのはお前のほうじゃねェか!!
コイツが鮫島
手助けする気は
見ての通り
毛頭無いヤツだ