金剛のアジトに向かうため、大涌谷からロープウェイで降りようとする明達。
そこへ邪鬼のエテ公が襲ってきた。
明達はロープウェイのワイヤーにロープを引っ掛け、気配を消してエテ公をやり過ごそうとするが…
あらすじ
明(気づかれずに奴の股下を抜ける!!)
ワイヤーの中継塔に差し掛かる明達(このままでは行けない!! あの滑車を抜けないと向こうへ通れない!!)
ワイヤーの乗っかているだけの鮫島は中継塔に飛び移り、乗り越える。
ロープにぶら下がっている明達は明がロープを横にずらして滑車を乗り越える。
勝次「通り過ぎた… 助かった…」
ネズミ「ひいいい 手がしびれて… もうもたない…」
明「鮫島、隣のロープに移ってくれないか? 少し居心地を良くしたくてな」
二本のワイヤーの間にロープを括り付ける明達。
明「ハンモックみたいで快適じゃないか」
鮫島「支柱があと三つでゴールの駅に着くぞ。これで金剛の野郎にだいぶ近づいたってわけか」
「イ”イ”イ”イ”イ”イ”イ” オンナア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”」エテ公がロープウェイのワイヤーを叩く。
その振動で浮き上がる明達。
吉川が叫び出す「イエ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”」
それを聞いたエテ公が下りのワイヤーの上を這ってくる。
鮫島「あのバカ学びやがった。ちゃんと左側のロープ二本に乗って追ってきやがる!!」
勝次「ああそんなっ あと少しなのに」
追ってくるエテ公「オンナア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”」
感想
エテ公しつけェ! ちくしょう引き伸ばしが半端ねェ
あの先生ェ 学びやがらねェ!
ロープを結ぶ明。
ネズミの袖(ロープを投げているのがネズミの袖)と似ているが、これは確実に明のコートの袖(新田の形見のコート)!
明の右腕は義手なのに
ロープを結ぶ機能があるなんて、この義手の性能がスゲェからちくしょう!
って、エテ公は学んだのに先生ェは学ばねェのか…
辛ェなァ… 漫画の中のキャラは学ぶのに作者が学ばねェとは…
俺は小学生より弱ェんだよ!
滑車を乗り越える衝撃でも耐える勝次。
小4の勝っちゃんは腕の力だけでロープにぶら下がってるのに… それに引き換え大人のネズミが勝っちゃんより先に音を上げるなんて… 体重の差があるとはいえ情けねェ…
鮫島様っ!! このワイヤーに摑まるんじゃ!!
「俺も」って飛び移ってる鮫島。
ロープ掴まねェのかよ!
ロープを手で掴もうとするより脇の下に入れるほうが確実に落ちないけど! 救世主様は頭も良いのか!!
それと鮫島は身軽すぎだろ。「ふんっ」で隣のワイヤーの移っちゃうし。救世主様はパワーだけじゃないのか!
困難を「ふんっ」で乗り越えた救世主の鮫島。明もあいかわらず「ふんっ」で解決しちゃうし…
すまない 吉川にショックを与えちまった
あ、いえいえ大丈夫です
吉川の台車は、この不安定なロープの上にキレイにまっすぐ乗るのかよ!
その後、エテ公が起こした揺れでワイヤーに目を強打する吉川!
吉川の扱いがひでェ。吸血鬼ウィルスが蔓延してから夫は吸血鬼に殺され… アンチエイジングされ… 金剛の遊びで亡者にされ… ネズミに臭ェ臭ェと言われ… クソを顔に塗りたくられて… 今度は目をワイヤーで強打…
一度でいいからウィルス蔓延後でもいい目にあいたかった…
邪鬼とは何度もやりあった 擬音は熟知しているつもりだ
ワイヤーを脚の指で挟んで移動なんて
このエテ公の足の指が器用だからちくしょう!
でもこんなデカイエテ公がワイヤーの上を這ってくる擬音が「ガサガサ」って… エテ公がワイヤーの上を歩いてる時は「ドォンドォン」だったし…
このでたらめな世界で
でたらめな擬音
そして向かうはでたらめな化物退治だ
>俺は小学生より弱ェんだよ!
この時点でのマスオもといネズミは足に当人の体重に加えて吉川+台車分の重さを支えてる状態だから多少は大目に見て欲しいんじゃ
>さん
>
>>俺は小学生より弱ェんだよ!
>この時点でのマスオもといネズミは足に当人の体重に加えて吉川+台車分の重さを支えてる状態だから多少は大目に見て欲しいんじゃ
ありゃっ ごめんなさいっ
それにネズミは勝次が海賊船を動かそうとした時に銃で左肩を撃たれてましたねェ。ケガを言い訳にせず、吉川も支えながらぶら下がっていたネズミは、実は超すげェヤツなのかァ?
ネズミ「俺なんか こっそり左肩撃たれていてもぶら下がってますよ」