【ザ・ファブル　The second contact】61話「とりあえずの男・・・・。」狙いが違う男・・・・。

大西公園でユーカリがルーマーと接触して怪我を負った。ユーカリを救出するべくアザミが公園へ。ルーマー側はここがチャンスとばかりに人員を公園に集めた。
ルーマーはドローンを使ってファブル側の動きを見張っていたが、駆けつけた佐藤の手によって無効化された。ドローンがいなくなったことでアザミがユーカリ救出に大きく動き出した。

あらすじ

C班の二人は、「おーい」と呼びかけられて、銃を出して警戒をする。

公園の木の反対側に隠れていたアザミが突然出てきて、ルーマーの一人・バンダナの男を捕まえた。

アザミは銃を奪い、C班のもう一人・小太りの男と何発か撃ち合う。

銃を撃った小太りの男が木の後ろに隠れていた隙にアザミは姿を消した。

小太りの男「おい！　ヤツはどこ行った？」
バンダナの男「コノヤロ―――　俺を撃ちやがったな・・・・」
小太りの男「うるせぇ～　おまえこそ銃を奪われてんじゃねえぞ―――」

バンダナの男は出血して動けない。小太りの男は助けもせずにファブルを追って行った。

バンダナの男はリーダー格の男に連絡を入れる。
バンダナの男「C班だ―――　撃たれたぞ―――　味方に撃たれたんだよォ～！！　血が止まらねぇ！　誰か寄こしてくれ」
リーダー格の男「ダメだ―――　ファブルがもう一人いる―――　そこでじっとしてろ　終わったら行く」

バンダナの男は止血をしようとすると、後から銃を突きつけられた。

銃を突きつけたのは覆面姿の佐藤だった。

佐藤「動くな―――　銃は―――？」

バンダナの男「奪われた・・・・　味方に撃たれて・・・・」

佐藤「よし手当をしよう―――」

バンダナの男「ファブルじゃねぇのか・・・・？　敵だろ？　なんなんだ？」

手当をする佐藤「とりあえずおまえらを守りにきた―――　もう死人を出したくない―――」

感想

前回、スズキがルーマー側に潜入している事がわかってどうなるのか―――っ！？ってところで休載・・・・。からの―――スズキの話じゃないんかいっ！　その代わり―――アザミが活躍っ！！

ファの男・・・・。

木の後ろに気配を感じたバンダナの男―――。銃を木の後ろに向けて撃とうとするも、アザミに簡単に抑えられてしまった―――。

さすが山岡と同程度と認められただけある―――。気配を消してすぐそばまで接近―――待ってましたとばかりに、簡単にルーマーをキャッチ～。銃も簡単にゲット～。バンダナの男を盾にして、もう一人と撃ち合い―――。ここまで6秒もかかってないやろ～。かなり力量差があるな―――。佐藤が化け物だったから霞んでいたが、アザミはファブルの幹部クラスと同じぐらいの強さだからそこらの殺し屋のプロでも敵わない強さを持っている―――。アザミは今までウソ泣きしたり―――腹下したり―――洋子や鷹一に殴られるのを我慢してたり―――メガネしたまま寝て、メガネがコントのようにズレていたり―――ファッション探究のために男と服を取り替えたりと散々だったが―――今回はカッコいいところを見せたな―――。この力量差―――アザミが手こずる可能性がありそうなのは、リーダー格の男と毒針男が組んだD班だけか―――？

ふ～の男・・・・。

小太りの男は、パートナーであるバンダナの男がいるのも構わず撃つ―――。バンダナの男は怪我を負ったが、小太りの男は放置してファブルを追いかけた―――。

快楽で殺人してる奴は仲間も殺す―――・・・・。まぁ、仲間が捕まっても撃たないとコッチがやられてしまうから容赦なく撃つ！っていうのは殺し屋界隈では普通のことだろう―――。フードとコードもやろうとしていた―――実践できなくてスズキにやれらたけど・・・・。でも仲間だけに当てて敵には一発も当てていないっていうのは―――最悪の結果だな―――。バンダナの男はババ引きすぎやろぉ～。

小太りの男のほうも―――
一般人相手にはコレで―――

プロ相手にはコレ―――

同じ「ふ～」でもぜんぜん違うやん―――っ！！　偉そうに言っていても本物に会ったら隠れて様子見―――。自慢の早撃ちも、アザミが飛び出してきて一拍あってから撃ち出す・・・・。かっこ悪い・・・・。

回り回っての男・・・・。

負傷したバンダナの男は自分で止血をしようとしていた―――。が、後から佐藤が現れて事情を聞かれ、死人を出したくない佐藤が手当をすることにした―――。

佐藤が来た理由は、もう死人を出したくない―――。それがルーマーでも―――。アザミならルーマーを返り討ちに出来るだろうから「おまえらを守りにきた―――」。かなり上から目線だが、実際にかなり上の実力を持っているからしょうがない―――。

元ファブルの3人は、負傷したユーカリはルーマーに捜索される―――アザミがルーマーを傷つける―――佐藤が傷ついたルーマーを手当する―――。妖怪の『かまいたち』みたいやん―――っ！！　妖怪のかまいたちは3匹組で、1匹目が転倒させて、2匹目が鎌で切って、3匹目が手当する―――っていう行動をするが―――ユーカリがルーマーを引き寄せて、アザミが傷つけて、佐藤が手当をする―――ってそっくり―――。実在するとは思えない存在というのも妖怪並―――。

バンダナの男は特技を出さないまま―――戦線離脱―――。とりあえず―――

木の後ろから周りこまれすぎやろ―――っ！！　1話で2回もやられてるやん―――っ！　相手がヤル気だったら2回死んでる―――っ！　「なんで2度もやねん～！！」って言っていれば、アザミと佐藤からタマは取れずとも爆笑はとれていたな～。　止血する前にコンタクトを外すという無駄なことはやっているのに・・・・。こいつの特技は―――

『回り込めと言いながら、敵に回り込まれる』っていうボケをすることなのか―――？　なぁんにも良いところ無しで終わったな―――。悪者なのに気の毒になるくらい―――・・・・。周りは敵ばかりで親切にしてきたのは佐藤だけ―――。周りに振り回されて―――対応できずに終わってしまった―――・・・・。

で、問題はこいつと組んでいたヤツ―――敵だろうが味方だろうが殺しをしたい男―――。それを、敵だろうが味方だろうが守りたい男である佐藤が防げるかどうか―――。今の佐藤とは真逆の考えの男を前に―――佐藤はどう向き合う―――？