陰陽トーナメント1回線第3試合
入江文学 対 櫻井裕章
櫻井に左腕を折られた文学。
しかしそこで試合を諦めずに再び龍虎で対峙した!
あらすじ
折れた腕を後ろ手に構える文学。
文学はフェイントをいれて櫻井の手刀のミートポイントを外して『一撃』の威力を封じる。
櫻井も一撃を封じられた事を悟り、右手刀を文学の右袖に突っ込み防御を封じる。
櫻井は、がら空きになった文学の顎に咬(左アッパー)を撃とうとするが脇腹に激痛が走る。
文学は刀身を隠す『虎』の構えで折れた骨を元の位置に接続し直していた。
再び骨はずれ ずれた骨は筋肉と皮膚を突き破り露出した
煉獄
煉獄を知る者は思う――― 折れた腕で繋がるのか!?
煉獄を知らない櫻井も思う―――が思う前に
ガードを固める。
櫻井(ダメージの蓄積を考えればこの連打はそう長くは続かない)
カワタク(そうだ無理な事は入江自信が一番わかっている。無理だとわかっていても僅かな可能性に懸けている。足掻いてもらいたい。傷つき疲れても。生き残る可能性が0.1%でも上がるなら…)
櫻井(鋼の肉塊によるガードがあればダメージもさほどのものではない。このままガードし続ける)
文学は煉獄からの必殺の第3候補急所掴みをしつつ(しかし櫻井は骨掛けでガード)、櫻井を担ぎ上げる。
一見として大技とわかる体勢に観客は沸いた。だが強者達の見解は違う。
カブト(折れた腕じゃ首を固定できない。気の毒だがどんな奇跡が起ころうが頭から落とせない)
田島彬「入江文学は強かった」
だがたった1人気づいた者がいた。入江文学の唯一の弟子である佐藤十兵衛「手順が逆なんだ」
入江は櫻井を頭から落とさず腰から落とした。
仰向けになった櫻井の股間を握る文学。
田島「入江の野郎 腹に上げていた睾丸を押し出しやがった」
櫻井の睾丸を握りつぶす文学。
文学はさらに櫻井に肘金剛を撃つが、櫻井はガードする。
文学「ナイスディフェンス」
もう一つの睾丸も潰す文学。
そして肘金剛。今度は決まる。
文学「安心しな。俺はお前の事を忘れない。最後の最後まで一回も間違えなかった。技も―――読みも―――俺より一枚上だった。だけどさ…最後に勝ったヤツが強いんだぜ」
勝者 古武術富田流 入江文学
感想
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
文さん勝ったああああああああああああああああああああ
入江ええええええええええええええええ
無一が倒れてから9年間、文学「一日も休まず鍛えてたから!」
かっこえええええええええええええええええええええええええ
こんなにカッコイイならゆ●こりんにも慰めてもらえるよおおおおおおおおおおおおおおおおおお
無職の入江文学が大ダメージでやって見せた
田島ざまあああああああああああああああああああああああああ
苦労して陰陽トーナメント開いたのに早くも目的潰されてやんのおおおおおおおおおお
早合点して過去形で語ってやがんのおおおおおおおおおおおおお
アリ、お前の師匠の予想 糞外してるじゃねーかよ!! 勝敗を予想する大会じゃなくてよかったな
文さんこのまま優勝してくんろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
櫻井「入江ぇ!!!助けてくれぇ!!!!! もう一つの睾丸も破裂してしまう!!!!!!!!パーンって!パーンってなってしまう!!!!!」
負けたとはいえ櫻井は強かった。”後の先”で攻撃を読んでしっかり対応したり、攻撃に転じても龍の構えで手刀の一撃と咬の追撃という強力な技も持っている。しかもフェイントでタイミングをずらされてもしっかり対応。煉獄を喰らっても「折れた腕で煉獄を撃てるのか?」という疑問で一瞬の隙を見せたりせずに即座に鋼の肉塊でガード。睾丸を潰されても、肘金剛をしっかりガード。
流石に2つ目の睾丸を潰されたときにはガードできなかったけど。そこまで追い詰めないと倒せないなんて、流石アンダーグラウンドで生き残ってきただけある。今回も”後の先”で最善の選択をとっていた1個目で肘金剛をガードしていなければ試合終了で片方は無事だったのに、強いから両方潰されるなんて皮肉だな。
1個目を潰した時、肘金剛をガードした櫻井を見て舌打ちする十兵衛。
さすが悪魔の子(文さんの試合を見ている間も工藤への嫌がらせは続けてるんだろうなぁ…)。金田の時の金的は相手が汚い手を使ってきたことでザマァ感があったけど、櫻井は正々堂々と戦ったわけだし可愛そうでもあるなぁ… でも死闘だったし仕方ないか…
で、睾丸を2つ潰された櫻井は格闘家として終わりかな?
