武闘会決勝戦、明と姑獲鳥の激闘はクライマックスへ。
明は姑獲鳥が踏んだワイヤーを引っ張り、姑獲鳥を転倒させた。
その一瞬の隙をついた明は姑獲鳥に斬りかかった!
あらすじ
鮫島(姑獲鳥が転倒!!)
姑獲鳥に斬りかかる明「うおおおおおお」
明の仕込み刀は姑獲鳥の首に。
明(このまま 首を!)
明はそのまま姑獲鳥の首を切り落とした。
観戦している吸血鬼達「そんなっ」「姑獲鳥様の首が!!」
明は姑獲鳥の頭を上に掲げ、雄叫びを上げる「うがあ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ 」
吸血鬼達「ひいいいいい」「怪物だ!! 姑獲鳥様が殺された!!」「この人間怪物だァァァ!!」
明に恐れて吸血鬼達は逃げていく。
鮫島「明… やりやがった…」
勝次「マジか… あの姑獲鳥を… 倒した…」
左吉「すげェよ明!! こんな人間がいるなんて信じられないよ!!」
明はよろめき、倒れてしまった。
鮫島「そっとしておいてやれ。疲れきってんだよ。ギリギリの体力だったんだな。ほんの紙一重の差で勝てたんだ」
しばらくすると、頭だけになった姑獲鳥が喋りだす「ミヤモ…ト… アキ…」
姑獲鳥はどこか見晴らしのいい高い所に連れて行って欲しいと頼む。
明「わかった」
明は姑獲鳥の頭と身体を担いで、ドームの上まで運んでいく。
鮫島「アイツ、何考えてんだよ。マジで天井まで姑獲鳥を背負って上がりやがった」
ドームの上で語り合う明と姑獲鳥。
姑獲鳥「アキラ… 俺ハ… 生マレツキ 体ガ弱クテ… イジメラレテイタ… ダレニモ…負ケヌ男ニ ナリタカッタ…」
黙って聞いている明。
姑獲鳥「俺ハ… 強イ男ニ… ナレタノダロウカ…」
明「ああ。お前は最強だったぜ」
姑獲鳥―――
享年十八歳にて ここに散る
感想
救世主様ァ!!
以前自分が言った事に気づいてくだされ
救世主様!!
姑獲鳥の首を落とした明。そして頭上に掲げて感極まって雄叫び!!
やべェ! 姑獲鳥の頭を上に掲げて口を開けてやがる! 吸血鬼ウィルスを忘れちまったのか? 明自身が新田豪に言ったことを忘れちまったのか?
カッコ悪ィよ 明兄ちゃん
大人は他人に注意した事は
自分も守るもんじゃねェのかよ
ちゃんと観ておるのか?
明の戦いを
倒れちまった明に左吉が駆け寄ろうとするが、鮫島が「そっとしておいてやれ。ギリギリの体力だったんだ」と止めちまう。ひいいいいい ケガをしていることを忘れちまったのかァ!? 明が血を流しちまってるのが見えねェのか? このハゲ、応急処置すらやりやがらねェ!
ンだよ このクソ救世主!
まったく救いやがらねェ!!
あったよ!休んだら体力が!!
でかした!
明は姑獲鳥の頼み事を聞き、姑獲鳥の頭と身体を担いでドームを登っていきやがる! 姑獲鳥のバカでけェ身体を担ぎながら登るなんて、まだまだ体力あるじゃねェか!! こんなの普通の人間が万全な状態でも出来やしねェ!
この明が
ちょっと休憩するだけで回復する
RPGのキャラみてェだからちくしょう!!
やめんか
強敵と書いて友と読むんじゃ
姑獲鳥は生まれつき身体が弱かったが、吸血鬼化して強ェ身体を手に入れて強い男を目指してアマルガムにも進んでなった。明も小説家志望でいまいちイケてねェ側の人間だったから共感したのかァ?
姑獲鳥が人間時代は身体が弱かったという情報は、鮫島が手に入れていた。が、それを知っているのは鮫島だけで明には伝えてなかったじゃねェか! あの鮫島がぶらついてこの情報を手に入れた話は無駄だったんじゃねェのか? 今回の姑獲鳥自身が最期に語る「すまない ちょっと生まれつき身体が弱くて。なので強い男を目指していた」とだけで充分伝わるじゃねェか! ハゲの偵察回は無駄だったじゃねェか!!
先生ェ「すまない
ちょっとページ稼ぎがほしくて」
ざけんな
姑獲鳥はまだ18歳だったのか! 明のちょっと下ぐらいかァ? けっこう若かったんだな。それなら勝次を人質にとったあと、別の楽しみ(武闘会)を見つけちまったらそっちに夢中になっちまうのも分かる。
コイツが姑獲鳥
18歳でアマルガム中のアマルガム
見ての通り
敗因はワイヤーを踏んで転ばされたことだ
敗因は足元を固めなかったこと… 姑獲鳥を慕う吸血鬼達を大事に扱わなかった因果応報というワケか! なるほど、ためになる教訓をいれてちびっ子読者の事を考えちょる。真の強さとは腕力ではなく、心であると! 大事なのは仲間であると!!
読者「俺ハ…
長イ連載ニ…
馴レタン…ダロウカ…」
ああ 姑獲鳥登場から倒すのに
1年半以上かかったので最恐だったぜ
彼岸島―――
次号休載にて
ここで休む
雅の息子があと4人も残ってるのに休載は辛ェなァ… あとの4人も1人1年以上かけるというのかァ? 読者の心も鍛えているというのかァ?
よじよじ
もう休載でもいいな、