【彼岸島48日後…】332話「百足婆」そのアイドルの行き先には　アメとムチがありました

ユカポンが仲間から離れたすきに、吸血鬼達に捕まってしまった。そしてユカポンは吸血鬼最大の娯楽場となってしまった歌舞伎町に連れ去られてしまった。明達はユカポンを救うべく、歌舞伎町に向かっていった。

は？　ネタバ？
新手のメタバースか
何かですか？

あらすじ

明達は吸血鬼を捕まえて、歌舞伎町まで案内させることにした。

一方、ユカポンは遊郭に売られてしまった。

そこは百足婆と呼ばれる吸血鬼が仕切っていた。

ユカポンは元アイドルという売りで並ばされ、吸血鬼に買われて相手をさせられてしまった。

ユカポンは生き続けてさえいれば明達が助けに来てくれると信じて耐え抜こうとしていた。

ユカポンが次の客を相手する前に一人で風呂場で体を洗っている時、前の客が乱暴だったので出血していることに気がついた。

心細くなったユカポンは泣き出したが、隣の部屋から声をかける女性がいた。

女性「塗り薬だよ。少しは楽になるから」

ユカポンは礼を言って塗り薬を受け取った。

そして隣の女性は「小春―――‼　何やってんだ　早く来い」と呼ばれていた。

ユカポン「え？　小春ってまさか　チューちゃんの・・・・」

隣の女性は、ネズミの姉・小春と同じ特徴である、口元に2つのホクロがあった。

小春「悪ィな　もう行かなきゃ　頑張れよ」

ユカポン「はい・・・・　小春さん・・・・」

感想

ンだよ　このクソ無料案内所！

おやじ狩り！
これは完璧
おやじ狩り‼

順番がちげェ！　まず訪ねてから、言わないとどうなるか…って脅しをするんじゃねェのか？　斬ってから一人残った奴から聞き込み開始！　切り捨てちまった奴が情報持っていた可能性もあんのに…

この吸血鬼は歌舞伎町に通っていて、ネズミの姉・小春のことも知っていたので、歌舞伎町まで案内させることにした。

都会ってそんな簡単にロープ落ちてんのかァ？　もしかして歌舞伎町が近ェから縛る用のロープもそこらに落ちてんのかァ？

人前で体を縛ると
理性という縛りから
心が開放されるとは
なんたるパラドックスよ

でも歌舞伎町に案内しろって、標識みたら分かんじゃねェのか？

なんたるイリュージョン

ユカポンが百足婆から遊郭についてのオリエンテーションを受けていると、カバンに中に入って歌舞伎町を抜け出そうとしていた女性が捕まっていた。

へ？　カバンの中に隠れる？　エスパー伊東なのかァ？　それともプリンセス天功なのかァ？　あれはプロの技なんだから、素人が真似できるわけねェじゃねェか！　カバンの中に人間一人入っちまってたら簡単にバレちまうに決まってるじゃねェか！

隠れる物が楽器ケースだったなら
レバノンまで逃げられルノーに
ちくしょう！

百足婆は鞭を取り出し、抜け出そうとした女に罰を与えた。

「この鞭は肉を裂くよ」　へ？　骨も断ってんじゃねェか！　肉を切らせて骨を断つが通用しねェ！　先に骨も断たれちまう！　骨がねェ奴だからカバンに隠れることすら出来なかったのかァ？

あいつは骨を断つどころか
コストカットも
していきやがったからちくしょう！

肉を裂くとか言いながら骨も断っちまうし、使い物にならなくなるとみんなで食い殺すとか言いながらも鞭で細切れにしちまう…　有言不実行ばかりじゃねェか！

なんたる現実

ユカポンは元アイドルを売りとして遊郭に並ばされてしまった。

ユカポン（26）で高校生の格好！　すでに現実で「35歳の高校生」がドラマ化されているからインパクトに欠けちまう！

事実は彼岸島より奇なりとはな

ユカポンは客の吸血鬼に乱童されて、体から出血していた。

体から切り傷って、こっから感染しねェだろうな？　パーティの紅一点のユカポンが感染して吸血鬼になっちまったら…　へ？　でも片手が義手、でけェハゲ、片腕が変異した化け物な小学生、小学生には強ェ成人男性。こんなパーティなら元アイドルの吸血鬼が混じっちまっても違和感ねェんじゃねェのか？

絶望していたユカポンに、隣から塗り薬を渡して優しい言葉をかけてくる女がいた。その女は小春と呼ばれていて、ネズミの姉だった。

ネズミとは正反対の性格！　こんな姉御肌の性格ならネズミもどうにかしてあの性根を叩き直せなかったのかァ？　実の弟なんだからなおさら世話焼きそうなんだが・・・・

やめんか
バカに付ける薬はないんじゃ