紅白組から攻撃を受けている真黒組。警察の目もある中なのでお互い表立っては動けない。が、紅白組はルーマーという裏の組織を動かして揺さぶりをかけてくる。
海老原はゲンと呼ばれる男を雇ったが、ルーマーによって瀕死状態にされて倉庫に送り届けられた。ゲンはそのまま息を引き取った。
洋子は毒を仕込まれ、松代に襲われそうになるがそれは洋子の狸寝入りだった。洋子は松代に銃を向けて形勢逆転したかのようにみえたが・・・・
あらすじ
キャンピングカー
洋子が向けた銃にはお構いなしに松代は洋子に迫ってくる。
洋子が蹴りを入れたが、松代は止まらず迫ってくる。
洋子に肩を撃たれたが、松代は止まらず迫ってくる。
洋子が「次は急所に」と言ったが、松代は銃を咥えてきて、銃を抑え込む。
洋子は引き金を引いたが、松代は顔を横に滑らせて脳髄へのダメージは避けた。松代の頬を銃弾が通り、穴が空いてしまったが、まだ止まらない。
毒が回ってきた洋子は銃を落としてしまった。
松代「こんな物 持ち歩いてるって事は―――・・・・常に~一番最悪の事態を―――覚悟してる側の人間って事や~ わかってるよな でないとそりゃズルイってもんや~」
倉庫
アザミ達は倉庫に仕掛けられていた監視カメラの映像、ゲンが入ったバッグを投げ込んだ男の映像を見ていた。
バッグを片手で投げ、体勢もブレないので相当な体幹の持ち主だと見抜いた。
その映像を見たアザミは佐藤に連絡を入れた。
真黒住宅
真黒住宅に海老原が入ってきた。
ゲンの血痕を見た海老原。さらに奥に入っていくとルーマーの男が座っていた。
ルーマーの男は海老原に銃口を向けた。
睨み合う2人。
感想
洋子が恐怖を感じない男に
銃を向けても返り討ち―――
というデジャブ―――。
松代は洋子の銃にも一切ビビらずに前へ前へと出てきた―――。
なんやこの異常性は―――! 肩を撃たれても動揺しないどころか―――銃を咥える―――!? 銃をぱくっと咥えた後にぱっ~!? いくら組長までなるほどだからそれなりの覚悟は持っているといっても―――組長という立場、色々手にした立場になってもここまで捨て身になれるだろうか―――? この状況で中学生だった頃の初恋の事を思い出す―――!? さらに今と同じ様な状況だった―――!? ヤクザになって色々修羅場を乗り越えて胆力がついたというよりも、元から異常だったということか―――。それにしても頬に穴空いても「ぱっ」の音は出せるんだな~。穴が2つになったことで今後は「ぱっぱっ」と2回音が鳴るようになったりして~。
洋子は動けるといってもデリンジャーを撃てる程度で、格闘は出来ないか・・・・。蹴りもそこまでの威力じゃなかったんだろうな―――。それで松代は、洋子には毒の効果が残っていて動きが悪いと見抜いたか―――。さらに洋子が動くことによって血流が良くなって毒が体に回って効いてきた―――。いつものように酒を飲んだあとに刺されたんじゃなくてまだ良かったんだが・・・・。泥酔状態だと毒針を刺されたら即寝ていたんだろうか―――?
一番最悪の事態―――。何者かを聞いてくるだろうとは思うが、ここまでの動きをする奴が簡単に吐くとは松代側も思っていないだろう―――。ルーマーは自白剤的な物も持っているんだろうか―――?
顔がはっきりしない
普通じゃない謎の人物が
映っている―――
というデジャブ―――。
倉庫のアザミ達は、ゲンが入ったバッグを投げ込んだ男の映像を確認していた―――。
クロはようやく兄さんに会える―――? 監視カメラ映像を佐藤に送るだけ―――になってクロガッカリ~っていうパターンか―――? もうこの佐藤とクロが出会えないというパターンはデジャブどころではなくなってきた―――。ここまで引っ張るとどのタイミングで再会するのか―――気になるなぁ~。劇的な再会になるんだろうか―――? サラッとした再会―――? もしくは一度も会わずにこの事態を収拾してしまう―――? 佐藤は存在を知られないのがプロと言ったように―――事態に巻き込まれているクロと会わずに解決するというプロ中のプロっぷりを見せつける―――?
