宮本篤がボスだという、吸血鬼の賭博場・竹馬街に来た明達。篤に会うための3つの鍵のうち2つを手に入れたが、明が熱で倒れてしまった。鮫島達は明が寝ている間に最後の1つの鍵を自分たちだけで手に入れようと計画。最後の鍵を持っているプリンセス様の元へ、白旗を持って乗り込んだ鮫島達。鮫島はプリンセス様に「我々は命をかける。アンタはその鍵をかけて賭け事で勝負だ」とギャンブル勝負を持ちかけた。
勝負の前に
一緒にお紅茶を
飲むのよ
他の皆様は先に
ネタバレに案内してあげて
あらすじ
鮫島達のギャンブル勝負を受けたプリンセス様「私と勝負するのはどなた? まさか一対五ではないですよね」
事前にギャンブル運を試した鮫島達は、ネズミを代表者として差し出す。
ネズミはプリンセス様から出ている鎖に捕まり、プリンセス様に顔を舐められる。
プリンセス様「……不思議ね この子。人間の味がするわ」
人間だとバレたと警戒するが、プリンセス様は「まァ いいわ」と、勝負の前にネズミと一緒に紅茶を飲むと言って連れて行った。鮫島達は先に会場まで墨族達に案内してもらうことになった。
鮫島達が会場と呼ばれるところに着いたが、そこには酷い匂いで大きな穴があるだけの部屋だった。
戸惑う鮫島達は、墨族に後ろから蹴られて穴の中に落とされてしまった。
穴の下にはゴミが捨てられていて、ここは墨族のゴミ捨て場だった。
怒る鮫島達に、穴の上からプリンセス様が語りかけた「人間がなぜ こんな所まで 入って来たんですか?」
プリンセス様が言ったネズミと紅茶を飲むというのは嘘で、部下の墨族に血を吸わせて人間かどうか確かめていて、人間だと見抜いていた。
プリンセス様は「そこから今日中に上がってこれたら 私の鍵をお渡しします。無理なら死ぬしかありませんね」
その話を聞いた鮫島達は、周りのゴミを積み上げていけば登れるかもと思い、勝負を受けた。
プリンセス様「今朝 近くを困った子がすらついていたので捕まえて そこに捨てました。仲良くなれるといいですね」
墨族が穴の中に松明を投げ入れると、穴の奥には竹馬街に向かう途中で出会った邪鬼が潜んでいて、落ちている吸血鬼の死体などを食べていた。
邪鬼に気付かれないように、気配を消そうとする鮫島達だが…
感想
いけるぜ光司
楽勝だ!!
簡単に原稿料が
手に入る!!
鮫島はプリンセス様に賭け事勝負を挑んだ。
先週の最後のページと同じコマか… 読者に先週の話を思い出させるのに必要だからって、背景のトーンだけ変えたコピーで楽しやがって…
へ? よく見りゃ違う絵じゃねェか! 分かりやすいのは顎の下の影! 超高難易度の間違い探しレベルで同じ構図のページ描くなら、コピーで楽すりゃいいじゃねェか!
原稿料を貰うなら
同じ構図のコマでも新たに描く
それが漫画家って生き物だろ
さすがは松本光司先生ェ
私が認めた漫画家よ
単行本だと見開きで同じ構図のコマが並んじまうからちくしょう!
バカ!!
ユカポンはアイドルだから
色々知らないの!
プリンセス様に賭け事勝負を挑んだ鮫島。鮫島達は事前にネズミのギャンブル運を試していて、何度勝負しても誰も勝てないほどの強さだった。そのネズミのギャンブル運に頼って賭け事勝負を挑んだのだった。
ネズミのギャンブル運だけで命賭けんのかよ! 相手の心を読んで先読みできるだとか、手先が器用でイカサマ出来るだとかで勝ち筋が見えるってワケではなくネズミの運頼み! さらにはプリンセス様を勝負事に巻き込めるかどうかも策が無くて、それすらも運頼みじゃねェか! ネズミのギャンブル運だけでなくそれを踏まえた上で何かの策があるかと思ったが…ただの命知らずじゃねェか! これがユカポンが思いついた良い案なのかよ!
コイツが由香(26)
初めてのギャンブルで勝って
ギャンブルを繰り返すようになる
見ての通り
射幸心に取り憑かれた奴だ
運だけで勝負してヒリヒリ感を味わう… 根っからのギャンブラーじゃねェか!
