要塞化した東京に侵入するために地下から入った明達。
地下鉄の駅で”雅の息子”と呼ばれるアマルガムと遭遇。
明と雅の息子の激しい戦闘が始まった!
あらすじ
雅の息子「やるじゃないか宮本明」
松明で照らしている鮫島「鳥男もすげェけど…明もすげェ…」
戦いを見ていた人間は明を応援しだす「頑張れ明さん!!」「倒してくれ!ェェ!」
雅の息子「クエエエエエエエ」叫びながら攻撃を繰り出す。
明は攻撃を避けながら、戦いの場所を移していく。
雅の息子の激しい攻撃は、人間達が作ったバリケードを壊し、コンクリートの壁も壊していく。
戦いを見ている人間「なんて戦いだ… 触れる全ての物を壊す勢いだ…」「あの人…明さんとかって…人間が化け物と対等に戦っているなんて信じられん…」
勝次「当たり前だ!! 明は俺たちのヒーローだからな!!」
ネズミ「でも…大丈夫かな。二人の戦いは俺たちが来た道を戻ってるじゃないか… 忘れたのかよ… このまま戻っていくと…あの女とはち合う事になる…」
明のために松明で照らし続ける鮫島「なんとか明に灯りを届け続けようと必死でくらい付いて来たけど、ここから先はやばいんじゃないか? あの女のテリトリーだぞ」
明と雅の息子は向き合いながら、広場に出てきた。
その広場は邪鬼の妙子が居た広場だった。
鮫島(いた!! 妙子!!)
妙子は、向き合っている明と雅の息子を見ていた。
感想
さすがは彼岸島の担当者
講談社が認めた男よ
雅の息子に明は「来い鳥男。相手になってやるよ」と言っときながら防戦一方だなァ…と思っちまってたら、今回の冒頭の煽り文が「姑獲鳥に傷ひとつ付けられぬまま…」って突っ込まれちまってる!
飛んできた自販機を真っ二つにしても誤魔化せねェのか!! さすがはヤンマガの編集。しっかり読んでやがる! この優秀な担当に彼岸島を任せればこの漫画は安泰じゃねェのか?
すげェわ
やっぱ講談社の人間は
ホントすげェわ
でも担当の言葉のせいで、ハゲが「鳥男もすげェが明もすげェ」って言葉が虚しく感じちまうからちくしょう!
ここから先はやばいんじゃないか?
あの先生ェのテリトリーだぞ
明が雅の息子と戦っている様子を見ていた人間達。明が化け物となんとかやり合っているのを見て…
こいつら物分りが早ェ! この順応性の高さで今まで生き延びられたのか?
同じく、明の戦いを見ていたネズミは…
ネズミは乗り換えが早ェ!! お前は箱根の金剛戦で、明じゃなくて金剛を応援してたじゃねェか! この強いものに乗り換える見の動かし方の早さで今まで生き延びられたのか? なるほど考えちょる。
クーデタークラブや彼岸島の初期みてェに先生ェは、追いつめられた人間の心理描写は超上手ェ。追い詰められたら簡単に裏切っちまう薄っぺらい人間を描いたり、逆に腹をくくっちまって立ち向かう人間の強さを描いたり、キャラが追い詰められると読者もハラハラさせちまうのは超上手ェ。とんでもバトルも面白ェけど、こういうのが先生ェのテリトリーだと思うんだがなァ。今回はちょっとだけだったが、久しぶりに先生ェのこういう部分が垣間見えたのも、優秀な担当者のおかげなんだろうかァ?
この鳥男のせいで
彼岸島が終わりそうだから
ちくしょう!
攻撃を凌ぐ明にイラついたのか、奇声を上げる雅の息子。
コイツが姑獲鳥
見ての通り
キョロちゃんだ
「クエエエエエ」ってチョコボールのキョロちゃん丸出しじゃねェか! ただでさえ怪しいデザインだったのに、この鳴き声を出しちまったらキョロちゃんそのままじゃねェか!! やべェ!先生ェが訴えられちまう! 彼岸島がこんなことで終わりを迎えちまったら泣くに泣けねェ! 森永○菓様ァ!見逃してくだされェ!! この後、このキョロちゃんは明に斬られちまって無残な姿を晒すかもしれねェが…それでも見逃してくだされェェ!!
「奴らのアジトにチョコボールがいっぱいありましたよ!!」
「チョコボール超美味ェ」
とか言わせて上手くよいしょするんじゃ。
もしかして他の雅の息子達はエンゼルの姿じゃねェだろうな? そして雅の息子の最後の一人がおもちゃのカンヅメの形をしちまってたら… やべェ!怖くなってきちまった!これがホラーマンガというものなのか!!
彼岸島とは何度もやりあった
仕込み刀の位置は熟知しているつもりだ
明の右手が仕込み刀のはずなのに、鳥男の攻撃から逃げているこの2コマでは左手が仕込み刀になってやがる!
やべェ!キャラデザをパクるだけでなくてオリジナルのキャラのデザインもおかしくなってきちまったぞ! この彼岸島の話は大丈夫なのか? それとも俺はまり子様の幻覚を見せられちまってるのかァ? もうわけが分からねェ!!
なんて漫画だ…
触れる全ての物を
壊す勢いだ…
ちゃんと読み込んでおる編集様ァ! 彼岸島のおかしい所をチェックして直してくだされェ!!
さよなら担当者
よく眠れ
明と鳥男の戦場が妙子の居る広場へと移り、妙子が待ち構えていた!
このコマのツッコミどころは「妙子が柱の影から覗いておるが、身体が隠れてねェ!」っていうツッコミどころではないんじゃ…ここでのおかしい所は…「柱から顔を出して覗いてるように見えているが、妙子のあれは顔じゃなくて器官だからちくしょう!」なんじゃ。
妙子の上に付いているアレは顔ではなく、器官で目が付いているが全然見えねェんだよ! 妙子の顔は下にあるんだよ!!
先生ェはせいぜい10話前の話を忘れちまったのか?
先生ェは鳥男を描いていたら、鳥頭になっちまって早くも妙子のキャラデザインを忘れちまったっていうのか? 妙子は視覚が無くて、悪臭があるから嗅覚も使えなくて聴覚で獲物を捕らえているっていう設定はちゃんと覚えておるのか?
キャラデザはパクっちまうし… オリジナルのキャラはデザイン間違えちまうし… 10話ぐらい前に出したキャラも設定を覚えてねェし…この漫画、大丈夫かァ?
読み込んでおる担当者様ァ!!
彼岸島の危険信号に
気づいてくだされ担当者様!!
今回はいいとしても次回からは優秀な担当者がちゃんとおかしい所を直してくれればいいが…
明と鳥男が妙子の広場に来ちまったが、鳥男の攻撃の威力を見せるために妙子が犠牲になる未来しか見えねェ! 妙子はまだ子供だったっていうのに悲惨な人生だったが、邪鬼になっちまっても悲惨な未来しかねェのかァ? 勝次が明の事を”救世主”と呼ばずに”ヒーロー”と呼んだのは、妙子を救えねェっていうフリ、伏線じゃねェのか? 優秀な担当様が伏線を仕込んだに違いねェ。
へ? その担当が書いた最後のページの煽り文が…「妙子が見ている…。明たちの戦いを見ている!!」
だからそれは顔じゃねェし!それは目の役割はねェからちくしょう!! 妙子は視覚がねェんだよ! 先生ェも担当も全然覚えてねェ!!!!!
まともなのが一人もいない
こんなんで長期連載とやらに
ちゃんと立ち向かえるのやら
妙子の設定ブレブレっすね…