静は巻き込まれた状況を段々と理解し始めてきた―――。鬱な部分があるので余計に落ち込みやすい―――。そこにフォローをしにくる川萩―――。静は今までも川萩が守ってくれていたということに気付いたら・・・・。川萩は疫病神から守り神になれればいいが―――。
静はこの経験を経て―――現代は死をあまり触れないように遠ざけるようになっているが、生死に関わることが起こって「自分は生きたい」という気持ちを自覚できて、前向きになれればいいが―――。まずは生き残れるかどうかだが―――・・・・。
ゴミ屋敷に海老原が入っていくと
嫌な事が起こる―――
というデジャブ―――。
海老原がゲンが住んでいた真黒住宅を見に行くと、そこにはルーマーの男がいた―――・・・・。
高橋がボディガードとしてついていないのか―――? もし高橋がついていたら騒いだり銃を出したりして状況は悪化しそうだけど―――・・・・。海老原は何かの手がかりを探しに来たんだろうけど―――狼煙代わりの奴が消された場所を見に行ったら、まだ火は燻っていた―――・・・・。
ルーマーの男はこの真黒住宅で何かを探っていた―――というより誰かが来るのを待っていたんだろう―――。そして誰かが入ってきた―――。足音が一人だったし、何も喋っていないということで待ち構えることにした―――で、かかったのが下っ端どころか組長という大当たり~! 引きがいいなぁ―――。海老原はゲンでルーマーを釣る―――海老で鯛を釣るをしたかったんだろうが、逆に釣り上げられてしまった―――。
今、海老原を殺れば―――紅白組の組員が消されたことで警察にマークされている松代がややこしいことになる―――。組員をやられた報復で海老原を殺したとなって徹底的に調べられるだろう―――。ルーマーの男は今は知らないだろうが、松代の頬に出来た穴の説明も迫られることになってしまう―――。警察内部に紅白組の味方が多少いたとしても、もう揉み消せる事態ではない―――。でもルーマーからしてみれば―――真黒組みたいな小さな組なら、バックにファブルがいないなら、いつでも簡単に潰せそうだし―――欲しいのは海老原の命じゃなくて、ファブルに関する情報―――? まぁファブルの情報を言えば、この状況を切り抜けられても消されてしまうが・・・・。
座っている殺し屋に銃を向けられた組長―――。松代はこの状況を切り抜けたが―――海老原はどう切り抜ける―――? 洋子に殺意は無いと感じ取って前に出てきた松代―――海老原もルーマーはまだ俺を殺せないと見抜いて強気に出る―――? 松代のように迫ったりはしないだろうが―――窮地を脱するために虚を突く!ということであの行動はありとはいえる―――。次回に海老原が松代と同じ行動をとったら読者としてはこの時は笑ってしまうが―――キャラがブレるということで作品にとって一番最悪の事態になってしまうな―――。
ファブルのボスはこの事態を知っているんだろうか―――? 洋子は手に埋め込まれたチップを嫌がっていたのですでに取り除いているだろう―――。アザミとユーカリはチップをどうしたんだろう―――? 真黒組とは手を切ったから、ほなサイナラ~とはならないだろう―――ライバル組織のルーマーと繋がっている紅白組がそばにいるんだから監視はしているだろう―――。海老原がゲンを警報機代わりにしたように―――ファブルは真黒組をルーマーの動きを見張る感知器代わりにして見張っているだけ―――? このまま元ファブルの4人で解決するんだろうか―――? ルーマー側は今のところ3人しか出てきていないから、現ファブルは出てこないような―――・・・・。
今週から急に本来のバイオレンスなノリになってるーーーー。血がーーー。
松代って痛覚おかしくない?
