歌舞伎町の邪鬼・陽菜を倒すために、頭だけになった舌喰いを囮にして歌舞伎塔の上まで誘い込み、そこから落下させて倒すという作戦をとった。そして歌舞伎塔の屋上まで上がることが出来たが…
このネタバレには
彼の気持ちが込もってる
だからこのネタバレは
俺を裏切らない
あらすじ
勝次がヒー坊を使うと激痛が走るにも関わらずに、明と舌喰いの頭を引っ張って屋上まで辿り着いた。
明が拾ったナタで陽菜の顔を斬ろうとしたら刃が折れてしまった。勝次はそのことを心配して、仕込み刀も折れてしまうのではないか?と心配し始めた。
しかし明は、仕込み刀を作ってくれたジイサンの気持ちがこもっているから折れることはないと言い切った。
その話をしていると、勝次の後ろから襲いかかってくる者がいた。それは変異吸血鬼だった。
明が咄嗟に勝次の身体を担いで、変異吸血鬼の攻撃をかわした。
変異吸血鬼は一匹だけではなく、次々と屋上に登ってきていた。
明は変異吸血鬼を斬っていく。明が切り捨てた変異吸血鬼の身体が舌喰いの頭のそばに転がり、舌喰いがその身体を食べ始めた。
勝次「マジか 舌喰い!! 化け物を喰いまくってる。まずいぞ 明。コイツ 復活する気だ」
そんな混沌とした中、陽菜が屋上まで登ってきた。
勝次「来ちまった!! お陽菜が来ちまったァァ」
明は変異吸血鬼を斬りながら陽菜に走り寄っていく。
そしてジャンプし、陽菜の顔面に仕込み刀を振り下ろした。陽菜の顔面に仕込み刀の刃が通用した。
感想
今回の話、屋上に上がって街を見下ろしたり仕込み刀の話をしたりの静のパート。そこから変異吸血鬼の群れが登場! 舌喰いが変異吸血鬼を食べ始めて復活を画策! そんな中で陽菜が屋上にまで登ってきた!っていう畳み掛けるような動のパート。その静と動のコントラストが心地良い。
思ったより
小せェな…
勝次がヒー坊を使い、屋上まで明と舌喰いの頭部を引っ張り上げてきた。
感じねェ! 舌喰いの頭に一切重量感を感じねェ! それにこんな扱いされちまっているのに何にも言わねェのか? 中身空っぽなんじゃねェのかァ?
やめんか
これでも陽菜の司令塔だった奴なんじゃ
これでも歌舞伎町の奴らを騙し通していた奴なんじゃ
これでも頭脳派という設定だった奴なんじゃ
ン?
何やってんだ
光司
明は服を着直し、仕込み刀のベルトを服の中にしまい込んだ。
袖ごとベルトで縛っていたほうが動き安いんじゃねェのか? もしかして…仕込み刀のベルトを服の下に入れるのは、先生ェがこっちのほうが描くのが楽だからなんじゃねェのか?
描きやすい方に着直させる
そのやり取りで数コマ稼ぐ
これが週刊連載作家のテクニックというものよ
少しはコートをくれた新田の事も
思い出してくだされェェ!
明が拾ったナタで陽菜の顔を斬りつけた時、ナタは折れてしまった。そのことで勝次は、仕込み刀が折れてしまうのではないかと心配していた。しかし明は作ったジイサンの気持ちがこもっているので、この刃は裏切らないと言い切った。
隊長は鍛冶屋だったのか? 吸血鬼を束ねる隊長だったはずでは… 水泳が得意ってことはあったが、ここまでの刀と義手を作り上げる経歴があるってことを聞いたことがねェ。どういうワケがあって、仕込み刀はそんなに丈夫になってんだァ?
370話になって
ようやく 仕込み刀の丈夫さを説明!
それが根性論だったからちくしょう!
ひいいいい! ようやく仕込み刀の秘密が語られる…と思ってたら、根性論じゃねェか! 雅の鉄扇を作ったのと同じ金属で作ったとかでいいじゃねェか! そんな適当な説明すらねェ! 右腕を失っちまってからの隊長とのやり取りとかの回想もねェし… 仕込み刀のメンテナンスをしている描写も今までなかったし… 気持ちがこもってて裏切ったことがないから斬れる? この適当さ、先生ェの気持ちはこもってねェんでは…
仕込み刀を作ってくれたジイサンは吸血鬼だったので斬ったと説明した。
勝次の「何やってんだよ、明!」ってそのノリは、うっかり手が滑っちまって指を少し斬っちまったぐらいのノリだからちくしょう!
これもひとつのパックマンってやつだな
変異吸血鬼達も屋上まで登ってきていた。明は変異吸血鬼達を切り捨てていくが、その死体を舌喰いが食べ始めた。
コイツ、もう舌だけを喰わねェ!
『舌生え』に改名しちまったほうが
良いんじゃねェのか?
近づいちまったらなんでも喰いやがる! 胃袋ねェのにフードファイターよりスゲエぞ!
変な設定だったが
なんだか馬が
合ってな
陽菜も屋上まで登ってきた。明は変異吸血鬼を斬りながらも陽菜に接近。飛び上がって陽菜の顔面を斬りつけた。
この陽菜のデカさで明はジャンプしただけで眉間に斬りにいけちまうのかァ? ジャンプ力が異常じゃねェのか!? でも…気持ちがこもっていれば可能なんでは…? 今回の話でこれからは「気持ちがこもっているから」という理由だけで、何でも出来ることが説明出来るようになっちまった!
ちくしょう
気持ちがこもっていれば可能
という設定の
使い勝手の良さが半端ねェ
やっと歌舞伎塔の頂上にっ!小4勝次は「春を売る哀しき女達」に想いを馳せる。だが国連のミサイル対策の化け物がっ!しかも数が多い!囮に使った舌喰いの頭部も復活かっ?そして陽菜も追い付いて来たっ!陽菜の超巨体と屋上の広さの対比から、陽菜が屋上に登り切れるとは思えない?もし登り切ったら陽菜の体重に耐え切れずに建物ごと崩壊するっ?何れにしても明は限られ切った屋上で3者を相手にするっ!例え刃やいばが通用しても陽菜を落下させるのは容易では無いっ!大苦戦大激闘が予想されるっ!
何かいい回想っぽく浸ってクライマックスっぽく描いてるけど
雅の息子体力 フル温存で控えてるの忘れてるんじやねーの?
あと小春は、使い捨てたら
もったいないくらいかわいいキャラ
だよな
次のシリーズも続投してくれ先生!
何らかの方法で陽菜を落下させることに成功する!として、陽菜の巨体に明と勝次が、しがみ付いたまま地上寸前まで一緒に堕ちて行くっ!その際は舌喰いの頭部も一緒かも?当然、完全に堕ち切る寸前に陽菜から離れるっ!陽菜の巨体はバラバラに砕け散りっ闘いに勝利する!これだと豹丸と闘った時みたい?何れにしても「最大の難問」で有る、歌舞伎塔から一体どうやって地上に降りる。かと云う事の解決策に為り且つ、「陽菜に勝つ」の2大目的を達成出来る!合理的作戦!に為るのだが