鬼との戦闘の傷を癒やすため、藤の花の家紋の家で休むことになった炭治郎、善逸、伊之助。
炭治郎が連れている鬼になった禰豆子を見た善逸は「炭治郎は女の子とイチャイチャしながら旅をしてる!」と勘違いして、騒ぎだす…
あらすじ
鬼狩りをサポートする藤の家紋の家で休養する炭治郎達。
禰豆子が炭次郎の妹だと知った善逸は炭次郎に媚びを売る。伊之助は炭次郎に所構わず頭突きをする。
骨折が癒えた頃、緊急の指令が。「三人共々、那田蜘蛛山(なたぐもやま)へ一刻も早く向かうこと」
旅立つ炭治郎達。
那田蜘蛛山のふもとに到着、急に呼び止める善逸「待ってくれ!!怖いんだ!!目的地が近づいてきてとても怖い!!」しゃがみこんでいる善逸。
善逸と伊之助が言い合っている中、山から這って出てきた人を見つける炭治郎「隊服を着ている!!鬼殺隊員だ 何かあったんだ」
倒れる鬼殺隊員に駆け寄る炭治郎。近づくと隊員は山の中へ引っ張りこまれていく「繋がっていた…俺にも!!たすけてくれえ」
山の中に消える隊員。怯える善逸。
炭治郎「…俺は行く」
伊之助「俺が先に行く!!お前はガクガク震えながら後ろをついて来な!!腹が減るぜ!!」
善逸「腕が鳴る だろ…」
山の中に入る炭治郎と伊之助
炭治郎「伊之助、ありがとう。伊之助も一緒に来ると言ってくれて心強かった。山の中から捩れたようなさ… 禍々しい匂いに俺は少し体が竦んだんだ。ありがとう」
それを聞いて『ほわほわ』する伊之助。
その時、炭治郎は隊員を見つける。
隊員に話しかける炭治郎「応援に来ました。階級・癸(みずのと) 竃門炭治郎です」
隊員「癸… なんで”柱”じゃないんだ…!! 癸なんて何人来ても同じだ。意味が無い!!」
伊之助が隊員を殴り「意味のあるなしで言ったらお前の存在自体 意味がねぇんだよ。さっさと状況を説明しやがれ弱味噌が!!」と言う。
隊員の説明では指令で10人の隊員が山に入った。しばらくすると隊員同士が斬り合いに…
そこへ新たに隊員が現れるが、様子がおかしい。
場面変わり、山の中で糸を操っている鬼「さぁ私の可愛いお人形たち。手足がもげるまで踊り狂ってね」
どこかの屋敷
指令の鴉を抱いている謎の人物「よく頑張って戻ったね。私の剣士たちは殆どやられてしまったのか。そこには”十二鬼月”がいるかもしれない。”柱”を行かせなくてはならないようだ。義勇、しのぶ」
義勇としのぶ「御意」
しのぶ「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに。富岡さんもそう思いません?」
義勇「無理な話だ。鬼が人を喰らう限りは」
感想
なんで山に入らない?
自分だけ助かろうとしてるんですか?
怖いとかそういう事ずっと言っていて恥ずかしくないですか
あなたの腰の刀は一体何のためにあるんですか?
禰豆子が炭次郎の妹と分かると媚びへつらう善逸! 鴉が指令を出してるときも禰豆子に花を渡そうとしてるし!! そのくせ指令がきたら山の中に入りたくないと言い出すし… 前回「鬼殺隊を!!!舐めるんじゃねぇぇぇ」と言ってたのに… あそこで一人で待つのも怖いと思うけど。禰豆子が箱の外に出ていたら良いところを見せようとして頑張ったかなぁ?
あと善逸は「俺は普通でお前らが異常だ!!」というけど全員異常だよ。
とりあえずアバラが折れてる時は所構わず頭突きするのはやめておけ 悪化するぞ!! 将来のこともちゃんと考えろ!!
今まで伊之助は乱暴者みたいに見えたけど本当は良い奴で、教育を受けてこなかったからなんだろうなぁ。婆さんや炭治郎の優しさに触れて『ほわほわ』となったのは今まで人の優しさに触れてこなかったからなのかもしれない。山育ちで親も兄弟もいないって言ってたし。泣きたくなるような優しい音を出す炭治郎と旅をすることで変わっていくだろうな。
“柱”である義勇は強いよたぶん!!九分九厘強い
十段階。
甲(きのえ)
乙(きのと)
丙(ひのえ)
丁(ひのと)
戊(つちのえ)
己(つちのと)
庚(かのえ)
辛(かのと)
壬(みずのえ)
癸(みずのと)
一番下が現在の炭治郎達の階級である癸。
階級に柱がない。”柱”は甲の上の存在か? 鬼殺隊のリーダーっぽい人と直接会ってるんだし。
炭治郎達は鬼殺隊に入ったばかりで、実力が癸なのかどうかはまだ定かではないと思う。実際、伊之助は鬼殺隊員と力比べをして刀奪ってるし。もちろん”柱”レベルではないだろうから、十二鬼月相手に炭治郎達が苦戦しているところに義勇としのぶが駆けつける展開かなぁ? その展開になると、自分より確実に強い奴を見た伊之助はどうするんだろう。それでも喧嘩売っていくのか? 鬼殺隊の先輩には喧嘩腰だったが。
それと富岡義勇は1話で炭次郎と揉めたが禰豆子の様子が他の鬼と違ったため、”育手”の鱗滝を紹介した鬼殺隊員。しのぶが「人も鬼も仲良くすればいいのに」と言った答えが「鬼が人を喰らうかぎりは仲良くできない」と言っている義勇。だから炭次郎を喰わないどころか庇おうとした禰豆子に可能性を見出したのかな?