いきなりバクッ!って。。。
それ、本来ならば両手両足縛られてる奴が、起死回生で出すやつーーー
マツダイっていうよりライギョやん。
両軍の大将が最前線に出てくるって、、、漫画か!
殺し屋いちの
垣原組長みたいだなー
まんま思った!
多分作者は読んでるな。
スペックvs花山薫を思い出しました。
洋子は襲われたくないなー
事前に洋子が佐藤に居場所を知らせてて
佐藤が助けに来てほしいな
松代は山岡みたいな恐怖不感症ではなく無痛症なのかも。
読者の予想のななめ上をいく
急転直下のハードボイルドーーー。
次回サブタイトル「クソみたいな男・・・。」
これは松代のこと?(死んだゲンのことかも?)
ヨーコが松代に襲われてタコ社長と結ばれなかったら、
それこそヒロインが主人公以外と初体験した、著者の過去作「ナニワトモアレ」の
『デジャブ』ですやん。
第一部で山岡が、
ヨーコは訓練の一環で(敵を籠絡するのに?)飽きる程ヤッてる、いざとなったら舌を噛んで自死する訓練を受けてるって言ってたから、また状況が違うのだろうけど。。。
洋子は死なないにしても、ヤラれてしまうかもな~
まだ部外者の元ファブル達が動くにはそのくらいの理由が必要
アッくんまだ───────
過去に、ここの管理人さんも書いてるが、この作者って、ためてためてためて、主人公を前線に出すなぁ。
主人公が強すぎるから、強さのインフレが起こらないような配慮か知らん。
それで読者がカタルシスを感じる仕掛けになってると分析されていた。
今回もおあずけくらって、術中にはまっている読者たち。
松代のオッサン、なに友のベンキみたいな屑。
そうか───海老原とルーマーの遭遇は松代との対比にもなるのか──松代は気合いと狂気で切り抜けたけど───海老原はどう切り抜ける───?
これって作者や編集者の意図を読み取った慧眼だと思う。
クスリが効いたヨウコは犯られる?ギシギシと音を立てながら。その展開だけは見たくないな。
松代のオッサン たぶん
薬○イッてるんじゃないかしら その描写でしょう…
レイプ、薬、裏切り そこヤッたらあきまへんで的なメッセージ けっこう強めに描いてくるのよね、、作者さん。
あんな撃たれて 平然と出来るって まともじゃないもの、、
自分も、ヤクブーツが原因かなと思いましたーーー。でも、痛みを感じないのは諸刃の剣かなと、漫画あるあるですか。痛みの伝達がおかしなことになってても、覚醒している状態では、呼吸苦その他は感じるでしょうし。
この作者ありますよねー。
そこやったらあきまへんで メッセージ。わかるー。
今週の考察で、たぶん第一部からの既視感=「デジャブ」とからめた点で、分からないことがあるんですけど、、、
1.恐怖を感じない男=山岡で
2.謎の人物が(映像に)映ってる=?
3.ゴミ屋敷(真黒住宅)に海老原→良くないこと発生=?
それぞれ対応する場面があるんでしょう。第一部を読み込まないと無理?
2は目出し帽をかぶったアキラ?
3は第二部でゲン初登場の場面?
わかる方いたら、、、
デジャブら松代にとって中学の時の女の態度と今の洋子の態度の事でしょ
上のコメントをした者です。
あー、なるほど。それは実際に松代が発言してる既視感ですね。
自分が不勉強でわからなかったのは、管理人さんの感想に載ってる指摘で
過去に似たような場面あったなーってことです。コミックの過去作を熟読されてる方ならお気づきかなと思いまして。
平屋のマグロ邸は隠しカメラがあちこちに設置されたままではなかった?
組長一人乗り込むのはなんでだろう 高橋君は外で待ってる???わざわざ来ないか。
カワハギ君がナイフで頬を貫通させたことと松代の頬が打たれて穴開いたのがデジャブ?
