山篭りしている佐藤とクロは熊との対決―――。
バー・バッファローでは洋子と河合の対決―――。
あらすじ
バー・バッファロー
洋子(河合ユウキ―――。どうやら24、25歳―――。生活のすべてを女遊びに捧げるペラ戦士―――。なんて素敵なオモチャなの―――。)
河合「そんなにじっと見られちゃ恥ずかしいな~」
洋子「え?見てないですよ―――・・・・」
河合(ヨウコちゃん――― 俺に見とれる気持ちはわかるけど―――・・・ そうゆう恥じらいがめっちゃカワイイ―――!!)
洋子「じっと見ないでください―――。恥ずかしい・・・」
河合「さっきのお返し―――」
洋子「え~ いやだァ~」
河合「ハハ♪」
バーのマスター(まさにたらしのプロのご両人――― まずはジャブでお互いの距離を計る―――・・・・)
洋子「本当はもっと早く電話したかったんですけど――― 兄の体調がずっとよくなくて――― 昨日少しでも空気のいい山のほうへ―――・・・」
河合「聞いた事あるよ~ そういう療養施設―――・・・」
洋子「それでちょっとホッとしたとこで――― 今夜は酔いたいな―――って・・・・ 思っちゃったりして―――」
河合「あ――― 大丈夫!酔いなよォ~ ちゃんと送るし!!」
洋子(フッ! 兄が山に行ったのは本当よォ―――)
その頃――― ウワサの病弱な兄
熊を待ち構える佐藤とクロ。
クロ「来ないっスね熊ァ―――・・・ どっかよそに行ったんじゃ・・・」
佐藤「いや・・・ さっきより近くに来てる・・・ 獣臭――― わからんか?」
周囲の臭いを嗅ぐクロ「いや・・・ 俺にはさっぱり・・・」
その時、熊が飛び出てきてクロの背負っているリュックに喰いつく。
佐藤「悪い子や―――・・・」
熊に振り回されるクロ「わぁ~ 兄さん――― たすけ―――」
テントに結びつけてあった紐を引っぱり、熊の注意をテントに向けさせてその隙に槍を熊に刺す佐藤。
さらにテントを引き寄せ、叩いて大きな音を出す佐藤。
音で怯んだ熊は逃げていく。
逃げていく熊に目掛けてマムシの毒を塗った槍を投げる佐藤「よし!刺さった―――」
佐藤「これであの熊は人を見たらビビるやろ――― さ――― 夜は冷える――― 松のお茶でも作ろう」
クロ(え゛ぇ゛~!? 熊と闘ってそんな感じで終わり―――ッ!? スゴイ! 兄さんスゴイっス―――!!)
感想
熊が飛び出てきても冷静に「悪い子や―――・・・・」 兄さんはホント マシーンね!戦うだけの冷たい機械よッ!!
熊に対してもプロとして対応――― その後、夜は冷えるからとお茶づくり――― 熊と戦っても体温上がらんかぁ~。熊との戦いも散歩程度かァ~。兄さんスゴイっス―――!!
クロは結局、リュックを背負って熊をおびき寄せる餌にしかならんかったぁ――― まぁしゃあないけど~
肉食獣の襲撃からオモチャにされつつも生き残ったクロ。対して肉食獣に喰われてオモチャにされそうな男・河合―――。
アカン―――。洋子姉さんルンルンや―――。