文さんが勝って嬉しいが櫻井は退場して欲しくない
カワタクは裏切らねーよ
僅かな生き残る可能性を広げてもらうために文さんに発破をかけるカワタク。
泣ける。
今まで「入江ぇぇ」「無極を使え」しか言ってなくてセコンドとして使えないんじゃ?と思っていたが、十兵衛の事は心配するなと言ったりこの発破のかけ方をみるといざという時に支えてくれる。こういう部分を見てカワタクをセコンドに選んだんだろうなぁ… 文さんは友達少ないし選択肢が無かったという可能性もあるが…
決着ついた時のカワタク。
泣いてるじゃねーか!
何をいっているか理解できない!同時通訳くらい用意しろ!○すぞ!
熱い展開の時なのに睦夫は何言ってんだよ!
ASKAなのか? ギフハブなのか?
付き人「『ASKA』が尿検査されたのも知らないだろ?」
反町「嘘だろ…アスカ捕まったのかよ(カタカタ」
付き人「アスカは釈放されたよ」
死線を超えて強くなる
ひどく曖昧な強さを求めるより富田流は具体的な強さを追求する
だから執拗な金的?
フラフラになっているときでも無極を使わなかった文さん。今まで使わなかった無極をここで! 止めの急所潰しで!! 折れた腕で鈎突きをしたときには無極をつかわなかったのか?
文さんの無極のトリガーはやはり無一が亡くなった時のことか。それを無極のトリガーにしているのに田島を倒す前にヤラれなくて良かった。
でも、また金的かよ! 高山は元から急所を潰して受け身不能にさせる技だけど、煉獄からの必殺も金的だったし… そら急所だし、急所を狙うのは古武術なら当たり前だろうけど! 主人公の師匠がこれでいいんだろうか? 無一も金的を狙う人だったんだろうか?
「なぜ親子で金的を狙わなければならないのか… 僕には頑張ってとしか言えません」
腕を骨折した文さん。次の試合はどうするんだろう? 金隆山か川口のどちらもフィジカルのバケモノが相手だし… 二回戦に上がってくる際にどちらが上がってきても怪我をしてるかな? お互い陽側とはいえ川口夢斗は川口拳児が精神も鍛え上げているだろうし、金隆山も横綱という誇りをかけてヤるトコまでヤるだろうし勝ち上がった方も大きなダメージを負っていそう。一撃で試合が決まった場合はヤバイことになるが… つーか文さんはギブスすんの? 骨が皮膚を破って飛び出したけど… 肘金剛を使ったから肘は使えるけど、左手で掴むことは出来ないだろうなぁ… 親の仇を討つ戦いで奇しくも梶原と同じ状態になっちゃったなぁ。
と言いながらピンチになった時に
と言って文さんが負けるとか無しだぞ…
この言葉を言った梶原は文さんの試合を見てどう思っただろうなぁ。知りたいなぁ。
文さん、痺れるなあ
めちゃくちゃ笑いました
既出ならごめんなさい。
今更なのですが、文さんが櫻井に勝利した後、
セコンドと金網ごしで拳を合わせるページの左4コマの上から3コマ目で
タンに「櫻井の人気があってよかったな」と言っているシルエットだけの人物?
山本陸?
楽天koboで読み返して気になりました。謎だ。
まだ謎ですね。
一番早く明かされるとしたら櫻井の後日談の時じゃないでしょうか?