みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

喧嘩稼業

【彼岸島48日後…】153話「真っ二つ」やべェ!! この漫画、意見が超真っ二つに別れるだろうけど超やべェぞ!!

投稿日:

要塞化した東京に侵入するべく、地下を進む明達。
地下鉄の駅まで辿り着くと、そこで雅の息子と呼ばれるアマルガムと遭遇、戦闘になった。
邪鬼の妙子を巻き込んだ三つ巴戦になり、明は柱に叩きつけられ、妙子の巨体をぶつけられたが、妙子の身体を真っ二つにして明が立ち上がった!

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あらすじ

勝次「明ァァァ!」

声援を送る人間達。

勝次「すげェよ明!! あの邪鬼を真っ二つにして衝撃波をかわしたんだ!!」

姑獲鳥「なんて奴だ。宮本明… 信じられん… こんな男がいるとは」

震えだす姑獲鳥「初めてだよ… 武者震いが止まらん…」

明はフラついて倒れてしまう。

なんとか立ち上がる明(体力がもう残っていない。持ってくれ俺の身体。せめてあと一太刀)

明に向かって走り出す姑獲鳥「ガア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

鮫島「やばい!! 明に止めを刺しに行った!!」

明(視界が… ぼやける…)

姑獲鳥「クエエエエエエエ せっかくだ小僧。私の大切な矛で貫き殺してやる!!」

目を細める明(来る!!)

姑獲鳥は飛び上がり、上から三叉の矛を突き刺そうとする。

明(動け 右手!! 殺す!!)

明は仕込み刀を振るうが、姑獲鳥の三叉の矛の柄を斬っただけだった。

明(駄目だ!! 奴の身体まで刃が届いていない!!)

ザンッ

仰向けに倒れた明の頭の横に姑獲鳥の斬れた棒だけになった三つ又の矛が突き刺さった。

感想

ちくしょう
適当さが半端ねェ

勝次「生きてた!! 明!! あの邪鬼を真っ二つにして衝撃をかわしたんだ!!」
へ?衝撃をかわした?
明が柱に叩きつけられて倒れちまって…
明
そこへ妙子のでけェ身体が投げ込まれて柱を倒しながら地面も削りながら明も一緒に吹っ飛ばされちまって…
妙子
そして妙子の身体を真っ二つ!
明
どう見ても妙子の身体の衝撃を喰らっちまった後から妙子を斬ってるじゃねェか! 勝次は何を見ておったんじゃ? そりゃあんなデケェ身体の衝撃を喰らっちまったら人間ならもう立てねェどころかすり潰されちまっているところだ。人間離れした明が悪ィのか? それとも勝次は人間だからこの人間離れした戦いについていけなくて良く見えなかったのかァ? もしかして直前で避けたりしてたのか? 強者の姑獲鳥ならちゃんと見ておったかもしれん。

この姑獲鳥と同意見だからちくしょう!!

強者であり、初見で明を強いと見抜いた姑獲鳥なら明が衝撃から逃れたところを見たかもしれん。

姑獲鳥「なんて奴だ。宮本明… 信じられん… こんな男がいるとは」

やっぱり妙子の身体が当たっちまってたじゃねェか! 今まで明の戦いを見てきた読者からでも信じられねェ! なんで立っているんだァ? なんであんなデケェ妙子の身体を真っ二つに出来たんだァ? もうワケがわからねェ!!

さすがは雅様のお気に入り
視界がぼやけるだけだとは

そんな明も相当なダメージを負ったようで(視界がぼやける…)
視界
またきやがった「視界がぼやける」! 最近でも金剛との戦いでデケェコンクリートの塊をぶつけられちまったっていうのにダメージが視界がぼやけるだけだった!

