前回、山篭りにクロも同行することを認めた佐藤。
あらすじ
ミサキのアイドル時代のDVDを見る貝沼。
佐藤にミサキを盗撮してるのがバレたことを不思議に思う貝沼。
ミサキのヤクザ絡みの問題がどうなったかも気になる貝沼。
洋子の家
洋子の家を尋ねるミサキ。
佐藤からの絵のプレゼントに「風呂で倒れて裸で運ばれたミサキ」の絵があることがどういう意味があるのか洋子に相談するミサキ。
酔ってる洋子は笑うだけで相手にしない。
佐藤と若頭の通話
退院したことを報告する若頭。
電話しながらボスからの贈り物を開ける佐藤。中にはナイフが。
小島のゴタゴタに佐藤を巻き込んだ事で、ファブルのボスに警告されたことを佐藤に言う若頭。
若頭「この一年の休業のあと――― おまえはまた、元の仕事に戻るんか?」
佐藤「あ――― そのつもりや。俺にはそれしかできない―――」
病院に来たファブルのボスの言葉を思い出す若頭。
若頭「まぁ――― この一年の休業中に――― いろいろ経験するやろ。楽しめよ―――」
佐藤「…あ――― そうやな」
電話を切る2人。
感想
新たな火種になりそうな貝沼。ミサキと洋子のやりとりに笑った後、佐藤と若頭の電話で不穏な未来を予想させる。
洋子が「なんかあった…?」ってミサキに聞くところは助けに来た覆面の男が佐藤だとバレていないか探ったのか?
ここだけ眼が真剣。
ボスが休業を命令した真意
ボスからの贈り物の中身が、病院でボスが若頭に見せていた『時代遅れの代物』と呼んでいたランボーナイフ。ボスは「このナイフを見ると佐藤を思い出す」と言っていた。
その時のボスの言葉を思い出すと
「アキラはサヴァンに当てはまるのかどうかわからん。そこで試しに一年間ふつうの暮らしを与えて様子を伺う事にした。あのとんでもない殺しのスキルを少しでも落とすのが目的だ。もし一般社会になじめそうならそうしてやりたい」
「アキラのアナログ的なやり方じゃ通用しなくなってる。我々の世界もやり方を変える時がきている。私がここのナイフを捨てられないように、アキラを処分したくない」
佐藤が一般社会に馴染めなくて普通の暮らしが出来ないならボスは処分するつもりなのか?
一般人の暮らしをしろって命令した時、理由が「プロとして、臨機応変に動けるようになって さらに腕を上げるために」と言っていたのはやっぱり嘘かぁ――― ボスの真意は佐藤にファブルの仕事を辞めさせ、一般社会で暮らさせる事かぁ――― もし処分すると決定された時、若頭は佐藤を庇うのかなぁ――― それと洋子はどうなるんだろう。
ボスは佐藤に静かに暮らしてほしいのに、佐藤が山篭りしてる間に貝沼がイラン事してまた揉めそうや―――