前回、小島にケジメをつけた若頭・海老原。
あらすじ
小島を見つめる若頭。そこへ佐藤が入ってくる。
若頭「どう思う?」佐藤「何が・・・・」若頭「いや・・・ええわ・・・」
若頭「もうすぐ死体処理がくる――― スマンが今晩は妹のとこにでも泊まってくれ。建て前だけでも、こうゆう事とは無関係にしとかなアカンやろォ~」
若頭「なァ――― どう思う?」佐藤「ま――――どっちにしろ――― 俺がいなかったら小島は工場ですでに殺られていた―――」
洋子の家
チャイムが鳴り、洋子が出てみるとミサキが。
ミサキ「カバンごとなくしちゃって―――・・・ 家の鍵も携帯も・・・・」
洋子「もういいから先にあったまっておいでぇ―――」
風呂に入るミサキ。洋子の部屋に入ってくる佐藤「今晩、部屋に帰れなくなった―――・・・・」。
佐藤の家のガレージ
死体処理係が到着。
若頭「一人で処理できるか―――?スマンが俺は手伝えんぞ――― 手術のあとでなァ―――」
処理係「大丈夫よ――― 梱包して車に積むだけ―――!」
小島を見つめる若頭「俺が入院さえしてなかったら―――」
若頭「墓石まではムリでも・・・せめて土に返してやりたい―――」
洋子の家
ミサキが風呂場で倒れる。
洋子「アレ―――!? ミサキちゃん、熱あるよコレェ~~!!」
感想
若頭の小島への兄貴分としての情の表現が上手い。小島はいいヤツとは思えなかったけど、こういう描写を見せられると切ないね…
死体処理係として来た男は小島に銃を売っていたことを若頭には嘘を付いたけど、これは後々何かあるのか?死人に口なしだからワザワザ揉め事を起こさないようにしただけだろうか?
色々あった夜だからホッとして倒れたミサキちゃん。平然としてる佐藤がおかしいんやろうな―――。
HOPEFUL(楽観的)と描いてるTシャツを着ている佐藤。やはりコイツは常人と違う―――。
ミサキは佐藤とくっつく展開なのだろうか?鉄工所で助けに来た男の正体はバレなかったんだろうか?
ミサキが倒れてプロとして対応する佐藤は、ミサキのことは恋愛対象とは思っていなさそう。っていうか佐藤は恋愛をしたことがあるのか―――?