彼岸島 宮本明

ハッ!そうか! 金剛の時は硬ェコンクリートをぶつけられちまって「頭がふらつく」と「視界がぼやける」だった。今回はコンクリートよりは弾力がありそうな妙子だったから「視界がぼやける」だけでとどまったってワケか! なるほど考えちょる…ってなるか!! 松本光司先生ェ!もうちょっと明を人間らしくしてくだされェ! これではバケモノ対バケモノじゃねェか! それとも明は今までの戦いで吸血鬼や邪鬼の返り血を浴びまくっているから明の身体に変化が起こっちまっているのかァ? そういう伏線があって、この頑丈すぎる明も伏線だったりするのかァ? そんなスゲェ伏線を見つけちまったのかァ? こんなに緻密に考えられている漫画だったのか! こんなにスゲェ漫画だったのか!!

ブルブルブル

初めてだよ…
武者震いが止まらん…

偉ェ…
偉ェよハゲ…

へ? でもここは暗ェ地下で、鮫島が勇気を出して明の傍に松明を持って周りを照らす!とあったじゃねェか。
鮫島
なら鮫島から離れちまって暗くて視界がぼやけるのは自然なんじゃねェのか? 明の気の所為だったのか? それとももしや先生ェは明は暗ェ地下で戦っていて、鮫島が勇気を出して照らしていることを忘れちまったっていうのか? 足手まといになっちまうからせめて灯りを照らすだけでもしてやりたいという鮫島の男気を忘れちまったっていうのかァ? さっきこの漫画は緻密に考えられているって思っちまったのがバカみてェじゃねぇか!

ブルブルブル

初めてだよ…
怒りの震えが止まらん…

精二っ!!
この設定に摑まるんじゃ!!

こんなピンチなのに精二は一言も喋りやがらねェ! このクソホッケーはこんな時でも人見知りなのかァ? 明が人間だという設定を捨てちまったのに、精二はかたくなに人見知りというキャラ設定を守るっていうのか? でも精二は仲間思いでもあったはずだぞ? そっちの設定はどこへ行っちまったんだ? この漫画のキャラは片方の設定にしか摑まれねェのかァ? そうか!明もダメージは目にしかいかねェ。ダメージを受けたら視界が悪くなるという設定に摑まっちまったら、他の骨などへのダメージは忘れちまうってワケか! なるほ…そんなふざけた漫画あんのかァ?

ブルブルブル

初めてだよ…
笑いの震えが止まらん…

ちゃんと考えておるのか
次の話を

あんな太ェ妙子の身体を真っ二つにしちまったのに
明
姑獲鳥の身体はキレねぇとは!
姑獲鳥

コイツが仕込み刀
見ての通り
話の都合で斬れ味が変わる奴だ

そもそもこの仕込み刀は、妙子の大きい身体や硬ェ金剛を切り落とせるほどの斬れ味を持っているんだから、姑獲鳥の身体も斬れちまってもおかしくはねェ。でも今回は斬れねェ… 話の都合なのかァ? 明の頑丈さもでたらめだけど、仕込み刀の斬れ味もでたらめすぎやしねェか?

とにかく明は負けちまった…
姑獲鳥
このままやられちまうのかァ? 左手には義手を握る程度の力は残っているようだが…

姑獲鳥は「武者震いが止まらん」とあるし、姑獲鳥のこれまでの戦いを見ると、斧神や金剛みてェに武人タイプの敵みてェだぞ。三叉の矛を斬られちまったことでここは引き分けとか言っちまうんだろうかァ? ハゲやクソホッケーでは太刀打ちできねェし… そもそも明でも浅い一太刀しか入れられてねェし… 斧神の時みてェにここは一旦退いて再戦するのか? 姑獲鳥のアマルガムとしての能力はまだ披露されてねェし… ここで明がヤラれちまって勝次が救世主として成長するまで時間が飛ぶとは思えねェし… ”雅の息子”らしく、雅のように何度も明と再戦をする仲になっちまうのか? 次会う時には「太刀が重くなったな」という雅の定番のセリフも言うのかァ? いろいろ設定がおかしいと文句を言っちまったが、やはり続きが気になる。

面白ェわ
やっぱ彼岸島の話はホント面白ェわ

彼岸島を読んでいるうちに吸血鬼ウィルスにかかっちまって血を求めるようになったみてェに、彼岸島を求める身体になっちまったのかァ?

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