金剛のアジト『明治屋ホテル』に向かう明達。
しかし、ホテルの前の橋は吸血鬼達が見張っていた。
かがり火に火炎瓶を投げ入れて吸血鬼達が怯んでいる隙に橋を渡ろうとした明達。
上手く行って橋を渡りきろうとした時、痩せ型の邪鬼が現れた!
あらすじ
勝次「この化け物が陣取ってて、これ以上進めないよ!!」
明「邪鬼使いだ。コイツは吸血鬼に操られている。どこかにコイツを操作している吸血鬼がいるはずだ。邪鬼使いを倒して、この邪鬼をただの野獣に戻す」
後ろから迫ってくる吸血鬼達「クソ人間どもォォ」
角材で吸血鬼を薙ぎ払う鮫島「それ以上近づかせねェぞ。クソ吸血鬼ども!!」
勝次「やばいよ!! 完全に前後挟まれた!!」
邪鬼が明を攻撃する直前にチラチラ後方を見る。
邪鬼の両手の攻撃で橋が壊れて途切れてしまう。
鮫島「どうすんだよ!! 橋が分断されちまった!!」
明「それより朗報だ。邪鬼は何度も後ろの茂みに目をやっている。そこに邪鬼使いが隠れているのかもしれん」
火炎瓶を茂みに投げる明「ふんっ」
茂みで火炎瓶が割れ、上半身が燃え上がった吸血鬼が飛び出してきた「ぎゃああああ」
鮫島「本当だ!! 潜んでやがった!!」
しかし、まだ息がある吸血鬼。
ナタを拾って渡す勝次「明!! 投げて!!」
明「よし!! ふんっ」
ナタは燃え上がる吸血鬼の首に当たり、吸血鬼は倒れる。
「!?」邪鬼はキョロキョロしだす。
勝次「いいぞ!! 邪鬼使いの制御が解けたのか!!」
邪鬼がジャンプして橋の壊れた部分どころか明達をも超えた。
勝次「へ・・・? 俺たちを飛べ超え・・・」
吸血鬼達「うおおおおお」「こっちに来たァァ!!」
鮫島「やばい!! 今の衝撃で足元が崩れる」
明「向こう側に渡る!! 走れ!!」
明は勝次を抱えて、鮫島は吉川を台車ごと抱えて、ネズミは一人で橋の向こう側へ渡るため、ジャンプする。
何とか全員渡りきる。
明「行くぞ!!」
先を急ぐ明達。
鮫島「ついに来たな」
「明治屋ホテル。入り口だ」
感想
ンだよ このクソクソ言うマンガ
吸血鬼達「クソ人間ども」
鮫島「クソ吸血鬼ども」
クソクソ言いやがって! 下品な事言うなっ!!
でもこのクソ人間。デカ過ぎじゃねェか!
足元に倒れてるネズミの2倍は身長ありそうじゃねェか!
邪鬼使い!! この邪鬼を動かすには邪鬼使いがいるのか!!
邪鬼使いとは意思疎通して邪鬼を操れる人間、または吸血鬼。邪鬼使いだからどの邪鬼も操れるという訳ではなく、関係が近かった邪鬼のみ意思総通ができる。つまり肉親や親友が邪鬼化してしまった場合のみ、それを操れる。
本来、邪鬼は本能のまま動くが、操られた邪鬼は複雑な動きも出来るようになる。
前回、鬼が腕を引っ込めて明の攻撃を避けたのは邪鬼使いがいたからかァ。なるほど考えちょる。
邪鬼使いをチラッチラッ見る邪鬼。
へ? 操られてる邪鬼は邪鬼使いのほうを見る何てあったけェ?
『彼岸島 最後の47日間』から痩せ型邪鬼を3体操っている3人の女の邪鬼使い。
コイツら、家の中から邪鬼を操ってやがる! 『操られている邪鬼は邪鬼使いを見る』なんて設定ねェじゃねェか!!
ちくしょう 明のコントロールが半端ねェ
「ふんっ」「ふんっ」で火炎瓶もナタもバッチリ吸血鬼に当てやがる!
すげェ… すげェよ明さん… 茂みの中に隠れてる吸血鬼に火炎瓶を一発で命中させるなんて人間技じゃねェ!
火炎瓶を喰らったけどまだ生きている吸血鬼を見た勝次。
「明投げて」って言ってナタを渡す小学4年生もやべェ! 吸血鬼に止めを刺すことに躊躇がねェ! ジョスコ編で岩田健太が、明に「吸血鬼を殺せ」と言われてもヤれなかったのに!!
流石は救世主様だ パワーがある
この距離とべんのかよ!
角材と吉川の台車を抱えて跳んだハゲもすげェが、小4の勝次を抱いて跳んだ明もすげェ。脚をズッズッ引きずるっていう設定はなくなっちまったのかよ! その後も「行くぞ!」って言ってダッシュしちまってるし…