アニメ13までの内容は、原作だと69話の最後―――佐藤が真黒住宅の屋上でサンマを七輪で焼いて「平和やなァ―――」と言うところまでだった―――。
いきなりここから
主題歌が変わるんスね
もしかして
ここってカットっスよねぇ?
そうゆうとこ
シブイっス!!
アニメ14話は、原作だと70話から74話の最後まで―――佐藤とクロが山に入っていくところまでの内容だった―――。
オープニング曲とエンディング曲が変わった―――。ラップ固定なのか―――?
オープニングでは色々先のシーンが出ているが―――原作を知っているからこのシーンはあの話のアレだ!とか分かるわけで、未読の人視聴者にもネタバレにはならない―――?のかも知れない―――。
エンディングでは佐藤が描いたという形の主要キャラをデフォルメされたイラストが次々と表示される―――。佐藤にしては上手いような気がするイラストだった―――。
洋子が寝転がっている時、原作では洋子はホラー映画を見ていると描かれていた―――。
アニメではまったく映さなかった―――。ここで洋子がどんな映像を見ていたかは後々に関係なかったから、特に描く必要はなかった―――。そして、キャラ一つ一つに設定画を作らなければいけないので、それを省略できる―――カットする事で放送時間も余裕が出来る―――。これがプロの仕事か―――。
クロがキャンプ道具をいっぱい用意しているシーンはカットされていた―――。
この後の山に入る直前に佐藤がチェックするシーンは当然アニメでもやっていた―――。原作だとこの買い物シーンと直前の佐藤チェックは別回で、買っているところはあれだけ言われたのにキャンプ気分抜けてない―――!とツッコんで、佐藤にチェックされる時は佐藤からツッコまれることになる―――。アニメだと同じ回―――。なら道具を買う所はカットして、山籠もり直前にダメ出しするほうが面白い―――。ナイフを買わずに「ドスでいいか~」というセリフ、後々のオチのネタバレも回避出来ている―――。ここもアニメスタッフのプロの仕事が光っている―――。
これは
ただの感想だから・・・・
だろ?
ミサキからなんか避けられている佐藤―――それよりも貝沼とは―――? 両方コミュ障なので喋らなくて済む―――? オクトパスでも配達とちょっとイラスト手伝うだけのマシーンか―――? 働くだけの冷たい機械なのか―――?
砂川と武器商人・マツの会話―――。
腹の中を見せないマツ―――それを探る砂川―――。ここのやりとり面白いな―――。「小島が務所から出てきて活気が出てきたかな」と、とぼけるマツがコーヒーを出す―――砂川が「小島は死んだよ」と言うが、その真実を知った直後なのにマツはコーヒーカップを震える事なく静かに置く―――。動揺を見せなかった事で砂川は、マツは知っていたと見抜く―――。元始末屋相手でも、そういう所から情報を引き出す洞察力の高さが描かれている―――砂川はただのハゲではない、と―――。
ナイフ屋を尋ねる佐藤―――。
原作では店長と少ないが会話をしてから―――
ナイフをショーケースから出して手に持たせてもらっている―――。
アニメでは一方的に店長が話しかけて、「手に持ってみます?」と聞かれて佐藤は小さい声で「ああ」と言うだけでナイフを持たせてもらっている―――。佐藤がプロとしてのオーラをゼロに出来るとしても、セキュリティどうなってんだ―――? 服屋なら試着を勧める接客方法も分かるが―――ナイフを売っているのに、小さい声で「はい」だけしか言わない客にナイフを持たすのか―――? それともこの店長は、ナイフ屋のプロと言えるぐらいの客の目利きが出来て、客がどんな奴か見抜けるのか―――? バー・バッファローでもマスターは、洋子がいつもと違ってもプロと誇れるレベルの接客をしていた―――。太平市では色々なプロがいるんだろう―――。
クロが真黒住宅を訪ね、洋子に対してファブルの名前を出した時、洋子の顔は原作ではガラッと変わったが―――アニメでも作風がガラッと変わった―――ッ! これぐらい普段から気合入れてくれるとありがたいんだが・・・・。でも視聴者から必死に頼まれたのか、今回は前よりは良くなっていたような気がした―――。
クロは佐藤を”先生”呼びではなく、”兄さん”呼びで―――。芸人では目上の先輩をそう呼ぶから―――。佐藤の「芸人扱いか・・・」という反応はアニメではカットされたな―――。この時の佐藤は芸人扱いされて、俺はジャッカル富岡と同じ扱い?となって内心嬉しかったんだろうか―――? その後、クロはジャッカル富岡が出ているドラマの主題歌を歌っている浜乃屋庄三のCDを渡している―――。兄さん呼びは、芸人・ジャッカル富岡が好きな佐藤の心をくすぐるための作戦だったのか―――? そうするとなるとクロはカンが良いと言えるが、その後のクロはカンが悪いとしか言えないようで・・・・。真黒組組員のただのマグレだったようだ―――・・・・。
このシーンで、クロが「小耳に挟みまして」と言って、CDを渡す―――「小耳に挟みまして」と言ってキャンプの話題を出す―――。それに佐藤が「よく挟む小耳やな」と返す―――。ここは佐藤がボソッと言ったのがハマっていて面白かった―――。声優さんが、このシーンは好評だったという噂を小耳に挟んでほしい―――。
ボスからの贈り物―――洋子が届いていたと佐藤に言うシーン―――。細かいが、原作では冷蔵庫の上だった―――
アニメでは電子レンジの上になっていた―――。その電子レンジは冷蔵庫の上に載っていたから、電子レンジがプラスされただけ―――アニメでは真黒住宅が少しだけ豪華になっている―――! 猫舌の佐藤には無用の長物だけど―――・・・・。
その猫舌の佐藤が、洋子の野菜炒めを前にして、手を付けないシーン―――。この「チラ」が無かったな・・・・。
これは入れてほしかった―――・・・・。無言でチラっと見て催促するのが面白いのに―――。ちょっと目を動かすだけなのにな―――。俺が目の動きを細かく見すぎなのか―――? 敏感過ぎなだけなのか―――? 原作との差に細かく敏感に反応して、毒舌ばかりだというのか―――?
ミサキの過去を知って、敏感になっている貝沼―――。
佐藤に盗撮がバレて、ミサキのヤクザ関係の揉め事はどうなったか知らないのに、盗撮メモリーを回収したい事だけを考えている―――。コイツはもうプロの域―――変態のプロや―――!
佐藤とクロが山籠もりに向かっていく姿を見た洋子は「楽しそう」だと羨ましがる―――。退屈で仕方なかった洋子はこれに刺激され、クマ以上の危険な存在になるが―――それは2,3週先か―――? それまではただの山で暮らす2人の男が描かれる―――。それにこの山籠もり編は、少しネタバレしてしまうと敵の殺し屋やヤクザは出てこない―――しかしそれでも面白いので、敵が出ないというマイナスの要素でフーフーされても―――冷めることなく熱いままでいただける~♪