ネズミは
ギャンブル最強でも
ハゲは
ギャンブル最弱だからちくしょう!
対決する相手はネズミだと分かり、プリンセス様はネズミの顔を舐めた。すると人間の味を感じた。
事前に賞品の味を確認!
店頭の試食販売は
絶対に試食するタイプに違いねェ!
プリンセス様は墨族に鮫島達を会場まで案内させ、ネズミとは一緒に紅茶を飲む事にした。が、プリンセス様はVIPルームで部下にネズミの血を吸わせて人間だと確認させていた。
ンだよ コイツ!
茶に誘われたのに
股間からお紅茶出してやがるぞ!
女からお茶に誘われたのに
この結末!
ギャンブル運はあっても
女運はねェのかよ!
女からお茶に誘っておいて、待ち構えていた男に襲わせる… 典型的な美人局じゃねェか! 部下にネズミが人間だと確認させるためにVIPルームに呼んだのかよ! 用心深ェじゃねェか! …へ? でもプリンセス様も人間の味を感じたんじゃねェのか? 自分の舌に自信はねェのか? 吸血鬼を食べて満足していたシーンもあったから味覚はあるはずだが…
味わうのは
ライオンの口で!
もしかして
紅茶の味は分かってないのでは…
事前に賞品の味を確かめる! 人間の味がしたが、ライオンの口で味わってねェから部下の墨族に血を吸わせて確かめさせる! 「会場に案内」というワードだけで、部下達に鮫島達をゴミ捨て場まで案内させる段取り! カジノを取り仕切ってるだけあって、プリンセス様側のほうが事前にしっかりと対策とってやがるぞ! 鮫島達は勝負する前から負けてたじゃねェか… 運頼みで勝てる相手じゃなかった…
こんな世界になっちまっても
ゴミ袋でゴミを捨てるのか!
分別はねェようだけど
鮫島達が案内された会場には大きな穴があるだけの部屋だった。鮫島達はその穴に突き落とされた。そこはゴミ捨て場だった。
いきなり突き落とされちまったのに
全員 安全なゴミ袋の上に落下!
ここだけで運を使っちまったからちくしょう!
人間だとバレた鮫島達。プリンセス様が今日中に穴から上がってこられれば鍵を渡すと言われ、ゴミを積み上げれば登れるかもと勝負を受けた。
穴に突き落とされちまって吠え面をかいた後、生き残れるチャンスを貰っておきながら「あとで吠え面かくなよ」と言えちまう図太さ! ざけんなと言いたいのはプリンセス様のほうじゃねェか! くゥゥ… ハゲはこの後も吠え面かかされるとはな…
簡単なギャンブルだと思いきや…穴には邪鬼が潜んでいた。
ゴミ捨て場に捨てた邪鬼を
ギャンブルに活用して再利用!
プリンセス様は
エコ意識が超高ェ!!
竹馬街に来る前に出会った邪鬼じゃねェか! ケツから人間サイズのケツが出てたやつじゃねェか! ヤンマガ2023年43号掲載の378話で登場したっきりで、その後は出てこなくなってきたが…今回の419話、ヤンマガ2024年44号で1年ぶりの再登場! 歌舞伎町での眠り女とデコ女と同じように、倒さなかった邪鬼が再登場してきやがったぞ!
邪鬼を作ったら捨てずに再利用!
先生ェは使いまわ…
エコ意識が超高ェ!
で、結局力勝負になっちまうのかよ! 彼岸島の初期とか前作の『クーデタークラブ』とかで魅せた、追い詰められた人達の心理描写を見れるかと思って期待してたのに! 最後は力勝負になるとしても、ちょっとぐらいはギャンブルして駆け引きを描いてくだされェェ!
やめんか
彼岸島で心理戦を描く
それ自体がギャンブルなんじゃ
あの頃とは違い、家族を持った先生ェは分別がついた大人になっちまったからギャンブル出来ねェってワケか!
ジョジョ第5部リスペクトか、ハ 感じ入ったよ
なかなか話が進まねぇ!
今週の解説もナイス!
まーた気持ち悪い邪鬼が出てきた。
明が日本に来て最初に出会った うんこ投げつけ邪鬼とこいつを戦わせたい