和也のとワンポーカー勝負にようやく決着し、金を持って逃げ出したカイジ達。
「賭博堕天録カイジ ワンポーカー編」だったのが、ヤンマガ42号から
「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」へと題名が変わった。
そして帝愛の黒服達から逃げるため、24億を持ってチャンとマリオが国外へと逃げれるようにパスポートを確保。ここまでは良いっ…! テンポも良いっ…!
その後、脱出せずにコインパーキングの車の影でワンポーカーの振り返りをやってやがる…
空腹を満たすのはしょうがない…。腹が減っては戦はできぬっ…! だが逃げているんだから逃げろよっ…! 逃げながら移動しながら食べるのが効率的…! 留まって食事休憩するのは非効率的っ…!
今まではカイジは運否天賦だけでなく、最後は理で勝っていた。最後は十重二十重の考えで勝っていた。そして博打に勝った後に勝てた理を相手の前で説明するっていう展開が定番。が、今回は和也に死刑執行が始まって、なんとか助けたものの、気絶したから説明できずに脱出。だから今になって説明をしてるのか?
説明があるのは必然っ…!
しかし今やっているのはたとえるなら牛歩っ…!
脱出編と題名を変え、
展開が変わると読者に思わせて…
実際にやっているのはワンポーカー編の話っ…!
題名が変わり、光明が見えたとみせかけて牛歩戦術っ…!
急転直下っ…!
残念至極っ…!
ヤンマガ46号の261話からワンポーカーの最後に大きく賭けだした説明をやりだした。
そして今回の263話でもまだ説明は終わらず、次回も説明回らしい… まだ説明回をするのか? そろそろ脱出へ動いてほしいんだが… こんなに展開が遅いと今までは阿鼻叫喚だった読者の気持ちも…
キンキンに冷えてやがるっ…!
本来できるはずなのだ…!
本当に読者を楽しませるという気持ちで…
胸がいっぱいなら…!
どこであれ話を進めさせる事ができる…!
たとえそれが…
肉焦がし…
骨焼く…
週刊連載の上でもっ…!
それでこそ誠意というものっ…!
『賭博黙示録カイジ』では13巻の中で「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」「ティッシュ箱のくじ引き」まで描ききっていた。そして『賭博破戒録カイジ』の13巻の中でも地下での生活や「チンチロリン」「沼」を描いていた。しかしその次から「17歩」や「救出ゲーム」、そして「ワンポーカー」が描かれたが遅い…! テンポが今までより圧倒的に遅いっ…!
結局…漫画ってのは…ひりつかなきゃダメっ…!
黒服に掴まるピンチくらいの展開…
そんな悪戦苦闘を繰り返してこそが面白い漫画っ…!
こんな展開の遅い漫画は圧倒的にダメっ…!
今までの展開通り、カイジはワンポーカーで得た金を無くすのか? でもそろそろ親父のほうの兵藤と戦ってほしいんだが… その前に会長の片腕になった黒崎との戦いか? それまでどれだけ待たせるのやら…
あまりに無力な読者…!
奈落の縁に泣く赤ン坊…!
!!