小さい口内炎ができただけでも痛いのに、漫画では刺されてもそんなにダメージ無いように書かれてるよな・・・
松代は歯の治療で麻酔が要らないんだろうね・・
怪我がすぐ治ってるとことかはねぇ。。。漫画です。
ヨーコがヤられるなんてことはダメーーーー!!
それはダメじゃなない?ギリで絶対阻止だよ絶対ヤダ
もういい加減出てくるでしょ、アキラが
友達の海老原と他人で妹のヨーコがピンチなんだよ?
流石にもう出てきても良いんじゃないか!!
アキラが1部のときの
ヒナコを助けたときや
ミサキを助けたときの
様に、ギリギリで現れてほしいよね
洋子はいまは普通の生活をしてるわけだし、、
洋子が蹂躙されて、タコちゃんがそれを知って守ることを決意して結婚って流れもありえそうだけど、、できたら洋子は松代にやられて欲しくない
銃を所持する事の意味を教えて頂きました ありがとう
ルーマと海老原の邂逅にはこの先の展開における、浅くない意味があるんだろね 人間同士の群像劇だし
「人間同士の群像劇」にすごーく納得。なんかヤクザの貫目みたいなやつがモノいう場面とかね。プロの暗殺者を前にした、海老原組長は不利ですしね。
ルーマーの司令塔は敵ながら、腕も立つ頭もキレるというふうに描かれてます。
海老原組長との邂逅が話の大きなターニングポイントになるかもしれない。
敵ながら頭は良いやつとかなんとか。
ルーマが松代を見切りマグロにつくとか
ここで海老原と鉢合わせしたのは、今後クジラとマグロが逆の立場になるかもしれないからか
松代がここにきて安易に洋子に手を出したという事は、調べが済むまで動くな、の指示から逸れた行動という事でもあるね
取り扱いに注意
触れるな危険
興味本位からちょっと尾行しただけで深く調べもせず触れてしまった
ルーマーが依頼主に忠実になるのか
松代がもともとイカれてるのか
ファブルと真黒組の関係から考えると、わりと組織同士は対等な関係にみえるので、ひっくり返ることもないとはいえないですよねー。
鋭い考察ですね!
松代って北九州連続監禁殺人事件の松○に顔が似てるな。おそらくモデルじゃなかろうか?
四人ん中で一番世の中甘く見てんの実は洋子じゃない?
恋愛してる時の女子は別人格なんじゃなかろうかと。世界共通。
まだ、完全にフラれたわけでもなさそうだし。
しばらく用心って話してたんだし見知ら人間の接近にはも少し気を張ろう そもそもとして
ヨーコが一般人に近くなっているという。良いのか悪いのか。
洋子も麻酔針付けてたらいいなあ。「半日は起きれないんでしょ?」
お前、どことなく俺の知り合いに似てるとこあるな─そいつか…
ちょっと前まで殺し屋だった奴だが…
お互いの組長が身柄を確保された状態になり
一旦休戦になるのか───?
あーーー。でも松代、狂ってるから、柄とられるくらいなら、、、ってなりそうな。
「ちょっと前の話しだが─
コイツになら殺されてもええ
と、俺に思わせたヤツが今までに一人だけおる
ルーマやら何やらの殺し屋風情が偉そうに
人の命を散々奪ってきたお前ら、今までに他人からそう思われた事が一度でもあったか?」
とかね
海老原の人間力がルーマのリーダーの心境に微妙な変化を与えるかもね
このマンガは人同士の群像劇だし、主要キャラが色んな出逢いや経験をしていく過程で少しずつ変わっていく物語だと思う
ルーマの現場リーダーなんかは佐藤アキラと出会う事で、心境が少しずつ変化していくのではないだろうか
今までに登場した主要キャラの皆、アキラとの出逢いで少しずつ変わっていったような気がする
(まぁ、敢えて変わらず死んでったキャラもいたけど)
なるほどーーー。