要塞化した東京に進入するべく、地下道を進む明達。
邪鬼の妙子と遭遇したが、なんとか逃れる。
精二の説明ではもうすぐ人間の集落につくらしいが…
あらすじ
ネズミ「もうすぐ地下の人間の集落に…」
扉を開けるとそこは地下鉄の線路脇だった。
鮫島「すげェ… 地下鉄に出た…」
精二の説明では駅に人間の集落があるとのことだった。
しかし、駅と地上の出入り口は爆破して塞がれていて、精二は遠くの駅から地下に入ったらしい。
明「なんでもいい。どれだけ歩こうと俺は東京に出れればそれでいい」
地下鉄の線路を進んでいくとバリケードが作られていて道が塞がれていた。
鮫島が呼びかけるも返事は無し。
扉に手をかけてみると鍵が閉まっていなかった。
中に入り、駅のホームに上がる明達。
上へのエスカレーターには人間の死体の山が…
それを乗り越えながら上に上がる明達。
上がった所でトイレから物音がし、皆で見に行こうとすると出口が塞がれた。
前方から、バットやナタを持った人間達が現れた「逃げ道は塞いだ。食い物を全部よこせ」
鮫島「ハ とんんだ歓迎っぷりだな」
見合う両者。
感想
ちくしょう!
子供らしさが半端ねェ!!
地下鉄の線路に出た明達。勝次が「オーイ」と叫ぶなんてまだまだ子供だなぁ。
その後、ネズミに「何を偉そうに」とか、鮫島に「通訳しろハゲ」とか大人に対して敬意ってもんがねェ!
ちくしょう!
大人の権威が微塵もねェ!!
バリケードを叩いて中の人間に扉を開けさせようとする鮫島。「開けてくれ!!人間だ!!」って言っただけで開けるわけがねェ! こんなんでは勝次にバカにされるのも当然ってわけだ。
扉に鍵がかかっていないことに気づいた鮫島
ハゲが真っ赤になりやがって!
ホームに上がり、エスカレーターに大量の人間の死体が転がっちまってる光景を見ても、勝次はちょっと暗い表情するだけで平気で進みやがる! それに比べて大人のネズミはもどしちまうし… 大人がこんな状況でそれを見ている子供の勝次が「自分がしっかりしなきゃ」と思い、大人びちまうのかァ? なるほど考えちょる。
こんなところでテクノロジーの変化を感じるとはな
地下鉄のホームに上がった明達。そこの柱に…
へ?フリーのWiFi? 彼岸島の世界って 最後の47日間のラスト、吸血鬼が東京の真ん中で吸血鬼化した蚊をばらまこうとした時
流行りに乗るであろう東京の若者達はみんなガラケーだったぞ!? この時に吸血鬼化した蚊をバラ撒かれて日本は無政府状態になっちまって技術も停滞したはずだが…? っていうか時代はいつなんだァ? 最後の47日間のラストではテレビに『地デG』と表示されていたが、地デジ開始は2003年でアナログ停止は2012年。作中では最後の47日間のラストから長く見てせいぜい1年経ったぐらい。この世界の時代設定はいつになってんだァ?
彼岸島の時代は
いつの時代かよくわからんな
話半分で観ておこう
明達が歩いた線路は作中から『地下鉄成増駅の2番線』ということが分かる。その2番線にホームドアが接地されたのは2010年の7月10日。作中の時代は最低でも2010年7月10日以降ってワケかァ?
まさかトイレに入ったら
クソみてェな考えした人間が出て来るとは
なんたる皮肉…
トイレに明達を追い込んだ人間達。でもこの手際の良さからして頻繁にこの作戦をやって食料を奪っているのかァ? でもそんな都合良く人間がホイホイ来るとは思えねェなァ… 吸血鬼も誘い込んだりするのかァ? でも頻繁に食料を持った人間なり吸血鬼なりが来なければ、飢えちまうんじゃねェのかァ? 道を塞いだヤツが一人、奥に隠れていた人間は4人で最低でも5人分の食料を稼がなくてはならんのだが… 効率悪かねェか? それともそれだけ吸血鬼に勝てねェで追い詰められちまったのかァ? 大阪でトンネルに篭っていた人間達のリーダーの岩田は実は優れたリーダーだったんじゃねェのか? あれだけの数を養っていたワケだし。それに比べてコイツラの頭の悪さよ…
まともなのが一人もいない
こんなんで飢えとやらにちゃんと立ち向かえるのやら
この救世主が
救う気ない顔をしてるから
ちくしょう!
駅に進入してきた明達を追い込んだ人間達だが、鮫島のガタイの良さをみても勝てると思ってんかァ? いくらバットやナタを持っていてもガリガリの身体で勝てるとは思えねェ!
鮫島の表情がやべェ!! 怖ェ… 怖ェよハゲ… この後に「とんだ歓迎っぷり」をされるのはこの集落の人間のほうじゃねェのかァ? 次回では大人の大人気ねェ暴力が振る舞われちまうのかァ?
ぴったりじゃないか
このでたらめな世界で
でたらめな大人
そしてふるうはでたらめな暴力だ