アニメ14話までの内容は、原作だと74話まで―――佐藤はクロと山籠もりすることになり、山に入っていったところまで―――。
一流のアニメスタッフって
こうゆうブレない
押しの強さも
大事なのか・・・・
アニメ15話は、原作だと75話から81話―――山では兄がマムシをゲット、街では妹が河合をゲットしたところまで―――。
アニメ15話のサブタイトルが「もしかしてサバイバル・・・・。」―――。これは原作の74話のサブタイトル―――。原作74話は、山には入る直前―――クロがキャンプ気分で色々持ってきたアイテムを佐藤が削って最小限にする回―――。この74話のクロは「もしかしてサバイバル?」となるが―――今回のアニメの内容はクロがサバイバル感を体験して「もしかしてサバイバル・・・・。」という感じになるので、今回に付いていたほうがしっくりきてる―――。
佐藤がヘビを捕まえて、木に叩きつける―――。そして頭を切り落とすのだが、アニメだと切り落とすシーンは無し―――。その後、拠点にする所に付いて佐藤はヘビを置いて薪を探してくるのだが―――そこではヘビに頭が付いていた―――。頭を切り落とす描写はNGか―――? 焚き火を点けて、佐藤がヘビを捌いているところもカットされて―――
アニメではいきなり棒に巻かれた皮をむかれたヘビを焼きだしていた―――。ヘビをしばくのは良くて、ヘビをさばくのはダメ―――? 命を頂くって事を見せないのは―――山籠もりして生き死にが身近に感じられるという佐藤が感じていることを表しているシーンなのになぁ―――。なぜか漫画では通用した表現方法は―――アニメでは通用しない―――のか―――? 公共の電波に乗ることだから、漫画よりも規制されてしまうのは仕方ないか・・・・。
佐藤がボスから教わった、松葉のお茶を振る舞うところもカット―――。
真似する奴が出ないようにカット―――ではなく、これは尺の問題か―――? 佐藤が世話好きの兄さんになっている一幕だが、世話を焼いているシーンは他にもある―――。カット出来るシーンがあるなら切れりゃ上等、あるもので工夫―――ということで、世話を焼いているシーンが複数あるから一つカットしても良いだろうという判断か―――。
暗くなり、テントの中へ―――。退屈だとクロが愚痴っている―――。街では洋子が退屈だとごろごろしている―――。
この洋子の部分がカット―――。暇を持て余す洋子が河合という獲物を狙う前フリなのに―――。人をナメるようになったクマに、人は怖いと教え込む―――女をナメるようになった河合に、女は怖いと教え込む―――。そういうリンクしているようで、洋子は好き勝手やってるだけやんけ―――!というシーンの前フリなのに―――・・・・。これを差し込むヒマは30分アニメの中には無かったか―――。
一味も二味も
ちがうアニメに
シビれるぜ―――
ちくしょう!!
原作だと当然、鳥の鳴き声などは聞こえないが、アニメだとそういうBGMが入れてあって山の中に入っている感じが出ていていいな~。
近くにいるが別行動で―――と言いながら付いてきたが、愚痴ったり足を引っ張っているクロ・・・・。しかしそんなクロに対して佐藤は、簡易の杖を作ってあげたり―――山でイノシシに出会った時の対応を教えてあげたり―――ヘビ1頭しかなかったのに半分分けてあげたり―――色々アドバイスしてあげたり―――クマを追っ払ってやったり―――。佐藤は殺し屋の習性を持っていない―――育てた人が違えば一般社会に馴染んでいたんだろうな―――という一面が見える―――。
そんな佐藤にたいがいの事をしてもらうクロ―――。これもある意味、知恵と工夫で身近にあるものを利用して生きていると言える―――か?
クマを前にテンパって、背中を見せず死んだふりをしてしまうクロ―――。
心の声が流れるシーンは声優の演技も相まって面白いが―――ここは特に面白い―――。自分にはそんな災難は起こらない―――なんで俺が―――?と動揺しているクロ―――が、佐藤がクマに「人は怖い」と教えるためにちょっと痛い思いをさせると聞くと、見てみたいと喜んでしまう・・・・。クロの習性は変わらないままなのか―――?